アローラ地方の独自の自然環境に適応したポケモン!?

 2016年8月1日、株式会社ポケモンは、2016年11月18日発売予定のニンテンドー3DSソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』に関する新情報を公開した。『ポケットモンスター サン・ムーン』は、人気シリーズ『ポケットモンスター』の最新作。新たな冒険の舞台、アローラ地方で、さまざまな人々やポケモンたちとの物語が展開される。今回のリリースでは、アローラ地方の一部のポケモンが、独自の自然環境に適応し、ほかの地域とは異なる姿をしていることが明らかになった。

以下、リリースより。


アローラ地方の環境に適応した姿を持つポケモンたち

 一部のポケモンは、アローラ地方の独自の自然環境に適応し、ほかの地域とは異なる姿をしています。姿が異なるポケモンたちは「リージョンフォーム」と呼ばれ、アローラ地方に根付いたポケモンとして、生活しています。 「リージョンフォーム」のポケモンたちは、姿が異なるだけでなく、その生態も、これまで発見されている姿とは異なっているようです。

とにかくデカい!”ナッシー”

デカいナッシー!? こおりタイプのロコン!? 『ポケモン サン・ムーン』でほかの地域とは異なる姿のポケモンたちが公開!!_09
▲アローラ地方で見られるナッシー

名前:ナッシー(アローラのすがた)
分類:やしのみポケモン
タイプ:くさ・ドラゴン
高さ:10.9m
重さ:415.6kg
特性:おみとおし

姿を変えた理由
1年中強い日差しが降り注ぐアローラ地方の環境が、姿の変化をもたらした。 アローラ地方のナッシーこそ本来の姿であると、アローラ地方の人々は誇らしげだ。

圧倒的なリーチ
長い首を鞭のようにしならせて堅い頭部で攻撃することが得意! ただし、その首が弱点になってしまうことも……

4つ目の頭!
アローラ地方のナッシーには通常のナッシーと違い、尻尾に4つ目の頭がある! 4つ目の頭は独立して尻尾を操り、頭の攻撃の届かない後方の敵に立ち向かう!

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▲これまでに発見されていたナッシー

氷の息を操る“ロコン“

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▲アローラ地方で見られるロコン

名前:ロコン(アローラのすがた)
分類:きつねポケモン
タイプ:こおり
高さ:0.6m
重さ:9.9kg
特性:ゆきがくれ

マイナス50度の息!
口からマイナス50度の息を吐き、あらゆるものを凍らせることができる。 暑さが苦手で、気温が高いときは、尻尾から氷を発生させて周囲の気温を下げる。

姿を変えた理由
ロコンは、人間と一緒にアローラ地方に移り住んできたが、ほかのポケモンたちの生活圏を避け雪山で暮らすようになり、今の姿に変化したと言われている。

雪山で群れで生息!
1年中雪の積もる高山に生息している。 2~5匹の群れを作り、助け合いながら暮らしている。

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▲これまでに発見されていたロコン

神の使いと呼ばれる”キュウコン”

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▲アローラ地方で見られるキュウコン

名前:キュウコン(アローラのすがた)
分類:きつねポケモン
タイプ:こおり・フェアリー
高さ:1.1m
重さ:19.9kg
特性:ゆきがくれ

神の使いと呼ばれる
アローラ地方で神聖な山として奉られている雪山に住むキュウコンは、人々から神の使いと畏怖されてきた。

穏やかな性格
性格は極めて穏やかで、遭難しそうな人間を助けてくれることもある。 ただし、生活圏を荒らすものに対しては容赦しない!

氷を操る能力
全身の毛から氷の粒を発生させ操る能力がある。氷の粒で攻撃を防いだり、固めて氷の玉を作り弾丸のように飛ばしたりすることもできる。その威力は、岩をも破壊するほど!

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▲これまでに発見されていたキュウコン

鋼の皮膚と氷の外殻をまとう“サンド“

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▲アローラ地方で見られるサンド

名前:サンド(アローラのすがた)
分類:ねずみポケモン
タイプ:こおり・はがね
高さ:0.7m
重さ:40.0kg
特性:ゆきがくれ

鋼のような皮膚と氷の外殻
雪山の過酷な環境に適応し、体が変化した。堅い鋼のような皮膚の上に、氷の外殻をまとっている。防御に優れる一方、柔軟性には欠け、通常のサンドのように体を丸めることはできない。

姿を変えた理由
サンドはもともと砂漠地帯に住んでいた。しかし、付近にあった火山の度重なる噴火により、砂漠を離れ、雪山に移り住み、今の姿に変化した。

氷上の動きが得意
体重が重くなり、通常のサンドよりも動きが遅くなったが、手足の爪で氷上を滑らず移動できる。すばやく移動するときは、腹を使ってカーリングのストーンのように滑る。


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▲これまでに発見されていたサンド

氷のハリで身を守る“サンドパン“

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▲アローラ地方で見られるサンドパン

名前:サンドパン(アローラのすがた)
分類:ねずみポケモン
タイプ:こおり・はがね
高さ:1.2m
重さ:55.0kg
特性:ゆきがくれ

背中の氷のハリ
雪山に棲むサンドから進化したサンドパンは、背中のハリが氷に覆われ、鋭く巨大に発達した。強敵から身を守るときには、雪の中に隠れ、ハリだけを外に出す。

雪原や氷上での高い機動力
体にまとう氷の重さで、通常のサンドパンよりも体が重く、動きも鈍い。だが、雪原や氷上では、かぎづめで道を作りながら移動するので、とてもすばやく移動できる。

美しい雪しぶき
サンドパンが移動するときに、雪をかき上げて作るしぶきは非常に美しく、その瞬間を収めるために雪山を目指すカメラマンも多い。ただし、サンドパンのすみかは山奥で、遭難の危険性が高く、許可なく入山することは禁止されている。

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▲これまでに発見されていたサンドパン

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