『ドラゴンクエスト』30年の歴史が集結!
2016年7月24日から9月11日までの期間に東京・渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールにて開催される“ドラゴンクエストミュージアム”の内覧会とオープニングセレモニーのリポートをお届けする。
内覧会に先駆けて実施されたオープニングセレモニーでは、まず『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二氏が登壇し挨拶を行った。ひと足早く会場を見たという堀井氏は、「30年間のいろいろなことを思い出して感無量でした。展示物を見ながら、自分が勇者だったときのことを思い出してもらえたらうれしいです」とコメント。ちなみに堀井氏は展示物の中でジオラマがお気に入りのようで「いつまでも見ていたいです」と感想を語っていた。
オープニングセレモニーでは、『ドラゴンクエスト』30周年の開催に合わせて行われていた“ファンアートコンテスト”と“モンバーバラの踊り子 オーディション”の受賞者も発表。“ファンアートコンテスト”では、ゴーレムとスライムのほのぼのとしたシーンを描いたジジさんがグランプリに選ばれた。受賞した感想を聞かれたジジさんは「『ドラゴンクエスト』という作品で、このような栄誉ある賞をいただけて、たいへんうれしく思います」と話していた。“モンバーバラの踊り子 オーディション”のグランプリに選ばれたまっしろさんは、「すごくうれいしいのですが、まだ実感が湧かないです」と喜びを表現した。
続いて、8月14日16時30分よりTBSにて放送予定の『ドラゴンクエスト』30周年記念番組に出演する狩野英孝さん、宮澤エマさん、夢眠ねむさん(でんぱ組.inc)、お笑いコンビTKOの木本武宏さん、木下隆行さんが登場。ひと足先に会場を見たという出演者陣は「30年前の記憶が蘇りました」(木下さん)、「ジオラマの完成度がすごいです。ひとつひとつじっくり見たいです」(木本さん)、「ゲームの世界がそのまま再現されていて、遊んでいたときのことを思い出しました」(狩野さん)、「身体を動かして、体験できる展示物もあるので、本当にオススメです」(夢眠さん)といように、魅力をアツく語り合っていた。
今回の出演者の中で唯一『ドラゴンクエスト』シリーズをプレイしたことのないという宮澤さんは「世界中の『ドラゴンクエスト』ファンの方に申し訳ないと思いつつ、見せていただいたんですけれども、世界観に圧倒されて、会場を出るころにはファンになっていました。ぜひ、ゲームもプレイしたいです!」と興奮気味に感想を述べた。これを聞いた堀井氏も「『ドラゴンクエスト』を知らない人にも、これを機会に知ってもらえるとうれしいです」とアピール。その後、テープカットとフォトセッションが行われ、オープニングセレモニーは終了。