全国各地での継続的な開催を目指す
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、各地域で、コンピュータエンターテインメント開発者向けのカンファレンスイベントを“CEDEC+”(セデック・プラス)の名称で開催していくことを発表した。
“CEDEC+”の第1弾は、2016年10月22日(土)に福岡市の九州大学大橋キャンパスにおいて、“CEDEC+KYUSHU 2016”の名称で開催される。開幕公演で登壇するのは、レベルファイブ 代表取締役社長/CEOの日野晃博氏。詳細は、“CEDEC+KYUSHU 2016”公式サイトにて確認してほしい。
“CEDEC+”の開催は、首都圏以外の地域でコンピュータエンターテイメントに関わる開発者同士の交流の活
性化を図り、CEDECに加えて、新たな価値領域を提供していくことを目的とするもの。
“CEDEC+”は、地元のCESA会員が責任者となり、関連企業や団体などの有志で組織する実行委員会が、CESAへ開催申請し、CEDEC運営委員会を統括するCESA技術委員会の審議、承認を経て開催が決定する。実行委員会は“CEDEC+”を主催し、CESAは共催となり、CEDEC運営委員会が実行委員会と連携し企画、運営を推進するとのこと。
これまでCESAでは、日本全国のコンピュータエンターテインメント開発者から寄せられてきた、「遠方からの参加が難しい」、「限られた人数しか参加できない」などの声に応えて、2014年11月に“SAPPORO CEDEC 2014“、2015年2月に“KANSAI CEDEC 2015”、2015年10月に“KYUSHU CEDEC 2015”を開催してきた。今後は、“CEDEC+”の名称でCEDECを全国各地で継続的に開催していくことで、日本国内の各地域で活動しているコンピュータエンターテインメント開発者に対して、最新の技術情報を提供するとともに、カンファレンスを通じた開発者のコミュニティの活性化による、日本のコンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与していくという。