『逆転裁判6』に続き、『牧場物語』シリーズ最新作が2位を獲得

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年6月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。(集計期間は2016年5月30日~6月26日の4週分)。


 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2016年6月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを まとめました。集計期間は2016年5月30日~2016年6月26日(4週分)です。

【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位:逆転裁判6(3DS) カプコン 238,516本
2位:牧場物語 3つの里の大切な友だち(3DS) マーベラス 110,597本
3位:ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり(Vita) スクウェア・エニックス 71,506本
4位:ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり(PS4) スクウェア・エニックス 71,407本
5位:太鼓の達人 ドコドン! ミステリーアドベンチャー(3DS) バンダイナムコエンターテインメント 54,439本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位:プレイステーション4 81,376台(先月1位 プレイステーション4 117.290台)
2位:ニンテンドー3DS(合計) 73,141台(先月2位 ニンテンドー3DS(合計) 87.436台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位:カプコン 26,9万本
2位:スクウェア・エニックス 26,8万本
3位:任天堂 24,0万本

【2016年6月期の家庭用ゲーム市場について】
 月間ゲームソフトランキングでは、「逆転裁判」、「牧場物語」といった3DSの人気シリーズ新作が上位にランクインしています。月間トップの「逆転裁判6」(カプコン/2016年6月9日発売/3DS)は、3週目時点で23,9万本を販売。ほぼ1年前にリリースされた「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」(カプコン/2015年7月9日発売/3DS)の累計19,6万本を早くも上回っています。

 月間2位の「牧場物語 3つの里の大切な友だち」(マーベラス/2016年6月23日発売/3DS)は、4日間(初週)の集計で11,1万本を売り上げ、2014年に発売された「牧場物語 つながる新天地」(マーベラス/2014年2月27日発売/3DS)の初週11.7万本と同等の立ち上がりとなりました。前作は累計27,0万本まで数字を積み上げているので、最新作についても今後の伸びが期待されます。

 そのほかのソフトでは、「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」(スクウェア・エニックス/2016年5月27日発売/Vita・PS4・PS3)は、PS Vita版が3位、PS4版が4位、PS3版が7位と引き続き上位を維持しています。3機種合計の月間販売本数は18,4万本で、タイトル別では第2位の実績となります。

 月間1,0万本を販売し、27位にランクインしている「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」(ポケモン/2014年11月21日発売/3DS)は、発売から1年7ヵ月で累計販売本数がついに300万本を突破しました。

 月間ハード販売台数ランキングでは、月間8,1万台を販売したPS4が5ヵ月連続で首位を獲得。3DSは4機種合計で7,3万台を売り上げ、前月に続いて2位となっています。

 2016年7月期は、「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」(レベルファイブ/2016年7月16日発売予定/3DS)や、「パズドラクロス 神の章/龍の章」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント/2016年7月28日発売予定/3DS)といったビッグタイトルが3DSで登場します。8月期以降は他の機種においても大作が発売予定となっており、夏商戦に向けて、家庭用ゲーム市場の盛り上がりが加速していきそうです。

<ファミ通調べ>

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)