『ポケットモンスター サン・ムーン』のE3 2016情報を総まとめ!
E3 2016期間中となる現地時間2016年6月14日、任天堂ブースからゲーム情報番組“Nintendo Treehouse: Live @ E3 2016”が配信。同配信番組で、株式会社ポケモンから2016年11月18日に発売されるニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』に関する最新情報が紹介された。
番組内で本作から新たに登場するポケモンであるツツケラやヤングースの存在が判明したことや、新たな対戦ルール“バトルロイヤル”の情報が明かされたことは既報の通りだが、ここでは世界初公開となったソフトのデモプレイ映像を中心に、再度『ポケットモンスター サン・ムーン』の新情報を振り返る。
▲今回公開された新ポケモン、ヤングース。つねに空腹の暴れん坊らしい。
▲こちらも新ポケモンのツツケラ。“秒速16連打”でくちばしを木に打ちつける。
デモプレイ映像からわかる本作の注目ポイント
配信番組には、本作プロデューサーの増田順一氏とディレクターの大森滋氏が解説役として登場。『ポケットモンスター サン・ムーン』というタイトルにした理由について増田氏は、「この地球には生き物がたくさんいますが、生き物に対してとても影響があるという意味で太陽と月は重要。その重要なものをタイトルにしました」とコメント。作品名と伝説のポケモン、そして本作の物語が大きな関わりを持っていることを示唆する発言をしていた。
また、『ポケットモンスター』シリーズの完全新作では初のディレクターとなる大森氏は、本作のUIやグラフィック、演出などの向上について番組の随所で言及。ポケモンの愛嬌のある動きや、バトル中のカメラワーク、操作画面などの強化に自信をのぞかせた。今回のデモプレイは、本作のごく一部に過ぎず、全貌が明かされるのはまだ先の話だが、作品のクオリティーの高さを期待させるには十分な内容だったと言えるだろう。
▲主人公の等身は、これまでの作品よりも若干大きめ。より動きがリアルになり、プレイの没入感が高まっている。
▲道で待ち構えるポケモントレーナーからの視線を感じると、画面の上下が暗くなっていく。主人公が接近するほど高まる緊張感が可視化された。
▲トレーナー戦に勝利を収めた際のリアクションもリッチに。3D描写の人物のモーションは臨場感いっぱいだ。
▲ポケモンを捕まえた際の演出も大きく変化。カラフルな文字とともにポケモンが表示される。白いモンスターボールのようなマークの部分には、対になるポケモンや進化したポケモンが表示されるようだ。
▲ポケモンがレベルアップした際の能力アップの様子。文字色がカラフルになっているが、項目に変化はなさそう。
▲▲“Water Gun”部分に黄色で記された“Super effective”は、いわゆる“こうかは ばつぐんだ!”のこと。本作では一度遭遇したポケモンに対して技の効果がわかるインターフェイスが採用されている。ちなみに、バトル中のポケモンをタッチすると能力の変化を確認できるとのこと。
▲デモプレイでは、主人公がリリータウンで開催されるお祭りに向かい、そこでハウ(写真右)という少年とポケモンバトルをする様子が紹介された。写真左中央の男性はハラというポケモンバトルの実力者。
▲左の男性はアローナ地方に住むククイ博士。隣の少女は博士の助手をつとめるリーリエ。
▲デモプレイ中にはリーリエが持っているバッグが大きく揺れたような……。大森氏によると、バッグには何か秘密があるとのこと。
▲話題沸騰の新たな遊び“バトルロイヤル”。4人のプレイヤーが最大3匹のポケモンを選び、1匹ずつバトルに出すルールだ。ちなみに、このパートの紹介の際、増田氏から本作には主人公の着せ替えの仕様があることが明かされた。
▲4つどもえのバトルロイヤル。相手の行動を読んで、どのような行動が最適なのか判断する高度な戦略が必要になりそうだ。