ヤンとキャゼルヌの会話は、何を意味するのか!?
田中芳樹氏のSF小説『銀河英雄伝説』を原作とした新アニメプロジェクトの公式サイトに、2015年12月以来となる謎の一文が掲載された。今回はヤン・ウェンリーとアレックス・キャゼルヌの会話で、“アフレコスタジオ”や“オーディション”といったフレーズが散りばめられている。今後の展開に注目しょう。
以下、リリースより。
昨年の八月に新アニメプロジェクトの公式サイトが立ち上がった「銀河英雄伝説」。この公式サイト上に6月3日14:00に謎の一文が、掲載されました。公式サイト上には過去2015年の12月28日に原作小説の一節を引用した謎の一文が掲載されましたが、約半年の期間を空けて今回再び同様の文章が掲載されました。内容は原作小説「銀河英雄伝説1 黎明編」の「第五章 イゼルローン攻略」の一節で、ヤン・ウェンリーとアレックス・キャゼルヌの会話だが、「アフレコスタジオ」「オーディション」といったフレーズが散りばめられた内容になっています。前回同様アニメの制作状況を表す内容のように見て取れます。継続してこのような文章は掲載されるのか、謎は深まります。今後も公式WEBサイトをご注目下さい。
<公式サイトに掲載された文章>
「こういうことはもったいぶったほうがありがたみがでますから」
「もっともだ。用意する物資があったら言ってくれ、袖の下なしで話にのるぞ」
「ではアフレコスタジオを一部屋、これはかつて鹵獲したものがあるはずです。それにオーディションの案内を二〇〇通ほど用意していただきましょう」
キャゼルヌは細めた目を大きく開いた。
【「銀河英雄伝説」新アニメプロジェクト】
制作:プロダクション I.G
展開時期:2017年
【「銀河英雄伝説」について】
<イントロダクション>
宇宙を舞台に壮大なスケールで描かれる田中芳樹によるSF小説「銀河英雄伝説」は 1982年に第1巻が刊行されて以来、累計発行部数1500万部を超えるベストセラーSF小説。1988年からは、アニメシリーズが制作され、OVA110話、外伝52話、劇場公開作品3本という、圧倒的ボリュームで展開。今なお多くのファンの心を魅了し、SFファンに語り継がれている作品。今回の新アニメプロジェクトは原作小説から再度映像化の許諾を受け、制作される新たな映像展開。
<『銀河英雄伝説』あらすじ>
数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟の二国に分かれた。この二国家の対立は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきた。そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「戦争の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「黒髪の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。