オリジナル版ディレクターの西澤龍一氏らも協力
ウエストン開発のワンダーボーイ/モンスターワールドシリーズの一作として、セガからゲームギアなどで発売されたアクションゲーム『モンスターワールドII ドラゴンの罠』(PCエンジン版は『アドベンチャーアイランド』)。そのリメイク版となる『Wonder Boy: The Dragon's Trap』が発表された。
発表を行ったのは、本作のパブリッシャーとなるDotEmu(レトロゲームのスマートフォン移植などで名前を聞いたことがある人もいるだろう)。開発は、パリのインディースタジオLizardcubeが行う。プラットフォームはPC版のほか、具体的な機種名は明かされていないものの、家庭用ゲーム機版もリリース予定。
本作では、メカドラゴンによって半獣人のリザードマンに姿を変えられてしまった主人公が、呪いを解くために冒険する。リザード以外にも、マウス、ライオン、ピラニア、ホークなど、全部で6種類の形態が登場。水中を進めるピラニア、小さな所に入れるマウス、空を飛べるホークなど、それぞれが持つ特性を活かして進んでいくのだ。
また今回のリメイク版で特に目を引くのが、アート部分だ。手描きの可愛いキャラが機敏に動くアニメーションが気持ちよく、思わず世界に引き込まれる。なおサウンドでは坂本慎一氏によるオリジナルを土台に、クラシックアレンジしたものを収録するとのこと。なお開発にあたっては、オリジナル版のディレクターである西澤龍一氏のほか、藤原三二氏(LAT代表取締役)らが協力を行っているという。