主力のデジタルエンタテインメント事業が好調

 コナミホールディングスは、2016年3月期の決算短信を発表。売上高が2499億200万円(前期比14.6%増)、営業利益が246億7900万円(前期比61.2%増)、税引前利益が237億6800万円(前期比40.1%増)、当期利益が105億3100万円(前期比5.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が105億1600万円(前年同期比6.0%)となり、当期包括利益合計額は79億2600万円(前年同期比40.0%減)となった。

  デジタルエンタテインメント事業においては、累計2200万ダウンロードを突破した『実況パワフルプロ野球』や『ワールドサッカーコレクション』シリーズ、『プロ野球スピリッツA(エース)』を始めとするモバイルゲームが堅調に推移。また、『メタルギア』シリーズの最新作『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』や『ウイニングイレブン2016』(海外名『PES 2016- Pro Evolution Soccer -』)が、高評価により、継続運営により長く楽しまれているとした。この結果、売上高は1326億8200万円(前期比36.8%増)、セグメント利益は356億6900万円(前期比110.0%増)となった。

 来期の見通しとして、売上高2100億円(前期比16.0%減)、営業利益250億円(前期比1.3%増)、税引前利益240億円(前期比1.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益150億円(前期比42.6%増)を見込んでいる。