ハード市場ではPS4が3ヵ月連続で首位をキープ

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年4月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。(集計期間は2016年3月28日~4月24日の4週分)。


 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2016年4月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを まとめました。集計期間は2016年3月28日~2016年4月24日(4週分)です。

【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位:妖怪三国志 (3DS) レベルファイブ 437,159本
2位:ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 (3DS) スクウェア・エニックス 191,660本
3位:スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-(PS4) スクウェア・エニックス 134,266本
4位:DARK SOULS III(ダークソウルIII)(PS4) フロム・ソフトウェア 74,868本
5位:ファークライ プライマル(PS4)ユービーアイソフト 45,218本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位:プレイステーション4 97,257台 (先月1位 プレイステーション4 117,875台)
2位:ニンテンドー3DS(合計) 80,160台 (先月2位 プレイステーション Vita(合計) 88,994台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーションVitaは、プレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位:レベルファイブ 45.1万本
2位:スクウェア・エニックス 36.1万本
3位:任天堂 31.5万本

【2016年4月期の家庭用ゲーム市場について】
 月間ゲームソフトランキングでは、新作の「妖怪三国志」(レベルファイブ/2016年4月2日発売/3DS)が43.7万本を販売し、首位を獲得しています。大人気の「妖怪ウォッチ」とコーエーテクモゲームスの「三國志」とのコラボレーションとして誕生した本作ですが、上々の立ち上がりと言えるでしょう。
 また、「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」(レベルファイブ/2016年7月16日発売予定/3DS)との連動も発表され、本作の今後の動きが注目されます。

 そのほかの新作では、「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-(インテグリティ アンド フェイスレスネス)」(スクウェア・エニックス/2016年3月31日発売/PS4)が13.4万本を販売し、3位にランクイン。「スターオーシャン4 THE LAST HOPE インターナショナル」(スクウェア・エニックス/2010年2月4日発売/PS3)が4週で13,0万本を売り上げており、ほぼ同等の出足となりました。

 一方、3月期に発売された「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3」(スクウェア・エニックス/2016年3月24日発売/3DS)は2位、「DARK SOULS III(ダークソウルIII)」(フロム・ソフトウェア/2016年3月24日発売/PS4)は4位と、上位を維持しています。

 また、12位の「Splatoon(スプラトゥーン)」(任天堂/2015年5月28日発売/Wii U)が2.4万本を販売し、累計を128.3万本まで伸ばしています。これにより、「New スーパーマリオブラザーズ U」(任天堂/2012年12月8日発売/Wii U)を上回り、Wii Uソフト累計販売本数において歴代トップとなりました。

 ハード市場では、月間9.7万台を販売したPS4が3ヵ月連続で月間トップをキープしました。また、3DSが8.0万台を売り上げ、1月期以来の2位に浮上しています。

 序盤にゴールデンウィークが含まれる2016年5月期は、「星のカービィ ロボボプラネット」(任天堂/2016年4月28日発売/3DS)や、「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」(スクウェア・エニックス/2016年5月27日発売予定/Vita・PS4・PS3)といった人気シリーズの新作が登場します。ソフト市場の追い風を受け、ハード市場の盛り上がりにも期待が集まります。

<ファミ通調べ>

※ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)