事業会社の社長および業界団体役員として、日本の家庭用ゲーム業界の発展に尽力したことが認められ

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは、同社および同社の子会社であるスクウェア・エニックスの元代表取締役社長 和田洋一氏が平成28年春の叙勲・褒章において“藍綬褒章”を受章したことをアナウンスした。

 和田洋一氏は、2000年に株式会社スクウェアに入社後、2001年に同社の代表取締役社長に就任し、2003年にエニックスとの合併により発足したスクウェア・エニックスの代表取締役社長に就任。その後、2008年10月の持株会社制への移行(※)にともない、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスおよびスクウェア・エニックスの代表取締役社長を兼任し、2013年までその任を務めた。
※株式会社スクウェア・エニックスは、2008年10月に純粋持株会社に移行し、商号を株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスへ変更。同時に、新たに事業会社である株式会社スクウェア・エニックスを設立。

 その間、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の理事・常任理事・副会長、会長を歴任するなど、事業会社の社長および業界団体役員として、日本の家庭用ゲーム業界の発展に尽力。これらの事績が認められ、今回の藍綬褒章の受章に至った。

スクウェア・エニックスの元代表取締役社長 和田洋一氏が“藍綬褒章”を受章_01
OGC 2015の基調講演より

■褒章の種類及び授与対象(内閣府公式サイトより)

 褒章は、明治14年12月の「褒章条例」(太政官布告第63号)公布により、紅綬褒章、緑綬褒章、藍綬褒章が制定されたのが始まりで、以降、大正7年に紺綬褒章、昭和30年に黄綬褒章、紫綬褒章が制定され、現在に至っています。

 褒章のデザインは、「褒章」の二字を桜の花で飾った円形のメダルで、綬の色(紅、緑、黄、紫、藍、紺)により区分されます。

藍綬褒章 授与対象
・会社経営、各種団体での活動等を通じて、産業の振興、社会福祉の増進等に優れた業績を挙げた方

・国や地方公共団体から依頼されて行われる公共の事務(保護司、民生・児童委員、調停委員等の事務)に尽力した方