気鋭のゲストたちによる刺激的な未来像を提示するシンポジウム

 日本科学未来館は、企画展“GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~”の特別記念シンポジウム“テクノロジーとエンターテインメントのスリリングな未来”を2016年4月29日に開催すると発表した。
 同シンポジウムには、シンポジウムには、ロボット研究者の石黒浩氏、ゲームクリエイターの水口哲也氏、ソニー・インタラクティブエンターテインメントの吉田修平氏をスペシャルゲストに迎え、テクノロジーとエンターテイメントの未来について語るものとなっている。
 参加費は無料で、公式サイト(http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1603241519665.html(⇒こちら))より事前申し込みを受付中。中学生以上が対象で、先着300名までが参加可能。
 シンポジウムの模様は、Ustreamにてライブ中継も予定されている。

 以下、リリースより。


 現在、日本科学未来館(東京・お台場)で好評開催中の企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」では、4月29日(金・祝)に特別記念シンポジウム「テクノロジーとエンターテイメントのスリリングな未来」を開催します。
 シンポジウムには、石黒浩氏(ロボット研究者、工学博士、大阪大学教授)、水口哲也氏(クリエーター、ゲームデザイナー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授)、吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)の、ビジネス、コンテンツ、研究分野から3名のスペシャルゲストをお迎えし、テクノロジーとエンターテイメントの未来について語っていただきます。ゲームをきっかけとし、人工知能、ロボティクス、仮想現実などをテーマに、気鋭のゲストたちによる刺激的な未来像を提示したいと考えています。

イベント概要
名称:記念特別シンポジウム「テクノロジーとエンターテイメントのスリリングな未来」
日時:4月29日(金、祝日)18:00-19:30 (17:30~受付)
会場:日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
主催:日本科学未来館
ゲスト:
 石黒浩(ロボット研究者、工学博士、大阪大学教授)
 水口哲也(クリエーター、ゲームデザイナー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授)
 吉田修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)
司会:内田まほろ(日本科学未来館 事業部 展示開発課 課長)
参加方法:事前申込(先着順) 日本科学未来館ホームページ(http://www.miraikan.jst.go.jp/event/(⇒こちら))より申込み
定員:300名
対象:中学生以上
参加費:無料
ライブ配信:
 Ustreamによるライブ中継 http://www.ustream.tv/channel/live-miraikan(⇒こちら)
※当日は、企画展「GAME ON」を18:00まで延長して開催いたします。(常設展その他施設は17:00までです。)

企画展“GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~”にて水口哲也氏や吉田修平氏も参加する特別記念シンポジウムを開催_01
▲左より石黒 浩氏、水口哲也氏、吉田修平氏。

石黒 浩(ロボット研究者、工学博士、大阪大学教授)
 1963(昭和38)年、滋賀県生れ。ロボット研究者。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻・教授(特別教授)、ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。人間酷似型ロボット研究の第一人者。マツコロイドや米朝師匠アンドロイドの制作者としても知られる。2011年、大阪文化賞を受賞。2015年、文部科学大臣表彰受賞およびシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム知識賞受賞。
 劇作家・演出家の平田オリザとの「ロボット演劇」プロジェクトも注目されている。日本科学未来館3F常設展示「アンドロイド―人間ってなんだ?」の監修者でもある。主な著書に「どうすれば「人」を創れるか」―アンドロイドになった私(新潮社)、アンドロイドは人間になれるか(文春新書)などがある。

水口哲也(クリエイター・ゲームデザイナー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design) 特任教授)
 ビデオゲーム、音楽、映像、アプリケーション設計など、共感覚的アプローチで創作活動を続けている。2001年、「Rez」を発表。その後、音楽の演奏感をもったパズルゲーム「ルミネス」(2004)、キネクトを用い指揮者のように操作しながら共感覚体験を可能にした「Child of Eden」(2010)、RezのVR拡張版である「Rez Infinite」(2016)など、独創性の高いゲーム作品を制作し続けている。2002年文化庁メディア芸術祭特別賞、Ars Electoronicaインタラクティヴアート部門名誉賞などを受賞(以上Rez)。2006年には全米プロデューサー協会(PGA)とHollywood Reporter誌が合同で選ぶ「Digital 50」(世界のデジタル・イノヴェイター50人)の1人に選出される。2007年文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査主査、2009年日本賞審査員、2010年芸術選奨選考審査員などを歴任。

吉田修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)
 1986年ソニー株式会社に入社。1993年2月にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)設立メンバーとして「プレイステーション」ビジネスの立ち上げに参画。1996年4月よりゲームソフトの制作部門においてプロデューサーとして第一線で活躍し、2000年4月よりソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカ(SCEA)でソフト制作部門を率いて全世界に向けて数多くのヒットタイトルを創出。2008年5月日米欧のソフトウェア制作部門を統合するSCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)のプレジデントに就任。2014年3月に発表したバーチャルリアリティシステム「PlayStation VR(プレイステーション ヴィーアール)」の開発メンバーの一人。

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