歴史的名作ゲームにまつわる講演が聞ける

 Mintomoは、レトロゲームに関する入場無料のシンポジウム“RETRO GAME A LA CARTE(レトロゲームアラカルト)”を、静岡県沼津市にて2016年4月16日・17日の2日間開催する。

 以下、リリースより。


遠藤雅伸氏らゲーム界のレジェンドが多数登壇するレトロゲームのシンポジウム“RETRO GAME A LA CARTE”が4月16~17日に沼津市で開催_04

■イベント概要
日時:2016年 4月16日~4月17日 (2日間開催)
場所:総合コンベンション施設 プラサ ヴェルデ(静岡県沼津市大手町1-1-4)
プラサ ヴェルデ公式ウェブサイト→こちら
参加無料・予約不要
主催:Mintomo株式会社
協賛:
はるこん実行委員会、OBSLive、『ドルアーガの塔』研究室、有限会社光保険企画、駿河屋、レトロゲーム総合配信サイト「プロジェクトEGG」、cheero(チーロ)

■レトロゲームアラカルトとは
レトロゲームの文化を見つめ直すことで、文化をより豊かにし生活に彩りを与えることを目的としています。各方面の専門家やファンが共演し、貴重な講演・展示などを通じてレトロゲームの歴史を記録することで、新しい価値が再発見・創造されることを願っています。
イベントは、JR沼津駅徒歩3分の総合コンベンション施設 プラサ ヴェルデにて開催され、講演やパネルトークだけでなく展示や物販、レセプションなども行なわれます。
出演者の詳細や講演のタイムテーブルは、公式ウェブサイトをご覧ください。

公式ウェブサイト→こちら

■登壇者プロフィール(抜粋)

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西角 友宏
スペースインベーダー生みの親

株式会社タイトー アミューズメント開発部アドバイザー。アーケードビデオゲームの黎明期に多くの技術とアイデアを創出し、「スピードレース」「ウエスタンガン」などの重要な作品を生み出す。その後、社会現象にもなった「スペースインベーダー」を開発し、ビデオゲームの発展に大きく貢献している。

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赤木 真澄
「それはポンから始まった」著者

日本国内で古くから発行されていたアミューズメント業界紙「ゲームマシン」 (アミューズメント通信社)を手がけ、その膨大な資料を元にビデオゲームの歴史を解説した『それはポンから始まった』を出版。国内のビデオゲーム黎明期を記した貴重な書籍として、高い評価を得ている。

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高井 一美
レトロアーケードの宝庫・高井商会社長

1970年に高井商会を設立。長年に渡り、アーケードゲーム全般の販売業者として業界に幅広く貢献する。現在も、歴史的なテレビゲームを収集整備保存し、文化として後世に残していくことを目指し、多方面で活躍している。

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小野 浩
ミスタードットマン

ドット絵歴35年のおやじクリエイター。某社で、ビデオゲーム初期からのドット絵やらタイトルロゴやら、アーケードやら家庭用やらと、関わったゲームは多数。小さいサイズ、少ない色数でどこまで表現できるかの限界に挑戦、西洋・東洋の有名絵画をドット化している。昔は方眼紙を使ってドット絵を描いていたので、今でもマス目を見ると血が騒ぐ。座右の銘は『一点入魂』。現在はフリー。

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岸本 好弘
ファミスタの父

1959年兵庫県生れ。ナムコ、コーエーでビデオゲーム開発29年、係わった作品は60タイトル以上。2012年から東京工科大学メディア学部特任准教授。好きな食べ物はオムライス。

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遠藤 雅伸
ゲームの神様

株式会社モバイル&ゲームスタジオ相談役、1981年に株式会社ナムコ入社、「ゼビウス」「ドルアーガの塔」「グロブター」「イシターの復活」など、革新的なゲームを数多く手掛ける。2007年から、日本デジタルゲーム学会理事に就任。2014年から、東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授に就任。「ゲームの神様」として、ビジネス、アカデミック両面から多くの貢献をしている。

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篠崎 雄一郎
ドルアーガの塔シリーズのキャラクターデザイナー

株式会社ナムコ時代、他にグロブダー、ギャプラスなどのキャラクターデザインを担当。また、ファミコンボードゲーム源平闘魔伝、アーケードゲーム、デンジャラスシードの制作に関わる。ナムコ広報誌NG(エヌジー)では、ROCK'N★EDITORの名で編集等々。

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橋下 友茂
スーパーリアルベースボールのお父さん

1982年ゲームプログラムコンテスト入賞を受けてゲーム制作会社を設立し、本格的なゲーム制作活動に入る。生涯の趣味は(ビデオゲームではなく本物の)格闘技。代表的な作品に、「バクテリアエスケープ(エニックス)」「バレーボール(任天堂)」「新鬼が島(任天堂)」「ペンギンくんWARS」「バレーボール」「スーパーリアルベースボール」などがあり、現在でもスマホ用アプリゲームの開発や、中国での合弁会社・専門学校の設立など多方面で活躍中。ゲーム専門学校講師、桐蔭横浜大学非常勤講師なども歴任し、現在もなお第一線で活躍中。

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フロラン・ゴルジュ
任天堂・アーケードゲーム歴史研究者

フランス出身のゲーム歴史研究者(37歳)。日本に7年間ほど在住経験あり。海外で数多くの日本ゲームの歴史に関する研究本を出版。研究対象は主に任天堂の歴史や日本アーケードの歴史。天野喜孝や岸本良久(くにおくんやダブルドラゴンの生みの親)の公式バイオグラファーでもある。現在は日本のゲーム雑誌『Nintendo Dream』で10年間連載中。ゲームに関する日本の漫画などを多数翻訳(スーパーマリオくん、ゼルダの伝説、など)。

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山崎 功
世界屈指の任天堂研究家/コレクター

1976年生まれ。世界屈指の任天堂研究家で、コレクターとしても有名。「家庭用ゲーム機コンプリートガイド」、「任天堂コンプリートガイド」(主婦の友社)など多数の著書あり。家庭用ゲーム機や任天堂ミュージアム設立と運営を目指し、歴史の研究や収集に力を入れている。活動内容は、個人サイト「任天堂アーカイブプロジェクト」に掲載。

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おにたま
OBSLive/基板大好き! 管理人

オニオンソフトウェア代表。有限会社ツェナワークス技術開発責任者。ゲームソフト開発を行なう傍ら、アーケードを中心としたゲーム史の研究取材、執筆、講演などを行なっている。ピンボールやエレメカなども含めた、アーケードゲーム全般の保存、整備を目指し活動している。

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ジョゼフ・ルドン
NPOゲーム保存協会 理事長・アーキビスト

フランス生まれ。お水で有名なアルプス、エヴィアン出身。6人兄妹の末っ子で、3人の兄が所有していたゲーム機とコンピューターに囲まれて育つ。まだ幼少の頃、バカンス先に置かれていたムーンパトロールを見て以来、完全にゲームに夢中となり、5歳の年ですでにゲームセンター通いをしていた。自宅ではコモドール64やアタリVCSなどで遊ぶ幸せな日々を過ごす。
1990年、モンブランの麓でなぜかPCエンジンと衝撃の出会いを果たし、ゲームをクリアするために独学で日本語を勉強し始めた。16歳、ついに単身で初来日。聖地アキハバラ巡礼を果たす。これだけでは完全にアブないゲームオタク街道まっしぐらだが、単にゲームで遊ぶだけではなく、90年代後半にはすでにフランスで保存を意識した活動を始めており、99年に日本の国産PCと出会ってからは、本格的に日本の電子文化研究に没頭。2000年に念願の日本移住を果たし、以来ずっと日本で生活をしながら、真剣に日本のゲーム文化地位向上と資料保存のための活動を続けている。
ゲームそのものの収集はもちろん、膨大な知識の蓄積も含め、一人で日本のゲーム文化保存のため力を尽くしていたが、2011年、ついに同じような志を持つ仲間とともにNPO法人ゲーム保存協会を立ち上げることに成功。現在は同法人理事長として、海外とも連携しながら日本のゲーム保存最先端を走り続けている。

■主な講演(一部)
スペースインベーダーの歴史的意味
出演:西角友宏、高井一美、おにたま(司会)

『それはポンから始まった』赤木真澄氏から見たアミューズメント史
出演:赤木真澄、おにたま(司会)

アーケード黎明期を語る座談会
出演:西角友宏、高井一美、赤木真澄、おにたま(司会)

祝ファミスタ30周年 たくさんある野球ゲームはここが違う!
出演:出演:岸本好弘、小野浩、新井茂成

少ないドット数でゲームの世界を表現する
出演:篠崎雄一郎、小野浩、新井茂成

■展示
スペース・サイクロン
ATARI2600 (VCS)
OBS Collection DVD
遊びをクリエイトするIoTガジェット
宝探しゲーム
ほか

■販売
◇公式ショップ
イベントグッズを販売します。
 ・Retro Game A La Carteチャーム
 ・Retro Game A La Carte公式ガイドブック

◇レトロゲーム関連グッズ販売サイト「AC-MALL」出張店
各種レトロゲーム関連グッズ(音楽CD、ゲームパッケージなど)を販売します。
(しかも今回特別にちょっぴりおトクな価格設定!)
ドラゴンスレイヤーや、魔導物語などレトロゲームファンにはたまらないラインナップでお待ちしております!

◇ONION software
イベント登壇者が大きく関わった雑誌「20世紀」第3号(クレタパブリッシング刊)を始めとして、関連書籍やグッズなどを販売します。