PS VR内で通常のPS4タイトルや映画などの非VRコンテンツを利用できる“シネマティックモード”を体験【GDC 2016】

いよいよ価格等が発表された、PS4向けのVR(バーチャルリアリティ)システム、PlayStation VR。発表会で明かされた“シネマティックモード”を体験してきた。

●バーチャルスクリーンで非VRコンテンツをそのまま利用する機能

 日本時間の2016年3月16日、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコでソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカによる発表会が行われ、プレイステーション4向けのVR(バーチャルリアリティ)システム、PlayStation VRの価格等が発表された。

 その発表内容については、すでに速報を日本で公開されたプレスリリース付きでお伝えしているが、本発表会で公開された新たな機能“シネマティックモード”を体験してきたので、その模様をお伝えしよう。


 シネマティックモードは簡単に説明すると、通常のPS4タイトルや映像コンテンツなど、VRに非対応のコンテンツをPSVRを被った状態で楽しめるというもの。会場のデモでは映画の一部を視聴した後、PS4のメニューに戻り、そのまま『Flowery』を遊ぶという一連の流れをPS VRを被ったまま体験できた。PS VR内で見えているイメージとしては、目の前に浮かんだ大スクリーン(サイズを三段階に切り替え可能)でプレイ/視聴/操作するという形になる。

 念のため注意しておいて欲しいのは、この機能により非VRゲームがVRならではの視界を覆う体験になったり、ゲーム中のカメラを顔の動きで操作できるようになるわけではないということ。感覚的に非VRのヘッドマウントディスプレイにPS4を接続して操作するのに近い(※厳密には、非VRHMDでは顔を動かしても画面の見え方が変わらないのに対し、PS VRのシネマティックモードではスクリーンが顔の向きではなくVR空間に固定されていて顔の動きに追従しないため、見え方が若干異なる)。

 というわけでシネマティックモードは、PS VRで旧来のHMD的な「バーチャルな大画面でゲームを遊ぶ」とか、VRコンテンツを起動する前や遊んだ前後にPS VRを脱ぐことなくメニュー操作や非VRコンテンツを軽くチェックするといった用途で利用するのが一般的だろう。


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▲発表内容が大きな話題を呼んでいるが、実は発表部分は冒頭に過ぎず、会場では3時間以上じっくり対応タイトルをプレイできた。