誰でも上手にディズニーキャラクターのイラストが描ける!
任天堂は、ニンテンドー3DS用ソフト『ディズニーアートアカデミー』を、2016年4月7日に発売する。価格は3700円[税抜](3996円[税込])。
本作は、『絵心教室』シリーズの最新作。2014年6月に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『ポケモンアートアカデミー』の流れを汲んだ、キャラクターの描きかたを学ぶデジタルペイントのレッスンが行える。
タイトルの通り、本作でお手本となるのは人気のディズニーキャラクターたち。ミッキーマウスやその仲間たちはもちろん、ディズニープリンセスシリーズ、ピクサー作品『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』、大人気の『アナと雪の女王』からオラフやエルサなど、バリエーション豊かな題材が用意されている。
ストーリーとメニュー
ストーリーは、とある南の島で開催されるアートフェスティバルに展示する絵の描き手に選ばれたプレイヤーが、先生の指導のもと、アートクラブの子どもたちとディズニーキャラクターの絵を描き上げていく……というもの。このストーリーに沿って、“レッスン”や“フリーペイント”といったメニューがオープンする。
■レッスン
さまざまなディズニーキャラクターをテーマに、キャラクターの描きかたを1ステップごとに丁寧に教えてもらう“レッスン”。色を入れるだけのような簡単なものを始め、アタリからすべて自分で描くところまで、難易度は段階的に上がっていくが、先生の指示通りに進めていくだけで誰でも完成度の高い作品を仕上げることが可能だ。全40レッスン。
■フリーペイント
好きなテーマと画材で自由に絵を描くことができる“フリーペイント”。レッスンのように1ステップごとの細かな指示はないが、簡略化されたお手本の工程を確認できる。あらかじめ用意されたアタリを表示させたり、お手本で使われている画材、色、レイヤーなどを確認しながら進めることで、レッスンと同じような完成度の絵を描き上げることも可能。またレッスンのお手本もフリーペイントに追加されていき、お手本の種類は合計80種類以上用意されている。
※フリーペイントのテーマは、レッスンを進めることで増えていきます。
■クラブハウス
描いた絵を眺めたり、画像としてSDカードに保存することができる。
レッスン
レッスンは細かなステップに分かれており、1ステップごとに、どの部分をどの画材で、どんなふうに描くのか、先生がお手本を見せて説明してくれる。レッスンの最中には、光の位置による影の付けかた、画材の特徴など、絵を描くのに役に立ついろいろな知識も教えてくれるぞ。
画材の設定画面では、そのステップで使う色、レイヤー、画材などがハイライト表示。使える画材はレッスンを進めると増えていく。
【カラーパレット】
レッスン中の絵を完成させるのに必要な色が揃えられている。自分で好きな色を選んでパレットに追加することも可能。
【画材の表現の設定】
線の太さや濃さをスライダーで設定。線のタイプ(荒め、丸、なめらかなど画材によって変化)も設定できる。
【画材】
インクペン、マーカーペン、えんぴつ、スプレー、絵具、パステル、けしゴム、サッピツ、まほうのペンが用意。レッスンを進めるにしたがって、使えるものが増えていく。
【補助線レイヤー】
下絵、アタリ、グリッドの表示を切り替えることが可能。自分のレベルや好みに合わせて使い分けよう。
【描画レイヤー】
3層を自由に使い分けて描くことができる。
さらに、ボタンにも以下のような便利な機能が割り当てられている。
・Lボタン:ひとつ前にもどす
・Rボタン:やり直す
・Xボタン:先生のお手本/モチーフの切り替え
・Yボタン:画材/消しゴムの切り替え
・十字ボタン上下:キャンバスのズームイン/ズームアウト
■“まほうのペン”
“まほうのペン”を使うと、キラキラやハート型などの柄のパターンを描くことができる。“まほうのペン”で装飾することで、さらに印象的な絵に仕上げていこう。
レッスン作品例
先生の指示通りに進めるだけで、誰でもこのようなイラストを描くことができる。
画像のシェア機能
本作には、自分の描いた絵を人に見せるための便利な機能も実装されている。ダウンロードプレイでおためしレッスンの配信も可能だ。
【インターネット通信機能】
Miiverse、画像投稿ツール(Twitter/Facebook)に対応可能。
【ローカル通信】
ソフトを持っている人どうしで描いた絵の送受信が可能。
【JPEG画像の書き出し】
640×480ピクセルのJPEG画像をSDカードに書き出して保存可能。