劇中歌“おうちにかえろ”の独唱も聴けるメイキング動画を公開

 ボーカロイドで火が付き、ミリオンヒットを記録した神曲『桜ノ雨』を元にした映画『桜ノ雨』(2016年3月5日公開)のスペシャルメイキング映像が公開された。本映像では、主演の山本舞香さんの独唱と、浅香航大さんのピアノ演奏などが披露されている。

 以下、リリースより。


 ボーカロイドで火が付き、ミリオンヒットを記録。今や卒業ソングの定番となった神曲「桜ノ雨」。曲を元にした小説も大ベストセラーに。そして、小説を基にした映画版『桜ノ雨』が3月5日(土)に公開いたします。
 この度、スペシャルメイキング映像が完成し、山本舞香が劇中歌「おうちにかえろ」(8:43~)の独唱を、浅香航大がピアノ演奏を披露しております!!

 主人公を演じるのは、「JR SKISKI」CMのヒロインとして出演中、今年新作映画の公開が相次ぐ期待の新星、山本舞香。きらきらした透明感のある演技で映画初主演を飾ります。主人公が思いを寄せる合唱部部長役には、NHK連続テレビ小説「マッサン」などに出演しブレイク中の浅香航大。その他にも、『魔女の宅急便』の広田亮平、「ごめんね青春!」の久松郁実、毎日映画コンクール女優主演賞受賞の田畑智子など話題のキャストが集結!「桜ノ雨」が“感動の映像作品”として生まれ変わりました!

 「桜ノ雨」は2008年に発表され、その後ファン有志により合唱を披露する企画が始まるなどして、延べ全国1000校の中高校の卒業式などで合唱されました。別れの曲ではなく再会を約束する曲として現役の中高生はもちろん、それが過去となった世代にも贈る感涙の激励ソングとしても親しまれています。

【スペシャル映像内容】
 ボカロ楽曲としてミリオンヒットを記録し今や卒業ソングの定番となった名曲「桜ノ雨」から生まれた映画、『桜ノ雨』のスペシャル映像がこのほど完成しました。スペシャル映像は、合唱シーンの撮影風景から始まり、山本舞香、久松郁実らキャスト陣が現場で流した涙の理由を紐解く映像になっています。
 そして、映画初主演の山本舞香が劇中歌「おうちにかえろ」(8:43~)の独唱を、浅香航大が猛特訓のピアノ演奏を披露!
 その他、山本舞香、浅香航大、広田亮平、久松郁実、田畑智子ほかメインキャストが作品の魅力を語るインタビューが収録され、映画が楽しみとなる映像となっています。

ボカロ楽曲から人気卒業ソングになった伝説の神曲『桜ノ雨』の実写映画公開記念スペシャルメイキング映像が公開!【動画あり】_01

<「桜ノ雨」とは>
 2008年にhalyosyが歌声合成技術・応用ソフトウェアVOCALOIDを使用し、ニコニコ動画で発表した楽曲。ボカロオリジナル曲でミリオンを達成している曲の一つとなっている。同曲はニコニコ動画の原曲だけで280万回以上再生されている。さらには、ファン有志により合唱を披露する企画が始まるなどして、2009年、2010年春と合わせて200を越える中高校の卒業式などで合唱され、全国を感動の渦に巻き込んだ。その後も高校生が選ぶ2013年卒業ソングランキングで3位(リクルート調べ)。2014年、音楽情報誌「CD&DLでーた」がアンケートを行った日本人が思い浮かべる桜ソングランキングで14位。2015年、日本テレビ「PON!」が調査した卒業ソングランキングで11位と、いまや国民的な卒業ソングとして確立。現在も日本各地の中・高校卒業式で歌われる定番曲であり、別れの曲ではなく再会を約束する曲として現役の中高生はもちろん、それが過去となった世代にも贈る感涙の激励ソングとしても親しまれている。

<ストーリー>
 小さな町の海辺にある、決して強豪校とは言えない音浜高校の合唱部。内気で何の取り柄もない高校2年の未来(みく)は、歌うこと、そして部長のハル先輩が大好きだけれど、この気持ちを“恋”と呼ぶかはまだ分からない。そんなある日、鬼顧問・芽依子先生の退職が決まり、先生最後の合唱コンクールで金賞を目指すことに。ハルが作った合唱曲「桜ノ雨」を歌いたいと思っていた部員たちは、芽依子が用意した高度な曲のハードな練習を前にバラバラになっていってしまう…。同じ頃、未来は親友の友梨からハルへの想いを打ち明けられ、そのハルも自身の将来に向けてある決意を抱いていた。早すぎる周囲の変化に、どこか取り残されてしまったような不安でいっぱいになる未来。練習を積み重ね、何とか形にはなった歌唱曲だが、部員たちが自信を持って歌える仕上がりには程遠い状態のままコンクールの日が迫る。しかし、未来の「大好きなみんなと、大好きな曲を歌いたい!」というひたむきな想いが、少しずつ部員たちの心を動かし、ついに合唱部に大きな決断の時がやって来る――。