エリーン待望の新クラス“くノ一”の先行体験会が開催
2016年2月27日、東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて、ゲームオンが運営を行うPC用MMORPG『TERA :The Exiled Realm of Arborea』(以下、TERA)の新クラス“くノ一”の先行体験会が行われた。体験会は2部制で、第1部、第2部合わせておよそ80名のプレイヤーが参加した。
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▲待望の新クラスということで、ステージイベントが行われている間も、多くの参加者がくノ一をプレイし続けていた。
先行体験会では、『TERA』日本運営プロデューサーの中川敬順氏、声優の山下まみさん、タレントの荒木奈々さん、そして数々のイベントでMCとして活躍しているコットン太郎氏がステージに登壇。最初にくノ一の特徴や新スキルについての解説が行われた。
▲新クラスとともに、新しいフェイスタイプと髪型もお披露目。こちらはフィッシュボーンという髪型。フェイスタイプはかわいらしいものと目がキリッとした凛々しい雰囲気のものが追加される。
▲くノ一の基本的な攻撃スキル“連撃”。7回連続でスピーディーな攻撃をくり出す。
▲敵の攻撃を回避するときに有用な、いわゆる緊急回避スキル“廻天”。
▲“変わり身の術”は、どんな技でもキャンセルして丸太が出せ、ダメージを丸太に肩代わりさせられる。
▲“二段斬り”について「シャッシャッって攻撃するスキルです」とは中川氏の弁。
▲“三連殺”については、「これはシャッシャッシャッ、という冗談は置いておいて、二段斬りの後に使うと威力が上がります」と中川氏がコメント。
▲素早く前方に移動する“絶影”は回避や攻撃の起点として活用できるスキル。対象に向かって使用した場合は、対象を硬直させる効果を持つ。
▲敵を浮かせてから叩き落す“天地落とし”。ダメージが高く、序盤で覚えられるので活用する機会が多くなるだろうとのこと。
▲素早い剣舞をくり出す“神速閃”は、攻撃後に“速”という漢字が描かれるのが印象的。無敵になりながら攻撃できるので使い勝手がいいという。
▲遠距離攻撃の“竜巻手裏剣”。ヒットさせた敵を手裏剣に引き寄せる効果を持つ。
▲後方に跳躍しながら爆弾を投げ、敵を浮かせる特性を持つ“飛び焙烙”。距離を取りながらダメ―ジを与えられる。
▲空中に打ち上げた敵に放つとクリティカルヒットになる“八連飛苦無”。「飛び焙烙とセットで使いたい技です」と中川氏。
▲“変化の術”は、別のプレイヤーキャラクターそっくりに変身できるスキル。コットン太郎氏の「攻撃をすれば変身が解除されるとあるけど、どういうときに使うの?」という問いに対し、「スキルの使いかたはお任せします。戦闘ではあまり役立たないかも……(笑)」と中川氏が返答。
▲“真空円月”は、ダウンや引き寄せなどさまざまな効果を持つ。範囲が広く、使い勝手がいいとのこと。
▲“朧月”は、範囲内のパーティメンバーを無敵にできる。違いのわかる男と自負するコットン太郎氏が「これはすごく重要そうなスキル」と言うと、中川氏は「鋭いですね」と切り返した。パーティープレイで役立ちそうなスキルだ。
▲“極攻術”はスキルダメージをアップさせるバフスキル。詳細な効果は調整中のため、実装時には数値が変わっている可能性もあるとのことだ。
また、くノ一には“チャクラゲージ”という専用のゲージが用意されている。敵を攻撃してゲージを溜めると強力なスキルを発動できるという。
▲“火炎連弾”。こちらも八連飛苦無と同様に、飛び焙烙との相性がいいとのこと。
▲“爆炎風車”は、くノ一のスキルのなかでもっともダメージを出せるスキルだという。チャクラゲージが最大まで溜まっていれば最大3回連続して発動でき、2段目、3段目と威力が上昇していく。
▲スキルの解説を行いながらも、ステージ上で実演を行うシーンも。朧月の実演時、「HPを減らしてください」と指示を出す中川氏だったが、朧月を発動しないまま戦闘不能になってしまった。「使わないとどうなるかを見せただけですからね!」とお茶目な一面をアピールした中川氏。
くノ一以外の追加要素も解説
くノ一のスキル解説を終えた後は、大型アップデートで実装されるほかのコンテンツについて発表された。
▲戦車に乗って戦う“鋼の戦場”や、自在に空を移動できるようになる乗りもの“ペガサス”の実装など、気になる要素がずらり。くノ一の実装とともに、キャラクタースロット上限が15まで解放されるので、いままでに育てたキャラクターを消さなくても大丈夫とのこと。
▲3月9日には斎藤桃子さんが演じるエクストラボイスも追加。妹系のタイプとボーイッシュなタイプの2タイプが用意されている。
▲4月以降のアップデート情報も発表。4月には新ダンジョン“ベルノの実験室”や新装備が追加される。ベルノの実験室の挑戦人数は、下級は7人、上級は5人。忍者実装後もしばらく忙しくなりそうだ。
そして最後に、会場にいるプレイヤーにも協力してもらい、戦車を使った対人戦“鋼の戦場”の対戦が行われることになった。
▲鋼の戦場のルールは至ってシンプル。最大8人対8人の戦いで、相手のチームを全滅させればそのマッチの勝者となる。全3戦のうち、先に2勝したチームが勝利だ。
戦車はそれぞれ攻撃、移動、妨害を得意とする3タイプが用意される。敵の砲撃を受けるなどして戦車の耐久力がゼロになると、キャラクターが戦車から放り出される。そこで新たな戦車に乗り込むことも可能だが、そのまま倒されると次のマッチまで復活不可能となる。
▲エキシビジョンマッチでは、中川氏が解説しながらプレイ。かなりやり込んでいるようで、しっかりと解説しながらも、敵の生身のキャラクターにどんどん砲弾を撃ち込んでいた。
鋼の戦場には、スタート地点に用意されている3種類の戦車のほかに、戦車よりも遠くまで攻撃できる固定砲台が配置されている。空爆のような強力な攻撃が行えるのだが、戦車と違い、固定砲台の耐久力がゼロになるとそのままキャラクターもダウン扱いになるという。
▲試合の残り時間が2分になると、マップ中央に“万能戦車”が出現。この戦車は耐久力も高く、攻撃力も段違いに高いため、これを獲得したチームが大きく有利になるという。
対戦に参加していたプレイヤーから「敵の戦車に近づいただけでダウンしましたが、なにが起こったんでしょうか!?」と問われると、中川氏は「生身のキャラクターは戦車に接触したときにダメージを受けます」と返答。つまり、搭乗している戦車を破壊されると、敵の接近を許すだけでもピンチに陥ってしまうのだ。生身の状態だと移動速度をダウンさせる地雷を設置できるので、うまく活用して逃げ切りたい。
こういった先行体験会では黙々とプレイする参加者も多いのだが、鋼の戦場の対戦においては全体的にわいわいムード。鋼の戦場の楽しさに「「生放送やイベントで盛り上がりそう」と、コットン太郎氏も太鼓判を押していた。鋼の戦場でひとしきり盛り上がったところでステージイベントが終了。完全撤収の時間になるまでのフリータイムが設けられ、参加者どうしが雑談を楽しでいる姿も見られた。
本稿でのくノ一の紹介はスキル解説に留めたが、プレイ感については後日公開予定のプレイリポートを参照してほしい。