モンハンフェスタが数年ぶりに仙台で開催!

 2016年2月21日、宮城県・夢メッセみやぎにて、日本5都市を股にかけた『モンスターハンター』(以下、『MH』)の祭典“モンスターハンターフェスタ’16”の地方大会最後の会場になる、モンスターハンターフェスタ’16(仙台大会)が開催された。仙台でモンスターハンターフェスタが開催されるのはひさしぶりということもあって、近郊から多くのハンターが来場! ここでは会場内のメインステージにて行われたイベントの様子を中心に、当日の会場の模様をお届けしよう。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_01
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_02
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_03
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_04
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_05
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_06

抱腹絶倒のステージイベント!

 会場内のメインステージでは『MH』シリーズプロデューサー・辻本良三氏、『MHX(クロス)』プロデューサー・小嶋慎太郎氏、『MHX(クロス)』ディレクター・一瀬泰範氏、『MHX(クロス)』プランナー・市原大輔氏、『MHストーリーズ』世界観ディレクター・藤岡要氏ら開発陣に加え、豪華ゲストが多数登壇。さまざまなイベントを実施し、ステージ前に詰めかけた来場者を楽しませた。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_07
▲会場で販売されている『MH』まんじゅうやクッキーを頬張る辻本プロデューサー。「口の中がモグモグする」、「口の中の水分が全部持っていかれる」、「おいしい」と体当たりな食レポを披露。

≪開発者チャレンジクエスト≫

 『MH』開発陣がクエストに挑戦するフェスタの恒例企画。辻本プロデューサー、小嶋プロデューサー、一瀬ディレクター、市原プランナーの4人が燼滅刃ディノバルド討伐に挑み、チャレンジ成功時には『MHX(クロス)』でアイテムが配信される。ちなみに、これまでの4会場での成績は1勝3敗。果たして今回のチャレンジ結果は……?

名古屋大会の目標:燼滅刃ディノバルドの討伐(制限時間9分55秒)
目標達成報酬:銀のたまご20個、鋼のたまご30個

 失敗に終わった名古屋大会のリベンジということで、辻本プロデューサー以外の全員がニャンターで挑戦。辻本プロデューサーが生命の粉塵と漢方薬を間違えて持ってくるという軽いジャブをかますが、乗り、罠、めまいなどを有効に活用し燼滅刃ディノバルドを圧倒。スムーズに討伐できるかと思われたが、やはり二つ名持ちモンスターは手強く、残念ながら目標タイムを超えての討伐となってしまう。チャレンジは失敗となってしまったが、開発陣がたまご系のアイテムを売却する代わりに銀のたまご20個と鋼のたまご30個の配信が決定! さらに、有終の美を飾れなかったということでとある配信クエストの配信開始日を早めることも決まった!

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_08
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_09
▲各会場で配信が決定したアイテムはまとめて2月26日から配信される予定だ。

≪モンハンラジオ良三の部屋 公開収録≫

 辻本プロデューサーのお部屋に仲のいいゲストを招いてのんびりとトークをくり広げるWebラジオ番組“モンハンラジオ 良三の部屋”の公開収録を実施。辻本プロデューサー、アシスタントの宇佐美友紀、小嶋プロデューサーに加えて、ゲストの濱口優(よゐこ)、喜屋武ちあき、那須晃行/中西茂樹(なすなかにし)が登場。4人は過去にも良三の部屋に出演したことがあるということで、気のおけないトークがくり広げられた。ちなみに、この日の収録内容は3月17日から放送される予定。過去分の放送も聞けるので、気になる人はチェックしよう。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_10

・モンハン“クロス”トーク
ゲストに『MH』にまつわるアレコレを訊くコーナー。トーク中に判明した各ゲストの『MH』歴、プレイ状況は以下の通りだ。

[濱口優]
 プレイステーション2で初代『MH』をプレイしたのが、『MH』シリーズとの最初の出会い。モンスターに出会う前にプレイを断念するが、まわりからゲームの内容を教えられてプレイを再開したのだとか。ふだんは、なすなかにしやHIRO(安田大サーカス)らとコントライブの練習の前に遊んだり、HOROの持つ電源完備のワンボックスカーの中でプレイしたりしているという。『MHX(クロス)』はおもにニャンターでプレイしており、その理由はかわいさやクーラードリンクなどのアイテムをよく忘れる自分に合っているからだと語る。ちなみに、濱口は昨年『MH』をネタに使ったコントを作り、辻本プロデューサーに監修してもらったそうだ。

[喜屋武ちあき]
 『MH』シリーズは『MHP2nd』から始めて、以降はシリーズ全作品をプレイ。過去のフェスタにもゲストとして登場ししたことがある。『MHX(クロス)』は自身がリーダーを務める風男塾のメンバーとプレイすることもあるが、もっぱらオンラインでの野良プレイしているという。メインで使っているのは操虫棍(エリアル)。

[那須晃行]
 『MH』歴は喜屋武ちあきと同じく『MHP2nd』から。『MHX(クロス)』では、おもにライトボウガン(ブシドー)を使用。回避してリロードするのがカッコよく、リロードのために攻撃をせずに回避ばかりやることも多いという。

[中西茂樹]
 シリーズ初プレイは『MH2』。当時、木本武宏(TKO)といっしょにリオレイア討伐に行くが、討伐に加わらずにずっと薬草を採取していたらしばらく無視されたとか。『MHX(クロス)』では、ずっと片手剣(ストライカー)を使っていたが、最近エリアルスタイルに目覚めたと語る。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_11
▲ヨガインストラクターの資格を持っている喜屋武ちあきは、“『MH』ヨガ”を考案中だとか。
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_12
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_13
▲リスナーからおたよりで濱口への愚痴を訊かれると那須が「ひとりで3オチはやめてほしい」とコメント。濱口の下手エピソードで会場の笑いを誘った。
▲ゲスト4人で岩穿テツカブラ討伐に挑戦。濱口が壁に向かって走り続けみんなに怒られる、喜屋武ちあきが那須に乗りを横取りされるなど、笑いの絶えないプレイがくり広げられた。

≪『MHX(クロス)』スペシャルステージ≫

 『MHX(クロス)』を深く掘り下げるイベント。開発陣による世界観の解説や、占いタレント・ゲッターズ飯田のモンハン占い、『MHX(クロス)』の情報公開などが行われた。

・『MHX(クロス)』 世界観講座

 小嶋プロデューサーと一瀬ディレクターが『MHX(クロス)』の世界設定を解説していく人気コーナー。ゲーム中では語られていない裏設定などが丁寧に説明される。仙台大会のお題は龍歴院、狩技/狩猟スタイル。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_14
▲白衣に袖を通さずに羽織るのが小嶋スタイル。今年の流行をリードする、最先端の着こなしだ。

[龍歴院]
 ベルナ村と密接な関係がある施設。建物自体は巨大なモンスターの化石であり、その化石の研究がなされたのが龍歴院の始まり。現在では、化石の中にさまざまな建造物が作られ、そこに世界各地から研究員が派遣されてモンスターの研究がなされている。なお、ハンターにクエストを依頼してくるギルドとは別の機関で、龍歴院とギルドは協力し合う関係にあるという。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_15

[狩技/狩猟スタイル]
 狩技は、ハンターが狩りの中で精神力を爆発させてくり出す大技で、各所で研究されている技術。ハンターが独自に創意工夫して編み出した技術を、ギルドで調査・情報収集し、一般の狩猟に組み込んだものに当たる。各地に教官が派遣されて情報収集を行っている。
 狩猟スタイルも狩技と同じく、ハンターの武器を使った立ち回り、連携などが日々進歩する中で生み出された。これもギルドで情報を収集して、ハンター間で情報が共有されている。各スタイルの詳細は以下の通り。

ストライカー:もともとあった狩猟のスタイルに狩技を組み込むことで、洗練されたスタイル。
ギルド:武器による技術をより高めた、ギルドでは主流のスタイル。
ブシドー:東にあるシキ国に伝わる技術体系をベースに生まれたスタイル。
エリアル:ベルナ村や高山地方に住む人たちの独自の歩法をもとに生み出されたスタイル。

『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_16
『モンスターハンタークロス』地方大会グランドフィナーレ! “モンスターハンターフェスタ’16 仙台大会”リポート_17