『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』プレイリポート――新キャラの豪鬼は『ウルIV』を忠実に再現!【JAEPO 2016】

JAEPO2016のバンダイナムコエンターテインメントブースで出展中の最新3D対戦格闘ゲーム『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』のプレイリポート。

●新キャラの豪鬼は『ウルIV』のバトルシステムを搭載

 2016年2月19日、20日に千葉・幕張メッセで開催されているジャパンアミューズメントエキスポ2016(JAEPO2016)。バンダイナムコエンターテインメントブースでは、最新3D対戦格闘ゲーム『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』(以下、『鉄拳7FR』)が出展された。本作は、カプコンの対戦格闘ゲーム『ウルトラストリートファイターIV』(以下、『ウルIV』)から豪鬼が登場することで話題となっている作品だ。そんな本作を、『ストリートファイター』好き編集者がプレイリポートをお届けする。


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 筆者は『ストリートファイター』シリーズのほぼすべての作品をやり込んでおり、豪鬼は『スーパーストリートファイターIIX』で隠しキャラクターとして初登場したころから使っていました。ですので、かつて『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』にて単独でX-MENの世界に乗り込み、X-MENたちに闘いを挑んだこともある豪鬼が、今度は『鉄拳7』に殴り込むという話を聞いては黙っていられません。そんなわけで幕張メッセに到着するや否や、さっそくバンダイナムコエンターテインメントブースへ向かいました。『鉄拳7FR』のコーナーには20人程度の行列ができていましたが、筐体数が多かったこともあり、待ち時間の表示は約10分。あくまで個人的な予想ですが、一般日の20日は19日より多くのファンが駆けつけると思うので、20~30分待ちくらいにはなりそうな気がします(もっと待ち時間があったらごめんなさい)。

 さて、なんの前情報も確認せずにプレイするのはまずいと思った筆者は、行列の待ち時間中に公式サイトをチェック。すると、豪鬼のコマンド技表が公開されていました。技表を見ていただくわかるのですが、“豪波動拳”や“豪昇龍拳”など、『ストリートファイター』ファンあれば見慣れた必殺技ばかり。通常の必殺技のほかにも、“セービングアタック”という相手の攻撃に耐えながら攻撃する『ウルIV』でおなじみの技があったり、スーパーコンボゲージを消費してくり出す“EX必殺技(強化版必殺技)”や大ダメージを与える“スーパーコンボ”といった技も使えてしまうそうです。


技表

 そうなんです。『鉄拳7FR』の豪鬼には、固有システムとしてスーパーコンボシステムが搭載されています。『ストリートファイター』ファンには説明不要であろうシステムですね。攻撃を当てたり、攻撃を受けるとゲージが上昇し、一定量溜まるとEX必殺技が、満タンまで溜まるとスーパーコンボがくり出せる、あのシステムです。『鉄拳7FR』では、ゲージ半分消費でEX必殺技が使えるようになっています。そして技表で見逃せない一文が、※「スーパーコンボ」「セービングアタック」は「ウルトラストリートファイター4」の性能を再現!(原文ママ)というもの。原作を再現したということはセービングアタックで必殺技をキャンセルしたり、スーパーコンボに無敵時間があったりするのかな? そもそも通常技を必殺技でキャンセルできたりするのだろうか? といろいろ考えながらワクワクしていると、すぐに自分の順番が回ってきました。


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 さっそく豪鬼を選択してバトルに突入すると、そこには『ストリートファイター』シリーズで使い慣れた豪鬼がいました。キャラクターモデルは完全に豪鬼で、『鉄拳7FR』のほうがリアルかな? という感じ。そして操作感はしっかり『ウルIV』をイメージしたものになっていました。もちろんゲームの違いがあるので完全に同じではなく、“ややゲームスピードの遅い豪鬼”というのが正直な印象。バトルスタイルも、豪波動拳と斬空波動拳で遠距離からけん制したり、しゃがみキックで足元を攻撃したりと、まさに『ウルIV』ライク。通常技をキャンセルして必殺技を出すテクニックもそのままあるので、しゃがみ中キック→豪波動拳や、しゃがみ中キック→竜巻斬空脚→豪昇龍拳といったおなじみのコンボも問題なくできました。さらに、行列に並んでるあいだに考えていた、必殺技をセービングアタックでキャンセルするいわゆる“セビキャン”を試してみると、これもバッチリ。“豪昇龍拳→セビキャン→追撃”というコンボまでできちゃいました。コンボもバトルスタイルも忠実に再現されているので、『鉄拳』をプレイしているのについつい『ウルIV』をプレイしている感覚に陥ってしまいます。というのは、立ちガードが基本となる『鉄拳』で、『ストリートファイター』のようにしゃがみガードして相手の攻撃をボコボコと食らってしまったり、起き上がりに豪昇龍拳を出そうとしたりしてしまいます(笑)。


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『ウルIV』ライクに遠距離から豪波動拳でけん制! でも『鉄拳』の世界では横に移動することでカンタンによけられてしまいます。

『ウルIV』の感覚でプレイしていると、ついついしゃがみ攻撃やしゃがみガードが多くなってしまいます。『鉄拳』プレイヤー的な視点で見ると、へんな光景なのかもしれません(笑)。

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ウルトラコンボの真・瞬獄殺は、レイジアーツとして再現。

 そんなわけで『鉄拳7FR』の豪鬼は、まさに『ストリートファイター』のキャラクターが『鉄拳』界に乱入してきたという感じです。『ストリートファイター』の豪鬼を知っていれば『鉄拳』を知らなくてもすぐに遊べるので、興味を持った『ストリートファイター』ファンはぜひプレイしてみてください。『鉄拳7』はゲームセンターの店舗間通信対戦に対応しているので、対戦相手に困ることの少ないゲームです。豪鬼をきっかけにどっぷりハマってみるのもありかもしれません。筆者は、稼動したら豪鬼を使いにしばらくゲームセンターに通ってみるつもりです。ちなみに、念のため付け加えておくと『鉄拳7FR』の新要素は豪鬼だけではありません。そちらが気になる人はステージリポートをご覧ください。