これは王子様を救うおとぎ話
プロトタイプは、2015年に女性向けコンテンツブランド“Primula”よりWindows用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム『大正×対称アリス』全4作品をひとつにした『大正×対称アリス all in one』を、2016年夏にプレイステーション Vitaで発売することを発表した。
以下、リリースより。
大人気乙女ゲーム全4巻が1つになってPS Vitaに登場!
■Introduction 作品紹介
「大正×対称アリス」は、女性向けコンテンツブランド「Primula」より2015年に発売された全4巻のWindows用アドベンチャーゲームです。
各攻略キャラクターの物語はそれぞれが独立した物語で、キャラクターの立場や関係性も異なるオムニバス形式となっており、7人の攻略キャラクターごとに異なった物語を楽しむことができます。
大正時代のような世界で展開される物語は、「シンデレラ」や「赤ずきん」などの童話をモチーフとしながらも、性別を始めとした童話の設定やキャラクターの性格が所々逆転しています。プレイヤーは各童話のヒロインとなり、物語の主役であるヒーロー(攻略キャラクター達)が抱える心の傷を癒やし、歪んだ世界を正常に導いていきます。
美しいグラフィックと音楽、豪華声優陣によるフルボイス(主人公を除く)で綴られるちょっと歪で不思議な物語が、全4巻をひとつのパッケージにして、早くもこの夏、PS Vitaで発売決定です!
■Feature of PS Vita PS Vita版の特徴
◆パッケージイラストは描き下ろし!
PS Vitaへの移植にあたり、パッケージデザインを一新!
原画の「めろ」氏により描き下ろされた美麗イラストがパッケージを飾ります!
◆PC版の色味に近づける「色合い調整機能」付き!
「大正×対称アリス all in one」の原作はPC用ソフトのため、グラフィックは一般的なPC用液晶モニターに合わせて彩色されています。
一方、PS Vitaは構造そのものが液晶モニターとは大きく異なる「有機EL」を搭載した1000シリーズと、構造はPC用液晶モニターに近いものの黄色みがかった浅めの発色になる2000シリーズがあり、どちらも一般的なPC用モニターとはかなり違った色味になっていました。
そこで、代表的なPC用ディスプレイメーカー「EIZO」のLEDバックライトディスプレイ「EV2736W-FS」を初期出荷状態で使用し、そこで表示される色合いとPS Vitaの色合いを比較。
より「EV2736W-FS」の印象に近くなるように、PS Vitaで表示されるグラフィックの色変換を行う機能が「色合い調整機能」です。
「色合い調整機能」には以下の3タイプがあり、「タイプA」もしくは「タイプB」に設定した際には、それぞれの色合い調整の「適用量」も調節でき、お好みにあわせて色合いを設定できます。
・「調整なし」…PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita固有の発色で楽しみたい方用です。
・「タイプA」…PS Vita 1000シリーズの有機EL表示のビビッドな発色をおさえてPC版に近づけます。
・「タイプB」…PS Vita 2000シリーズの液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みをおさえてPC版に近づけます。
◆快適なタッチ操作対応!
従来のボタン操作に加え、メッセージ送り、選択肢の決定、スキップ&巻き戻し、選択肢ジャンプなどのあらゆる機能がタッチスクリーンにも対応し、PS Vitaならではの直感的操作で快適にプレイできます。
◆PS Vita TV対応!
PS Vita TVにも完全対応。テレビにつなげば大画面でのプレイも可能です。
■Story 物語
鏡を通り抜けたら、そこは全てがあべこべな世界でした――
貴方は気がつくと、真っ黒な世界をさ迷っていました。
貴方には記憶がありません。自分が何者なのかも、名前すらも分かりません。
真っ黒な世界は貴方以外誰一人としておらず、貴方は不安と淋しさで胸がいっぱいになります。
そんな時、貴方は一人の少年と出会います。
輝く金色の髪に美しい碧眼を持つ少年の名は「アリス」。
「アリス」は貴方を見るなり、貴方を「ありす」と呼びます。
どうやら、彼も記憶を失っており、「アリス」という名前以外、何も思い出せないようです。
困った貴方は、嫌がる「アリス」を連れ、再び世界をさ迷います。
やがて、貴方とアリスは水晶で出来た大きな大きな鏡を見つけます。
鏡の中は、和と洋が混じり合った不思議な世界で、貴方は懐かしさを覚えます。
そうして、貴方とアリスが鏡を覗き込んでいると、通り抜けて鏡の国へと入り込んでしまいます。
鏡の国では、性別が逆転した童話のキャラクターが貴方を『ヒロイン』として迎えます。
鏡の国で各童話の『ヒロイン』となった貴方は、ちょっぴり不思議で歪な物語を、ちょっぴり歪んだ童話の主人公たちと紡ぐことになります。
果たして、この物語の行く末はどうなってしまうのでしょう?
■Character 登場人物
物語のヒロイン
有栖 百合花(ありす ゆりか)
※名前のみ変更可能
「私はこの手を離したりなんかしない。だから、一緒に行きましょう?」
明るく元気な女の子。
頭の回転が速く、立ち回りが上手い。
鏡の国で出会った男性とおとぎ話のような恋をする。
年齢:17歳
身長:164cm
体重:48kg
趣味:料理・ゲーム(チェス等の頭脳競技)
現実主義なシンデレラ
シンデレラ CV:平川 大輔
「パーティー費用を出したのは誰だ? この家の持ち主は誰だ? オレだろ? オレ様のものだ。つまり、オレ様イズルール!」
成り上がりのどら息子。
態度は尊大で、金の力で何でも解決できると思っている。
住居兼喫茶店のオーナーだが、日がな一日遊び呆けており、店は弟たちに任せきり。
だが、内面は硝子細工のように繊細である。
年齢:23歳
誕生日:6月1日
身長:178cm
体重:63kg
趣味:買い物
クールな一匹狼
赤ずきん CV:前野 智昭
「私がここにいるからには貴方に指一本触れさせません。なので、今日から貴方を二十四時間監視させて頂きます」
常に厳しい表情をした警察官。
トレードマークの赤いずきんを常時被っている。
冷静沈着に振る舞っているが、ふとした瞬間に崩れることも。
本人曰く女嫌い。
年齢:21歳
誕生日:2月14日
身長:183cm
体重:70kg
趣味:体を動かすこと
来るもの拒まずな八方美人
かぐや CV:増田 俊樹
「そこの姫(ひぃ)さん。僕と一緒に遊びましょー♪」
誰に対しても穏やかで愛想が良く、笑顔を絶やさない。
女性の扱いに長け、その結果女性関係は派手である。
関西弁に似た独特な喋り方や、少し風変わりな外見のせいか、周囲から少し浮いている。
年齢:20歳
誕生日:8月15日
身長:177cm
体重:61kg
趣味:月見
爽やかな優等生。でも実は……
グレーテル CV:江口 拓也
「僕は姉さんをからかう為だったら、手間もお金も惜しみません」
普段から敬語を使って話す爽やかな優等生。
金持ちの箱入り息子であるせいか、物腰が柔らかで、人と接する術に長けている。
だが、慣れ親しんだ相手には本性が漏れ出すことも……。
お菓子作りが趣味で、作りすぎては人に振る舞っている。
年齢:15歳
誕生日:10月31日
身長:173cm
体重:57kg
趣味:お菓子作り(特に得意なのは砂糖菓子)
劣等感が強い王子様
白雪 CV:蒼井 翔太
「君は俺のことが嫌い?」
自分のことを世界一醜いと思っている美少年。
感情が表に出てこず、言葉数も少ないせいで冷たく見えるが、他人を良く見ており、間接的にならば気遣いを見せることも。
稀に毒を吐くが、本人は多分気づいていない。
年齢:18歳
誕生日:12月25日
身長:167cm
体重:50kg
趣味:読書
神出鬼没な魔法使い
魔法使い CV:羽多野 渉
「魔法使いって何? 魔法使いは魔法使いであって他の何者でもないのさ」
各物語に必ず現れる謎の青年。
何故か、会う度に違った印象をみせる捉えどころのない人物。
何らかの目的があるようだが……。
年齢:?歳
誕生日:4月30日
身長:180cm
体重:64kg
趣味:物まね
変化を嫌うもう一人のアリス
アリス CV:松岡 禎丞
「……はあ。どいてくれてありがとう。君がどれだけ愚かで利己的だとしても、完全に話が通じない人種でなくて良かったよ。おかげで僕は圧死せずに済んだ」
各物語に必ず現れる謎の少年。
何事にも興味を持たず、常に無気力。いわゆる引きこもり。
そのくせ、口達者な毒舌で屁理屈をこねまくる。
世界中を敵に回す様な発言をすることが多い。
年齢:17歳
誕生日:5月4日
身長:162cm
体重:48kg
趣味:特になし
■商品情報
タイトル:大正×対称アリス all in one
ジャンル:夢見るおとぎ話アドベンチャー
発売日:2016年夏発売予定
価格:
パッケージ版…未定
ダウンロード版…未定
対応機種:PS Vita/PS Vita TV
ゲームデータセーブ先:メモリーカード(必須)
ボイス:フルボイス(主人公を除く)
レーティング: CERO 審査予定
企画・シナリオ:藤文
原画・キャラクターデザイン:めろ
デフォルメキャラクター:稲葉せいこ