SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectの最新タイトルが勢揃い

 2016年2月5日~11日の期間、北海道札幌市で開催されている、冬の北海道を“雪ミク”が応援するフェスティバル“SNOW MIKU 2016”。2016年2月6日~7日には、大型商業複合施設・サッポロファクトリーを舞台に、多彩なイベントが行われた。

 SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectは、サッポロファクトリールームにブースを出展し、最新タイトルの試遊台を設置。また、物販コーナーでは、SNOW MIKU 2016新商品を始めとする多彩なグッズを販売した。

『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_01
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_02
▲ほぼ等身大の『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』立て看板がお出迎え。
▲物販ラインアップ。記者がブースを訪れたときには、すでにミクダヨーステッカーが売り切れていた。
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_03
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_04
▲ラバーマットやスマホ手袋、どんぶりはSNOW MIKU 2016で新登場となる商品。どんぶりの威圧感が……すごい……。
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_05
▲こちらは、2016年6月発売予定の“ラブライブμ's×SNOW MIKU 2016 寝そべりぬいぐるみ”のサンプル。予約はキャラアニ特設サイト(http://www.chara-ani.com/pickup.aspx?p=yukimatsuri)で受付中。

 もっとも注目を集めていたのは、今回が初の試遊出展となるPS4用ソフト『初音ミク Project DIVA Future Tone』(2016年配信予定)。先日、闘会議2016にて実機プレイが公開され、そのグラフィックの美しさや、楽曲「DECORATOR」では6人のモジュールが変更であることなどで話題を集めた同作をプレイしようと、多くのファンが訪れた。

『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_06
▲楽曲「DECORATOR」で、モジュールを歴代雪ミクで揃えて楽しんでいるファンも。
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_07

 記者もプレイさせてもらったが、まず感じたのは、やはりグラフィックがとても美しいということ。今回は「DECORATOR」、「スイートマジック」、「エレクトロサチュレイタ」の3曲が試遊可能だったが、そのほかの楽曲はどのような映像になっているのか、早く見たい! と思わされるクオリティーだ。

 また、細かいところだが、カスタマイズ画面で、モジュール変更時のテンポが速い点も見逃せない。とても快適なので、ついいろいろな衣装を試してみたくなってしまう。

 そして肝心のプレイ感覚について。記者はアーケードゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』も、これまで家庭用ゲーム機で展開されてきた『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-』シリーズもプレイしているが、PS4ということで、まずは家庭用ゲーム機用シリーズを遊ぶときのような感覚で操作してみた。具体的に言うと、×××××とアイコンが続いたら、右手の親指と左手の親指を交互に動かして、×↓×↓×と入力するという形だ。

 しかしその場合、HOLD(押しっぱなしにすることでスコアがアップ)アイコンが出てくると、そのつぎのアイコンをどちらの指で押せばいいのか、一瞬混乱してしまう(慣れで解消されるとは思うけれど)。本作では、メロディアイコンの表示を5種類から選べるが、デフォルトが“↑←×○”になっているのは、↑←は左手で、×○は右手で押すとやりやすい……というセガスタッフからの提案なのかもしれない。しかし家庭用ゲーム機シリーズに慣れていると、↑や←を見ると、「同時押しか!?」と思ってしまうので、やはり△□×○がいいなぁ、と個人的には思う。メロディアイコンの表示については、いろいろと試して、プレイヤーが各自のお気に入りを見つけるのがよさそうだ。

 また、アーケード版におけるタッチスライダーでの操作は、LボタンとRボタン、左右のアナログスティック、タッチパッドでの操作に対応していたが、オススメはLボタンとRボタン。HOLDに対応するため、親指はできるだけ空けておくといいだろう。

 一度の誌遊で操作に慣れることはできなかったが、△□×○の同時押しが成功したときなどは快感。家庭用ゲーム機シリーズとはまた違う操作感覚が楽しめ、攻略のしがいがあると感じた。

 なお、SEGA feat. HATSUNE MIKU Project公式Twitterでは、『初音ミク Project DIVA Future Tone』をプレイした人の意見・感想を募集している。ハッシュタグ“#FT_review”をつけて、@pjd_sega宛てで意見を送ろう。

『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_08

 また、出展されていたのは『初音ミク Project DIVA Future Tone』だけではない。2016年3月24日に発売が予定されているPS Vita版『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』、好評発売中のニンテンドー3DS用ソフト『初音ミク Project mirai でらっくす』、稼動中の『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』もプレイできた。

 『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』試遊版では、「恋愛裁判」と、人気楽曲をメドレー形式で収録した「カオス・メドレー ~ギガリミックス~」がプレイ可能だった。なお、これらの楽曲は、全国10ヵ所で開催される体験会でも遊べるもの。どちらも魅力的な楽曲だが、最新作らしさを感じるなら、「カオス・メドレー」をオススメしたい。

 『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』では、より幅広い選曲を目指して、人気楽曲をメドレーにして収録している。「カオス・メドレー」では、「ぴんこすてぃっくLuv」、「ギガンティックO.T.N」、「おこちゃま戦争」、「いーあるふぁんくらぶ」の4曲が楽しめる。登場キャラクターがだんだんと増えていき、ライブステージが盛り上がっていくPVは必見だ。

『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_09
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_10
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_11
▲会場に展示されていた『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』の立体ポップ。かわいい!
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_12
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_13
▲『初音ミク Project mirai でらっくす』は子どもたちに人気。
▲『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』の試遊台は2台。オリジナルシールが作れる“フォトスタジオ”機能も楽しめた。
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_14
『初音ミク Project DIVA Future Tone』が初試遊出展! 充実のセガブースをリポート【SNOW MIKU 2016】_15

 また、2016年2月7日には、セガブースにて、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』と航空会社AIRDOのコラボレーション開始を記念するセレモニーが開催された。その模様は、こちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックを!