『ドラゴンクエストビルダーズ』が好調な売り上げでランクイン

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年1月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。集計期間は2015年12月28日~2016年1月31日(5週分)。


【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位:モンスターハンタークロス(3DS) カプコン 288.291本
2位:モンスターストライク(3DS) ミクシィ 254.958本
3位:ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ(Vita) スクウェア・エニックス 176.143本
4位:ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ(PS4) スクウェア・エニックス 137.894本
5位:Splatoon(スプラトゥーン)(Wii U) 任天堂 131.982本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位:ニンテンドー3DS(合計) 260.203台(先月1位 ニンテンドー3DS(合計)503.619台)
2位:プレイステーション4 193.184台(先月2位 Wii U 253.209台)
 (ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位:任天堂 83.7万本
2位:スクウェア・エニックス 45.8万本
3位:カプコン 36.3万本

【2016年1月期の家庭用ゲーム市場について】
 1月期の月間ゲームソフトランキングでは、『モンスターハンタークロス』(カプコン/2015年11月28日発売/3DS)が28.8万本を販売し、3ヵ月連続の首位を獲得。また、『モンスターストライク』(ミクシィ/2015年12月17日発売/3DS)が25.5万本を売り上げ、2ヵ月連続で月間2位をキープしています。8位にランクインした『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』(レベルファイブ/2015年7月11日発売/3DS)は、発売から6ヵ月で累計販売本数が207.6万本に達し、ダブルミリオン突破となりました。

 新作では、『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(スクウェア・エニックス/2016年1月28日発売/Vita・PS4_PS3)のPS Vita版が3位、PS4版が4位、PS3版が15位に登場しています。発売から4日間の集計で3機種合計37.0万本を販売し、タイトル別では1月期のソフト市場でトップの売り上げとなりました。派生タイトルではありますが、『ドラゴンクエスト』シリーズの人気を改めて証明する結果となっています。

 そのほかのタイトルでは『龍が如く 極』(セガゲームス/2016年1月21日発売/PS4・PS3)は、PS4版が7位に、PS3版が10位にランクイン。月間販売本数はPS4版が12.3万本、PS3版が9.1万本と合計で21.4万本を販売し、実質4位となる上々のスタートを切りました。約10ヵ月前に発売された『龍が如く0 誓いの場所』(セガゲームス/2015年3月12日発売/PS4・PS3)と比べて、『龍が如く 極』はPS4版がリードする形となっています。

 ハード市場では、ニンテンドー3DS(3DS LL、New3DS、New3DS LLを含む)が4機種合計で月間26.0万台を販売し、3ヵ月連続の首位となりました。また、好調なソフト市場の後押しを受けたPS4が、19.3万台を売り上げて月間2位となっています。

 2016年の年明けは、ハード市場とともに、ソフト市場も活況となりました。さらに2016年2月期は、『進撃の巨人』(コーエーテクモゲームス/2016年2月18日発売予定/Vita・PS4・PS3)や、『艦これ改』(角川ゲームス/2016年2月18日発売予定/Vita)といった注目のタイトルが発売予定となっています。年度末に向け、ゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されます。

<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)