歴代ニーナが総出演のファッションショーからスタート
カプコンがPCとスマートフォンでサービス予定(配信はDMM.com)のオンラインRPG『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』。本作のリリース記念イベントが、2016年2月4日に都内・秋葉原UDXにて開催。トークショーや歴代ヒロインによるファッションショーなどが行われた、こちらのイベントの模様をお届けする。
イベントは、ファッションショーからのスタートという華やかな幕開け。タレントの倉持由香さんを始め、御伽ねこむさん、坂本由奈さん、まゆふぁむさん、茶々助さん、火将ロシエルさんらが、『ブレス オブ ファイア』シリーズ歴代のヒロイン“ニーナ”に扮し、会場中央に設けられたランウェイに続々と登場。その華麗な姿を披露した。
本作独自のシステムや、大胆な課金システムとは?
続いて、本作のプロデューサーを務めるカプコンの杉浦一徳氏と、同じくカプコンの運営プロデューサー・清川一郎氏が登壇。清川氏は、なんと今作のリュウの衣装での登場(これが後の映像の前フリだったとは)。両氏は、本作の魅力やプレイのポイントとなるシステムを紹介した。
■竜変身
シリーズで受け継がれている重要な要素である“竜変身”。今作ではバトルで溜めた竜変身ポイントを消費して“竜変身”を行うと、最大20秒間、全パラメータが300%アップする効果がある。20秒間というと一見短いように感じるが、バトルでは大きな効果となるため、発動のタイミングがカギとなるようだ。
■スキルコネクト
本作独自のシステムで、スキルを連続で使用すると竜変身ポイント(DP)が溜まりやすくなる。
清川氏は、「まずはスキルコネクトでスキルをつなぎ、竜変身ポイントを溜め、ここぞという場面で竜変身を発動させれば強敵を倒しやすくなる」と、スキルコネクトのポイントを説明。続けて、スキルコネクトから竜変身への一連の流れについて、「バトルでの爽快感を大事にしている」とコメント。
■マルチプレイ
杉浦氏が本作最大のウリとアピールするマルチプレイでは、4人パーティーでの完全同期プレイが可能となっている。また、マルチミッションについては、一般的なモバイルゲームのスタミナの概念はなく、何度でもクエストに挑戦できる点を強調した(シングルミッションはスタミナあり)。杉浦氏は『モンスターハンター エクスプロア』を例に出し、カプコンの他タイトルでも“スタミナなし”のシステムは好評を得ており、本作にも採用したと説明した。
■古龍召喚
マルチプレイ時限定の最強奥義で、発動させればラスボス級の相手をも瀕死に追い込むほどの威力。
■城下町
最大100名のムラオサが集結するロビー。100人単位で集まれる場所という点において、他のモバイルゲームではなかなか見られないような、本格的なオンラインゲーム的な設計思想に基づいて制作したという。
■竜の物語
過去のシリーズで重きを置いていたストーリーについて、最新ナンバリングタイトルとなる今作でも踏襲していると杉浦氏が説明。10万字に及ぶ大長編ストーリーとなっており、モバイルゲームの枠にとらわれず、コンシューマータイトルを意識したシリアスな物語が描かれるとのこと。
■釣り
シリーズ伝統のコンテンツとも言える“釣り”は、今作でも楽しめる。清川氏によれば、こだわりにこだわり抜いて、釣りの醍醐味があふれるものに仕上がっているという。多様なルアーや釣り竿が用意されており、キャスティング、水深、タイミングなどが重要となってくる。
実際に“釣り”を行っている映像では、画面下に2種類のゲージが表示。下段のラインテンションゲージを一定に保ちつつ、上段の魚のHPゲージを減らしていく。魚が暴れるとテンションの上下スピードが速くなり、テンションゲージがゼロになったり振り切ったりすると、魚に逃げられてしまう。
次に、本作のサービス概要について。
■最低動作環境
スマートフォンは、Android OS 4.2以上、iOS 8.0以上(iPhone5以上)。PCについては比較的低いスペックのPC(5~6年前の古いPC)でもサクサク動作するとのこと。
■課金
本作のおもな課金要素は、“ミッション追加報酬”と呼ばれるものになる。“ミッション追加報酬”は、ミッションクリア時に無料で入手できる報酬とは別に用意された、有料で入手できる報酬枠のこと。獲得可能な有料報酬を画面上で確認できるため、ほしいと思ったらその場で課金通貨を使ってゲットすればいい。
杉浦氏は売上比重イメージを示し、ガチャで安易に稼ぐというのはプレイする側も楽しくないと思うので、本作独自の課金モデルを導入したとコメント。
■クロスプラットフォーム
本作は、PCとスマートフォン、タブレットで楽しむことができ、同アカウントならどの端末からログインしても同じデータでプレイ可能。
清川氏は、朝は通勤通学時に、昼はランチタイムに、夜は大画面で楽しむなど、生活や環境に合わせて使い分けて快適にプレイして欲しいと、シーンに合わせたプレイスタイルを提案した。
クロスプラットフォームでどこでもプレイ可能ということをアピールするWeb限定CMも公開。清川氏自らが体を張って、バンジージャンプ&プレイにトライしているが、こんなエクストリームな状況には本作は向かないと思う。
■ムラオサ先発テスト
誰でも参加可能なオープンβ形式で実施される“ムラオサ先発テスト”が、2016年2月19日よりスタート。本テストの対応機種は、PCとAndroidとなり、正式サービスへのデータ引き継ぎが可能だ。また、このムラオサ先発テストにて指定の条件を達成すると、正式サービス後に使用可能なゲーム内特典が入手できる。
■今後のスケジュール
ムラオサ先発テスト後、2016年2月24日から、PC版とAndroid版の正式サービスが開始となる(iOSの正式サービスは2016年3月以降の予定)。そして、2016年4月下旬には、早くも大型アップデートを実施。ギルド機能、ギルドミッションの実装や、フェロー機能拡張、ストーリー追加ほか、多数の新要素が用意されているとのことだ。
■コラボレーション
カプコンの各タイトルとのコラボレーションを実施。現在予定されているタイトルは、『バイオハザード』、『ストリートファイター』、『デビルメイクライ』『ヴァンパイアハンター』、『ロックマン』、『モンスターハンター フロンティアG』の6作品となっている。また、カプコンタイトルのほかにもコラボレーションを実施していく予定だという。
■スペシャルメッセージ
本作のイメージビジュアルを手がけたイラストレーター・岸田メル氏からのビデオレターを上映。岸田氏は、「僕も『ブレス オブ ファイア6』をプレイしますので、ゲーム内でお会いできたらぜひ、いっしょに遊んでほしいです。また、イメージビジュアルのニーナがフィギュア化され、とてもいい出来となっていて光栄です」とコメントを寄せた。
ゲーム紹介コーナーの最後には、Web限定CMの別バージョンも公開に。清川氏が(またもや)出演しており、ここでもリュウ姿を披露している。