『新甲虫王者ムシキング』、旧作とはここが違う!
2016年1月30日~1月31日、千葉・幕張メッセにて開催中の、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2016”。本記事では、セガブースで行われた“新甲虫王者ムシキング 闘会議ステージ”の模様をお届けする。ステージには、“虫ドル”として知られるカブトムシゆかりさんと、ネットタレントの百花繚乱さんが、MCとして登壇した。
『新甲虫王者ムシキング』は、かつて子供たちに大人気を博したアーケードのカードバトルゲーム『甲虫王者ムシキング』の後継作品だ。自分のムシカードをスキャンして、対戦相手のムシとじゃんけんで対決し、相手の体力を0にすれば勝ち……という基本システムは同じだが、追加された点もある。そこでMCのふたりが、旧作との違いを紹介した。
ひとつは“Vガジェ”の存在。カブトムシやクワガタの形をしたアイテムで、カードのほかにこれをセットして戦うと、1試合に1回、大技発動のチャンスがある。MCのふたりは実物を手にして説明。ボタンを押すとツノやハネが飛び出すという仕掛けの実演も行った。
もうひとつは“おたすけカード”の存在。ムシカードのほかに3枚までスキャンすることが可能で、条件を満たすと“おたすけわざ”を発動する。ムシカードがカブトムシかクワガタであるのに対し、おたすけカードはそれ以外の昆虫で、アブラゼミやナナフシ、オオスズメバチなどバラエティ豊かだ。カブトムシゆかりさんは、オオムラサキのおたすけカードに対して「日本の国蝶」とコメントするなど、“虫ドル”らしさを発揮していた。
そして、旧作と変わらないのが、大会のおもしろさだという。1月31日には、最大64(ムシ)名の参加者による“最強決定戦”が開催される。
最強決定戦の前哨戦! 8名によるミニトーナメントバトル
最強決定戦を翌日に控え、このステージでは“前哨戦”と称して、8名によるミニトーナメントバトルが行われた。『ムシキング』の大会といえば、小さな子どもたちでにぎわっているイメージがあるのだが、今回の参加資格は“高校生以上”。2003年に登場した旧『甲虫王者ムシキング』に当時夢中になっていた子どもたちも、いまは高校生以上になっているハズ……というコンセプトらしい。8名の大きな参加者たちがステージに上がった。
バトルは1対1での3ラウンド制で、2ラウンド先取すれば勝利。ムシカードも、おたすけカードも、Vガジェも、何を使っても自由というルールだ。
バトルではほとんどの参加者が、ムシカードにSSR“ヘラクレスオキシデンタリス”を使用。ほか、やはりSSRの“ギラファノコギリクワガタ”や“タランドゥスツヤクワガタ”がスキャンされるなか、ひとりだけRの国産“カブトムシ”で戦う参加者が登場し、会場のギャラリーやニコ生視聴者の笑いを誘っていた。カブトムシゆかりさんが声援を送るも、やはり世界の強そうなカブクワたちには敵わなかったようで、惜しくも1回戦で敗退した。
そして決勝も、ヘラクレスオキシデンタリスどうしの戦いに。おたすけカードにSSR“ゴライアスオオツノハナムグリ”&“ニシキオオツバメガ”&“テイオウゼミ”をスキャンし、つよさ480のコウヘイさんと、SSR“オニヤンマ”&“ニシキオオツバメガ”、SR“ゴライアストリバネアゲハ”をスキャンし、つよさ471のミサキさんが対戦。じゃんけんで強さを見せたコウヘイさんの優勝で、前哨戦の幕は下りた。
さて、1月31日に行われる“新甲虫王者ムシキング -闘会議2016 最強決定戦-”は、12時よりアーケードステージでスタートの予定。参加は当日エントリーで、10時から受付となっている。優勝者には“闘会議2016”限定デザインの賞状とデッキケース型トロフィー、ムシカード“タランドゥスツヤクワガタ(超大型)優勝Ver.”、“ネプチューンオオカブト(超大型)優勝Ver.”がセットで贈られるとのことなので、会場を訪れる『ムシキング』ファンは、ぜひエントリーしてみよう。