e-sports SQUARE発アイドル!
東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて、e-sportsアイドルとして“Sun Fairies”がデビュー。2016年1月15日に行われた発表会の模様をお届けする。
Sun Fairiesは、アイドルやタレントのマネージメント事業を手掛けるケースエンターテイメントと、東京の秋葉原に店舗を構えるe-sports専用施設のe-sports SQUAREによるプロジェクト。アイドルとして活動しつつ、女性e-sportsチームとして本格的に活動していくというものだ。
発表会では、e-sports SQUARE店長の本田亮輔氏からSun Fairiesの活動についての説明が行われた。
まずは『League of Legends』(以下、『LoL』)を集中的にプレイさせ、“ゲームを上手くなるコツ”を掴ませたいと本田氏。そのため、当面は『LoL』を集中的に練習するという。ちなみに彼女たちの監督となるのは、『LoL』の国内プロリーグである“LJL”に出場経験のある土井“yunn”優希氏。元プロゲーマーの指導のもと、“ガチのe-sportsアイドル”を育成しようという意気込みが伝わってくる。
Sun Fairiesの初陣となるエキシビジョンマッチも開催
発表会では、『LoL』を使ったゲストチームとのエキシビジョンマッチも行われた。Sun Fairiesにとっては、これが初陣だ。
昨年末から『LoL』の練習に明け暮れていたというメンバーだったが、やはりまだまだ慣れていない様子で、序盤からゲストチームに押されるという展開に。試合中盤までに大きく差をつけられたものの、そこからの集団戦では、Sun Fairiesのメンバーが上手く連携してスキルを続けざまにヒットさせ、相手を倒すといった場面も見られた。結果こそSun Fairiesの敗北だったが、このままyunn氏の指導のもとで練習を重ねれば、大会でも好成績を残せるのではないだろうか? と思わせる内容だった。
最後に、彼女たちのデビュー曲『Ugly tHe WorLd/Sun Fairies』が披露され、発表会は終了となった。
通常のアイドルとは一線を画す活動予定の本気っぷりを見ると、昨今のe-sports人気に乗っかった単なるアイドルというわけではなさそうだ。催されたエキシビジョンマッチを見るかぎりでは、まだまだ発展途上といった感じだが、今後の活動しだいでは、e-sportsの発展に大きく貢献してくれる可能性も。ぜひとも彼女たちの成長に期待したい。