クリーチャー3種の情報もまとめて紹介!

 カプコンより2016年1月21日発売が予定されている、プレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、PC用ソフト『バイオハザード0 HDリマスター』。同作の最新情報として、レベッカの新エクストラコスチュームと、“ウェスカーモード”に関する情報が公開された。

 以下、リリースより。


始まりの恐怖、ラクーンシティ崩壊への序曲
『バイオハザード0 HDリマスター』
いよいよ2016年1月21日(木)発売!
 『バイオハザード』シリーズの始まりを描く『バイオハザード0 HDリマスター』がいよいよ来週1月21日(木)に発売を迎える。
 今回は今作で追加された数々のエクストラコスチュームを紹介しよう。
 “S.T.A.R.S.1996”、“S.T.A.R.S.Prototype”は新公開のコスチューム。本編に登場するS.T.A.R.S.制式コスチュームと比較するのも楽しい2着だ。この2着を含む今回紹介するコスチューム群は『バイオハザード0 HDリマスター』※に全て収録されている。
 最初から解放されているので、プレイ早々のコスチュームチェンジも可能だ。
 またエクストラコスチュームではないが、新エクストラゲーム「ウェスカーモード」でも異なる趣のレベッカを使用する事が出来る。
 そして今回はクリーチャー紹介第2弾もお届けしよう。
 昆虫や多足類での実験から、人間を含む脊椎動物へと移行していったアンブレラ社のB.O.W.(有機生命体兵器)研究の一部を垣間見る事が出来る。
 ※国内版『バイオハザード0 HDリマスター』のみ

■新エクストラコスチュームを公開(1) S.T.A.R.S. 1996
 「S.T.A.R.S. 1996」は1996年に発売されたPlayStation版第1作『バイオハザード』に登場したレベッカのコスチュームをモチーフにしたものだ。
 バンダナに目が行きがちだが、制服そのもののデザインや素材感も、標準のコスチュームとは異なる。バックルなどの細部に目を凝らすほど違いがハッキリするだろう。

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■新エクストラコスチュームを公開(2) S.T.A.R.S. Prototype
 「S.T.A.R.S. Prototype」は2002年に発売されたオリジナル版『バイオハザード0』に先だって制作されたプロトタイプ版『バイオハザード0』でのレベッカの制服をモチーフにしたものだ。ベレー帽に加えて『バイオハザード』登場時のジルのような厚めのショルダーパッドが印象的だ。
 プロトタイプ版『バイオハザード0』の開発は中止され、オリジナル版『バイオハザード0』へと生まれ変わることになるが、プロトタイプ版の映像は公式サイトで好評公開中の「デベロッパーダイアリーPART2」で確認する事ができる。

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■既公開のエクストラコスチュームも一挙公開!
 これまでに公開されているエクストラコスチュームもまとめてご紹介。モチーフとなった原作を紐解くのも興味深い。これらのコスチュームは全て『バイオハザード0 HDリマスター』に丸ごと収録されている(国内版のみ)。

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▲チアリーダー
『バイオハザード DeadlySilence』で初登場したコスチュームだ。 その名の通りチアリーダー姿のコスチューム。
▲ナース
こちらは『バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D』で初登場したコスチュームだ。
▲S.T.A.R.S.1997
『バイオハザード ディレクターズカット』に収録されている“アレンジモード”登場時のレベッカのコスチュームがモチーフ。
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▲スポーツウェア
『バイオハザード2』でウェスカーのデスクを50回調べる事で入手できるレベッカのポートレートがモチーフ。
▲コーディー
『ストリートファイターZERO3』登場時のコーディーの囚人服をモチーフにしたコスチューム。やっぱり手錠がアクセント
▲ウルフフォース
名作『戦場の狼II』をモチーフにしたコスチューム。重火器を持たせて暴れるのが良く似合う。

■新エクストラゲーム“ウェスカーモード”
 エクストラコスチュームに加えて、本作には新エクストラゲーム「ウェスカーモード」も搭載されている。このモードでは 『バイオハザード5』登場時のウェスカーと、彼に洗脳されてしまったかのようないでたちのレベッカを操作して『バイオハザード0』本編を楽しむ事ができる。ウロボロスウィルスの力を手に入れたウェスカーの超人的な能力、圧倒的なパワーで敵をなぎ倒すウェスカーモードは爽快感抜群だ。

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◆ラーカー
t-ウィルス研究の初期段階では投与に最適な生物種を選別するため、さまざまな種がサンプルに用いられた。ラーカーはその際に両生類のサンプルとして選ばれたカエルをベースとした試験的B.O.W.で、人間を丸呑みに出来るほどの巨大な体躯と捕食用の強靭な舌を獲得している。明度によって機能が左右される視覚は退化し、眼球の存在したスペースまでもが中耳腔となり、獲物の接近を察知する鋭敏な聴覚へと発達させている。t-ウィルスによる変異が単純な巨大化に止まるケースの多い節足類に比べ、カエルへの投与では巨大化に加えて索敵機能と捕食機能の向上が見られた点が評価されたが、脳が原始的過ぎるため制御は不可能で、特に近づいたあらゆる物体を見境なく捕食対象とする点が致命的欠陥とみなされ、実用化研究は見送られた。

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▲近接距離で舌攻撃を受け、ラーカーに呑みこまれてしまうと援護なしでは脱出できない。単独行時には即死してしまうのだ。

◆エリミネーター
多数の哺乳類にt-ウィルス投与実験を重ねて選別し、つくりあげられたB.O.W.。知能の高い大型の真猿類を素体としているため簡素な命令であれば指示通りに遂行する事ができる。知能が残存していることから、単純にウィルス感染した人間(=ゾンビ)とは異なり、ウイルス侵食下でも脳の神経伝達が殆ど阻害されることなく安定しているものとみられる。身体、筋力の面でもウィルスの代謝促進機能が有効に働いており、裂けた外皮からのぞく剥き出しの筋組織は、それが信じがたいレベルで急激に増強されたことを示している。一定以上の完成度を示したエリミネーターだが、それでも量産化に踏み切るには能力が不足しているとの判断が下された。この後、B.O.W.開発は更なる発展、性能を求めて遂には人間をベースとした非人道的な研究へと移行していくこととなる。

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▲攻撃力こそ大型B.O.W.に一歩譲るものの、俊敏性を活かした攻撃と、獲物への執着は侮れない。

◆ハンター
アンブレラが開発したB.O.W.としては性能とコストの両面で最も成功したと思われるモデル。競合社による類似モデルも含め、さまざまな派生型も存在する。硬いウロコ状の皮膚と鋭い爪、そして人間をはるかに超える運動性能と命令遂行に最低限必要な知能を備えており、コンセプトであった「対ウィルス装備を備えた兵士との戦闘」への要求スペックを十分以上に満たしている。B.O.W.研究において、人間を素体にした場合にはt-ウィルスによる過度の大脳新皮質侵食により知能を失ってしまう事が課題であったが、ハンターはウイルス投与による形質変化の後、本能的旧脳しか持たない下等生物(詳細は不明だが、外見から爬虫類と推察される)の異種遺伝子を組み合わせることで脳機能を補い、制御性を高めているものと思われる。

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▲耐久力と敏捷性、攻撃力を兼ね備えたハンター。鋭い爪による一薙ぎが脅威だ。

◆プロトタイラント
究極のB.O.W.を目指して開発が進められたタイラント。タイラントは圧倒的な戦闘能力と命令を遂行する知能を兼ね備え、人間ベースのB.O.W.の完成形として洋館事件以降には量産にも成功する事となる。レベッカが遭遇するプロトタイラントは、思考能力の発達不全から完成を目前にしながら育成中止が決定されており(t-ウィルスの作用が強すぎた物と考えられる)、廃棄処分を受けた個体である。
脊椎が露出するほどに外皮の腐敗が進んでいる箇所もあるが、身体機能や耐久力では実用化に至ったタイラントに遜色ないようだ。槍のように巨大な右腕の爪に加えて、左手にも形状変化の兆候が見られ、量産型タイラントが生命危機に瀕した際に移行する暴走モード(スーパー化)に近い、不安定な状態ながら非常に高い攻撃力を有する。プロトタイラントは完成品以上にタイラント=暴君の名にふさわしい“むき出しの凶暴性”を有している。

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▲禍々しい外見に相応しい攻撃力と凶暴性のプロトタイラント