武器固有のアクションで戦略、戦術が多彩に
2015年10月に開催されたネットワークテストを終え、さらなる内容の充実を目指して制作進行中の『DARK SOULS III(ダークソウルIII)』。ネットワークテストに参加した編集者の視点を交えつつ、これまでの情報を3回に分けて総まとめでお届けする。改めて、本作の魅力について迫ってみよう。
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■戦技
本作では、“戦技”という武器固有のアクションが新たに加わり、戦いの駆け引きがより楽しめるようになった。これまでの剣戟バトルと比べて、より戦術の多様性や深みが増し、また、キャラクタービルドの幅も広がるだろう。強力な技が多いため、使いようによっては、起死回生の手段にもなる。
■編集者が体験1
戦技を使用するごとに武器への愛着も深まる
本作は、これまでもシリーズの魅力のひとつであった剣戟バトルに、とくに力が注がれているようだ。新たに“戦技”という概念が盛り込まれ、さまざまな武器で、多彩なアクションや戦術が楽しめるようになる。
強者を目指す人であれば、武器を入手するごとに戦技を試し、敵対プレイなどで腕を磨くことになるかもしれない。本編に登場する武器の数は膨大なので、ひとつひとつ試すのは、なかなかやり応えがあるのではないだろうか。また、いろいろな戦技を試していくうちに、得意な武器が見つかり、武器への愛着もより強くなるかもしれない。
現時点で体験できた試遊版をプレイした全体の感想としては、動きがスピーディーになったので、戦いがつねにアグレッシブな印象。戦技も含めて、ストレスをあまり感じず操作ができたことで、敵に挑むのが楽しくなってくる感じだ。
■敵
本作には、多種多様な敵が登場する。歪んだ炎の剣に照らされ、暗闇に冷たい甲冑が浮かび、幻のような白いヴェールを纏った姿を持つこの“冷たい谷の踊り子”も、そのひとり。長い手足は、ゆっくりと奇妙に動く。その様は、まるで異国の踊り子のようだ。