クリーチャーが事件の鍵を握る!?

 カプコンは、2016年1月21日発売予定の『バイオハザード0 HDリマスター』に登場するクリーチャーの最新情報を公開した。

 以下、リリースより。


始まりの恐怖、ラクーンシティ崩壊への序曲
『バイオハザード0 HDリマスター』

バイオハザード』で描かれる洋館事件前夜の惨劇、黄道特急事件。
黄道特急事件はゾンビが初めて公式に確認された事件だが、リーチと呼ばれる蛭(ヒル)が変異したクリーチャーが事件の鍵を握っているようだ。
そして、他にも昆虫や節足動物が変異したと思しきクリーチャーが多く確認されており、このようなクリーチャー群は『バイオハザード0』作品の特徴とも言える。
今回は『バイオハザード0』を象徴する昆虫を始めとした、“虫”をモチーフとしたクリーチャー達を一挙に紹介しよう。

『バイオハザード0』を象徴するクリーチャー“リーチ”
『バイオハザード0』は黄道特急がヒル型のクリーチャー“リーチ”の襲撃を受けるシーンから幕を開ける。このリーチは物語の導入部だけでなく、各所に登場し『バイオハザード0』の鍵を握るクリーチャーと言ってよいだろう。HD化によって生物感が増し、更に美しく、そしておぞましくなったグラフィック表現にも注目だ。

『バイオハザード0 HDリマスター』“虫”をモチーフにしたクリーチャーたちを一挙公開!!_03

Leech/リーチ
始祖ウィルスの品種改良の為、アンブレラ研究所ではヒルが用いられていたが、リーチはその研究素体と思われる。体長は20cmに達するほど巨大化し、摂食時には口吻からt-ウィルスを含む体液を注入するため、ウイルスの媒介者ともなる。
開発担当者であったマーカス博士はこのヒルに異常とも見える愛情を注ぎこんでおり、リーチは他にも謎を秘めているようだ。

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▲リーチの大群が運転手を襲う!
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▲リーチの卵。孵化前に掃討しなくては…
▲老人に擬態していたリーチの群れに襲われるレベッカ
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Leech(Mimicry)/擬態リーチ
感染対象を凶暴化、巨大化させる傾向の強いt-ウィルスだが、ヒルの感染体であるリーチは背部に眼のような受光器官をもっている他、群体で行動する習性を持つなど独自の進化を遂げている。群体時には人型に擬態し、動きやすい姿を取っているが。レベッカが黄道特急車内で出会う老人のように、静止状態であれば表皮を変質させることでかなり精密な擬態も可能なようだ。
擬態リーチはおびただしい数のリーチが群体行動をとった姿であり、あたかも知能を持った一つの生命体のような振る舞いを見せる非常に厄介な敵だが、群体と言う性質上、高熱や酸など個体同志の結合を解くような攻撃には脆い。

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Giant Spider/ジャイアントスパイダー
自然界のクモがt-ウィルスに二次感染した変異体。2mを超える巨躯を誇る。t-ウィルス感染による巨大化の傾向が顕著に現れた例であるが、昆虫やクモなど節足動物ほどその傾向が強いようだ。巨大化によって毒性も強まっており、ミドルレンジでの毒液攻撃が脅威だ。

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Plague Crawler/プレイグクローラー
プレイグクローラーは生物兵器研究の初期に開発された昆虫型のB.O.W.だ。多種の虫の遺伝子をベースにウィルスと遺伝子操作が施されたキメラ生物である。2mを超える巨躯と腕部の鎌による殺傷力の高さからと攻撃力の面では不足なかったが、昆虫類をベースとしていることから知能の発達が見られず、命令遂行能力に乏しい事から開発は中断され、その後の生物兵器開発は人間を含む脊椎動物ベースへと移行してゆく。
プレイグクローラーは放置と言う形で廃棄された個体が繁殖したようで、幹部養成所の随所に出現する。

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Stinger/スティンガー
自然界のサソリがt-ウイルスに感染したクリーチャー。何者かの実験によって生み出されたものと思われる。t-ウイルスの影響下で頻繁に脱皮を繰り返し、通常の成体の数十倍にも及ぶサイズへと巨大化した。撃ちこまれた銃弾のダメージを殆ど吸収してしまうほどの装甲性能を獲得している。

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Centurion/センチュリオン
昆虫やクモガタ類などの節足動物に対してはt-ウィルスが及ぼす巨大化作用が、より顕著に働く事は比較的早い段階から判明していたが、ムカデに対してはより劇的な効果をもたらした。ムカデは熱帯産の大型種は30cmを超え、ネズミやトカゲなどを捕食する事が知られているが、センチュリオンは全長10mを超える巨大化を遂げている。もちろん原種の持つ獰猛さと肉食傾向はさらに強化されている為、人間に対しても捕食対象として猛威を振るう。
なおムカデが研究対象とされた記録は確認されておらず、センチュリオンの発生は研究の結果なのか二次感染なのかは不明である。

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