ライアットゲームズの初の公式イベントが開催に!

 2015年11月20日、東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて、PCオンラインゲーム『League of Legends』(以下、『LoL』)の運営を行うRiot Gamesの日本法人、合同会社ライアットゲームズが“IWCA日本代表壮行会”を開催した。

『League of Legends』日本サーバー正式オープンに向けたライアットゲームズのイベント第一弾“IWCA日本代表壮行会”が開催に! 世界大会を前に熱い戦いがくり広げられた本イベントをリポート_01
▲平日ながら、会場は立ち見が出るほどの超満員。ライアットゲームズ主催の初イベントということもあり、多くのプレイヤーが注目していたようだ。
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▲司会は『LoL』でのイベント盛り上げには欠かせない室川慎也氏が担当。
▲実況解説は『LoL』の日本プロリーグのLJL(LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE)でもおなじみのeyes氏(左)とRevol氏(右)。

 IWCAは、2015年11月26日から29日にかけてオーストラリアのメルボルンにて開催される、各国の人気投票によって選出された『LoL』のプロプレイヤーたちが国を代表して戦う世界大会“International Wildcard Invitational All-Star(IWCA)”のこと。IWCAの参加地域は、オセアニア、東南アジア、ブラジル、ラテンアメリカ、トルコ、ロシア、日本の7地域。このIWCAを勝ち抜いたオールスターチームが、Wildcard枠としてロサンゼルスでのAll-Starへと参加することになる。

 IWCA日本代表壮行会では、IWCAに出場する日本代表プレイヤー6名を迎え、インタビューやエキシビジョンマッチを実施。イベントが始まると、まずは選手がステージに登壇。LJLに出場する人気プレイヤーたちの登場に、会場のファンからは大きな歓声があがった。

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▲日本代表に選ばれた6名。左からEvi選手(7th heaven)、RainBrain選手(RabbitFive)、Ceros選手(DetonatioN FocusMe)、Meron選手(Ozone Rampage)、D4ra選手(Ozone Rampage)、Mueki選手(7th heaven)。

 続いてライアットゲームズを代表して同社の齋藤亮介氏、本イベントを協賛するロジクール社シニアクラスターカテゴリーマネージャーの古澤明仁氏が登壇。まず齋藤氏から、選手たちに向かって激励の挨拶が行われた。来シーズンからSANKOとともにLJLを進めていくこと、それとともに選手が集中してゲームに取り組めるよう環境整備も進めていく、とコメントした。古澤氏からは、「お祭りごとだけど勝ってほしい。ぜひがんばってほしい」という激励の言葉に加え、ただスポンサーをするだけでなく、ロジクールGのデバイスの割引キャンペーンが行われることを発表した。キャンペーンの詳細は以下のリンクを参照のこと。

ロジクールG League of Legends ALL STAR 応援キャンペーン 特設ページ

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▲ライアットゲームズの齋藤氏は選手たちのほうを向き、激励の言葉を述べた。“環境整備”はつまり日本サーバーのことなのだろうか。
▲熱いエールを送る古澤氏。

エキシビジョンマッチでは日本代表の力を見せつけた!

 イベントはそのままエキシビジョンマッチに移行。日本代表チームは、LJL選抜チーム、LJL 2016 チャレンジャートーナメント出場チームとの対戦に加え、日本代表選手そのものが2チームに分かれての3対3のTwisted Treelineが実施された。

 なお、代表に選ばれたMeron選手は、右手を負傷中とのことで、今回のエキシビジョンマッチには欠場。代わりに代表チームのリザーブであるMueki選手が出場した。

 1試合目はLJL選抜チームとの対戦。7th heavenのYutoriMoyashi選手、Awaker選手、Shinmori選手、CROOZ Rascal JesterのRkp1選手、Lille1選手と、日本代表に実力では劣らない豪華な布陣の選抜チームであったが、Evi選手をの活躍など日本代表チームが選抜チームを終始圧倒。さすが代表と思わせるような、圧倒的な力を見せつけた対戦となった。

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▲なお、今回のエキシビジョンマッチでは、試合を見ながら対戦中の日本代表選手のボイスチャットを視聴者が聴けるという仕組みを導入。壇上のインタビューでは見られないような、選手たちの素を垣間見られたりと、会場の反応は上々だった。

 2試合目はLJL 2016 チャレンジャートーナメント出場チームとの対戦で、試合前に「LJL出場経験者の実力を見せたい」と意気込む日本代表チーム。しかし、1試合目で大活躍だったEvi選手が序盤から狙われ、チャレンジャートーナメント出場チームがリードする展開に。とはいえさすがLJL出場経験者の力か、中盤以降の集団戦で差を見せつけて見事逆転。

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▲2試合目では韓国人プレイヤーのD4ra選手が大活躍。チームメンバーに的確に指示を出すなど、個人スキルの高さを見せつけた。

 3試合目の3対3の対戦では、Evi選手、RainBrain選手がそれぞれチームを率いて戦うことに。RainBrain選手が「代表チーム内での上下関係をはっきりさせる必要があると思う」と挑発すると、Evi選手も「RainBrainさんはチーム最年長らしいけど、そろそろ引退してもらわないと」と言い返すなど、対戦前から会場は大盛り上がり。気になる結果は、見事Evi選手が率いるチームが勝利。負けたRainBrain選手は「まずまずの力を見せてもらえたと思います。まあ、まだまだこれからですね」と負け惜しみのコメントで会場を沸かせつつ、エキシビジョンマッチを締めくくった。

 そして最後に、日本代表チームのユニフォームのデザインを発表。国旗の日の丸をイメージした、スタイリッシュなデザインに、会場からは感嘆の声が漏れていた。

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▲コチラが代表チームのユニフォーム。カッコイイ!

 そして日本代表の試合のパブリックビューイングが告知された。パブリックビューイングは2015年11月28日に、秋葉原のラジオ会館9階のスタジオ、ビリビリAKIBAにて行われる。こちらもライアットゲームズ主催の公式イベントで、来場者には『LoL』グッズが配られるとか。気になる人は足を運んでみてはいかがだろうか?

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▲パブリックビューイングは11月28日の10時から開始。会場で観れば盛り上がること間違いなし!