150名のファンがいち早くお試しプレイ
2015年11月12日、ガストが新作ソフト『ソフィーのアトリエ ～不思議な本の錬金術師～』の体験会＆トークショーを、都内のソフマップ秋葉原アミューズメント館にて開催した。シリーズ最新作となる本作は、PS4・PS3・PS Vitaの3機種でのマルチ展開を予定。時間の経過とともに変わりゆく世界や錬金術を中心として発展するシステム、またWイラストレーターの起用など、注目要素いっぱいの話題作だ。当日はいち早く新たな『ソフィーのアトリエ』の世界を体験できるとあって、多くのファンが集結。体験会に引き続き行われたトークショーも含め、イベントの模様をお届けしよう。
体験会で用意された試遊台は3台。整理券の順番ごとに、ひとりのプレイヤーが10分間遊ぶことができ、トータルで150名が体験プレイを楽しんだ。まるっきり最初からではなく、ある程度ゲームが進んだ状態のデータでプレイできたので、プレイヤーはバトルや合成のシステムもしっかり確認できたようだ。短い時間ながら、ゲームの魅力は伝わったのではないだろうか。
ディレクターと主演声優がトークを展開
体験会が終了後、少しインターバルをはさみ、後半戦はトークショーとなった。出演者は、本作のディレクターである岡村佳人氏と、ソフィーのキャラクターボイスを担当した相坂優歌さんだ。相坂さんが、ゲーム内のソフィーをイメージした赤いスカートのコスチュームで登場すると、さっそく会場からは「カワイイ～！」の声が上がり、和やかなムードのなかでトークショーがスタートした。
トークの最初のコーナーは、“ソフィーについて語ろう”。岡村氏が聞き役となり、相坂さんがソフィーと出会ったときの印象や、好みの衣装、声を演じてみての感想など、ソフィーにまつわる思いやエピソードの数々を披露してくれた。
続いては、“ソフィーのアトリエをプレイ”のコーナーとなり、岡村氏と相坂さんが、実際にゲームをプレイしてアイテム調合に挑んだ。ここでは、どちらの作ったアイテムが強いかを比べる趣向がなされ、バトルで検証した結果、相坂さんが調合したアイテムの勝利という結果に。ディレクターが敗北という予想外の結末に、会場は大いに盛り上がった。
そしてトークショーの最後を飾ったのは、“プレゼント争奪ジャンケン”コーナー。景品は、相坂さん直筆サイン入りのタペストリーで、これが5名に贈られることに。岡村氏や相坂さんと来場者でジャンケンをして、最後に残った5名が勝利者、という段取りだったが、いざジャンケンを始めたら、わずか2回（！）でピッタリ5人が勝ち残り！ この手のイベントでは珍しいスピーディーな決着に、ここも逆の意味で盛り上がり、会場は大きな笑いと拍手に包まれていた。
そんな楽しいハプニングもあり、大盛況のうちにイベントは無事フィナーレに。同日にオープンした、『ソフィーのアトリエ』シリーズにちなんだレストランの情報（欧風ギルドレストラン“ザ・グランヴァニア”）が紹介されたのち、相坂さん＆岡村氏のおふたりが、発売に向けてのコメントを述べ、体験会＆トークショーは幕となった。シリーズのイメージ同様、アットホームな雰囲気たっぷりのイベントだった。
