光吉猛修氏は『ニュールーマニア』の “ハロハロナリヤンス音頭” を熱唱
セガゲームスは、歴代ゲームマシンを擬人化したプロジェクト“セガ・ハード・ガールズ（以下、セハガール）”のライブイベント“セハガガライブ！～ソフトでハードな感謝祭！！～”を、原宿アストロホールにて2015年11月8日に開催した。ここでは、夜の部のステージの模様をお届けしよう。
【出演者】
M・A・Oさん（ドリームキャスト役）
高橋未奈美さん（セガサターン役）
井澤詩織さん（メガドライブ役）
田中真奈美さん（セガ・マークIII役）
高山ゆうこさん（マスターシステム役）
もものはるなさん（ロボピッチャ役）
【ゲスト登壇者】
中裕司氏（アニメ『Hi☆sCoool! セハガール』センター先生役／プロペ）
菅原そうた氏（アニメ『Hi☆sCoool! セハガール』監督）
杉本善徳氏（アニメ『Hi☆sCoool! セハガール』主題歌ほか作詞・作曲）
光吉猛修氏（サウンドクリエイター／セガ・インタラクティブ）
イベントでは、セハガールによるライブはもちろん、“セハガールのハードなSEGA情報RADIO『セハラジ』”でも披露されているアドリブコーナーも展開。今回のアドリブコーナーのお題は“ゲームでデートをした日の夜の電話”となり、恋愛ゲームのヒロインのような、セハガールズたちの甘いセリフをたっぷりと聞くことができた。
中裕司氏、菅原そうた氏、杉本善徳氏を迎えてのゲストトークコーナーでは、セガハードにまつわる赤裸々トークが披露された。登壇した中裕司氏は、自身がSG-1000からドリームキャストまで、31年ほどコンシューマー機に関わっていたことを踏まえ、感慨深い様子で「あのハードたちがこんなにかわいくなって……」とセハガールたちを語っていた。
“思い入れの強いハード”について、中氏はメガドライブ、菅原氏はドリームキャスト、杉本氏もメガドライブと回答。杉本氏は受験生のとき、親と“志望校に受かったらメガドライブを買う”という約束をしただけでなく、先んじて『シャイニング・フォース』を買っておくことで、勉強により力を入れることができたのだという。
中氏はハードの思い出話を披露。セガサターンは“最強の2Dハード”と呼ばれているが、3Dポリゴンは本来表現できない機種であったため、 “スプライト”と呼ばれる映像技術により擬似的にポリゴンを表現したで、これがあったこそセガサターンで『バーチャファイター』を発売できたとのこと。ほかにも、中氏はセガ・マークIIIにてFM音源を鳴らす音源アダプタを同期社員と趣味で勝手に作っていたこと、それがなければセガ・マスターシステムはこの世に生まれなかったことも語っていた。
ここからは、アニメ『Hi☆sCoool! セハガール』の脚本も手がけた岐部昌幸氏の書き下ろしストーリーを、セハガールズたちが生アテレコをするコーナーへ。原宿の歴史や、現代の秘境と呼ばれる“グンマー”などについてキャラたちがボケたっぷりに語り、井澤詩織さん演じるメガドライブや高山ゆうこさん演じるマスターシステムがツッコミを入れるという愉快な内容だった。
光吉猛修氏は、セハガールズの合唱も加えて、ゲーム『ニュールーマニア ポロリ青春』の楽曲 “ハロハロナリヤンス音頭” を熱唱することに。光吉氏はステージでこの曲を歌うのは初めてとのことだが、そうとはとても思えない安定した歌唱を披露していた。
また、光吉氏からは、アーケード向け音楽ゲーム『CHUNITHM（チュウニズム）』に、M・A・Oさんが声優として参加しているオリジナル女子高生バンド“イロドリミドリ”の楽曲が収録されているとアナウンスも。さらに、M・A・Oさんが声優を務めるほか、光吉氏の弟である光吉賢司氏がコミック版の作画を手がけている、テレビアニメ『蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ』のコラボイベントが、『CHUNITHM（チュウニズム）』および『maimai ORANGE PLUS』にて11月10日まで実施中だ。
ライブの最後では、おなじみの『Blooming!!』と、『若い力 -SEGA HARD GIRLS MIX-』が披露。ファンたちはセガハードの名前を合唱するほか、「みんなに幸せが」というセハガールズの呼びかけに「訪れますように！」と応え、大盛り上がりのうちにイベントは終了した。その後は、グッズ購入者を対象したハイタッチ会も開催されていた。
なお、プレイステーション Vita用ソフト『超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル』が11月26日に発売が予定。同作は、コンパイルハートの『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズと、セガ・ハード・ガールズがコラボしたRPGだ。こちらもぜひチェックしておこう。
