ディズニーリゾート内の『KH』イベントはまた格別
既報の通り、2015年11月3日、千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾート内のシネマイクスピアリにて、ディズニーのファンイベント“D23 Expo Japan 2015”開催を記念したイベント“キングダム ハーツ プレミアム シアター”が行われた。
同イベントでは『キングダム ハーツ』シリーズのディレクター野村哲也氏が最新の映像や情報を紹介したり、コンポーザー下村陽子氏がピアノ演奏をしたり、ボイスアクターがビデオメッセージを寄せたりと盛りだくさんの内容となっていた。
ここでは、そんな“キングダム ハーツ プレミアム シアター”の模様をリポートしよう。写真少なめ文字多めですが。
オープニングでは、各作品のプロモーション映像でシリーズを振り返ったのち、ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア、ディズニーインタラクティブ アジアのシニアヴァイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーのJustin Scarpone(ジャスティン・スカルポーネ)氏が登壇。スカルポーネ氏は、また、『キングダム ハーツ』シリーズが世界で2100万が出荷され、ディズニーの長い歴史の中で、もっとも成功しているゲームのひとつであると紹介。「『キングダム ハーツ』ファンだけの特別な体験を最後まで楽しんでください」とイベントのスタートを宣言。
続いて、『キングダム ハーツ』シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーの橋本真司氏が登壇。橋本氏は、ファンと直接触れ合える、こうしたイベントが開催できることに感謝の意を述べつつ、9月に配信されたスマホアプリ『キングダム ハーツ アンチェインドχ[キー]』を紹介し、「ぜひよろしくお願いします!」としっかりアピール。「本日は、最新情報をお届けできると思いますので、ぜひお楽しみに」と挨拶した。
下村陽子氏と中山博之氏によるピアノ演奏
本イベントの最初のプログラムは『キングダム ハーツ』シリーズのコンポーザー下村陽子氏とピアニスト中山博之氏によるピアノ演奏。演奏されたのは、『Dearly Beloved』、『The Other Promise』、『Musiqu pour la Tristesse de Xion』の3曲。下村氏と中山氏がそれぞれピアノを弾くピアノ・デュオ形式で演奏され、重奏アレンジが新鮮。イベント参加者も静かに聴き入っていた。
演奏のあとは下村氏と中山氏のトークが展開。両氏の出会いは『キングダム ハーツ』のピアノアレンジアルバムでのオーディションからということで、かなり長い付き合いでいまはトークの息もぴったりのふたり。だが、最初の収録では深夜0時から4時間かけて演奏したものの、下村氏からは「もう一度」となかなかオーケーがでず、「トイレで泣きました」(中山氏)。だが、下村氏の要求に中山氏も粘り強く応え、「あの苦労があって今日があります」(中山氏)と振り返った。『キングダム ハーツ』シリーズには音楽も欠かせない要素。ぜひ、これからの下村氏と中山氏の活躍にも期待したい。
野村哲也ディレクターも登壇
ピアノ演奏に続いては、待望の最新情報の公開。本イベントは、“プレミアム シアター”と銘打たれているとおり、映像を中心に情報が公開。シリーズのディレクター野村哲也氏も登壇し、同氏みずから内容を解説した。
PCブラウザゲーム『キングダム ハーツ χ[キー]』では、11月5日から新ワールドとしてビーストキャッスルが登場、スマホアプリ『キングダム ハーツ アンチェインドχ[キー]』では、本日(11/3)18時から“みんなでミッキー・コーデ”イベントがスタート。また、明日(11/4)朝4時以降にログインすると、“王様 KHII Ver(★5)”メダルが1枚プレゼントされる。