2対2の5本勝負でワンライフマッチを体験!

 『バイオハザード』の世界を活かした、極限の緊張感が楽しいシューター『バイオハザード アンブレラコア』。TGSで発表され、話題を集めた同作のワンライフマッチを、今回は特別に2対2の編成で体験してみた。白熱した5本勝負の流れを、1試合ずつ動画とともに紹介しよう。

※録画の際、音声の保存に失敗したため無音でお送りしています(ゴメンナサイ!)。実際はリアルな銃撃音や爆発音が聴こえていました!

1戦目

シャッター越しの攻防の結果は……?

【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_01
【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_02
▲シャッターを開けると、そこには銃を構えた敵チームの姿が!
▲銃は敵を追うように撃つより、移動先を予測して撃ったほうが当たりやすいですね。

 フィールド内には大量のゾンビがウロウロしているが、背中の“ゾンビジャマー”が破壊されない限り襲われることはない。無害なゾンビたちは気にせず、両陣営を隔てるシャッターの前に到着。本作では、マップ上に敵の位置が表示されないので(サウンドレーダーから予測は可能)、自分自身の目で視認するしかない……と思っていたら、相手チームは的確にこちらの位置を把握していた様子。恐る恐るシャッターを開けたパートナーがハチの巣にされてしまった。いったん距離を取り、各個撃破を狙うものの、焦りからなかなか照準が合わず、あえなく撃退されてしまう。ゾンビシールドとか活用したかったけど、そこまで頭が回らなく、不甲斐ない結果に。

勝負結果:敗北

2戦目

サウンドレーダーで敵チームの居場所を探る!

【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_03
【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_04
▲画面下のサウンドレーダーに注目。銃を撃ったり、走ったりすると、音の痕跡が赤い波で表示される。こちらを目安に敵の位置を特定しよう。

 銃声や足音に反応して、ミニマップ上に痕跡が現れるサウンドレーダー。敵プレイヤーのアイコンこそ表示されないものの、音の痕跡からおおよその位置が特定可能……という、マップの見かたを理解したことで、敵チームの動きが格段に読みやすくなった。1戦目とは逆に2階からのスタート、見下ろすような形で布陣が敷けたことも幸いし、ひとり目は難なく撃破。ふたり目は接近を許してしまったが、ゾンビバイルによる攻撃が届く前に撃ちまくり、見事迎撃に成功した。

勝負結果:勝利

3戦目

アナログカバーで壁際の攻防が展開するも……?

【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_05
【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_06
▲アナログカバーを利用した壁際での攻防戦。ほかの敵に背後から襲われないよう、サウンドレーダーの確認も忘れずに!
▲自分が倒された後は、このような画面に。

 ある程度地形を覚えた(気がする)ので、3戦目はアナログカバーを活用しつつ、索敵&迎撃に向かおう……と思った矢先、壁越しに様子を見たところを狙撃され、あえなく昇天してしまった。アナログカバーは、スティックの倒し具合によって、覗き込む角度を調整できるだけでなく、目線の高さも変更可能。もう少し安全な角度から様子をうかがったり、しゃがんだ状態から顔を出すなどフェイントを織り交ぜることで、壁際の攻防はさらにおもしろくなったはずだ。反省。

勝負結果:敗北

【CHECK】早々に倒された場合は……?

 本作のワンライフマッチでは、ゲームオーバーになるとトップビューに切り換わり、マップ全体が見わたせる。敵味方両チームの位置関係が分かるため、ボイスチャットで生き残った仲間に助言をして、チームを勝利に導く……といったこともできるのだ。最後まであきらめるな!

4戦目

有利な地形を見つけ出すことも戦術のひとつ

【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_07
【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_08
▲階段など狭い通路は、敵を誘い込むのに最適。だが、こちらの待ち伏せを予測した敵が、ゾンビバイルで壁をよじ登ってくるケースもあるので要注意!

 再び2階からのスタートとなり、少し前進した場所で狭い階段を発見。サウンドレーダーを観察したところ、どうやら敵はダッシュで速攻をかける模様。そこで、階段の手前に匍匐状態で待ち伏せることに。その作戦は功を奏し、階段を上ってきた敵を一気に撃破することができた。逃げ場のない入り組んだ通路など、有利に戦える地形を見つけ出し、いかにしてそこに敵を誘い込むか? また、いかに狙われにくい体勢で待ち伏せるか? というのも、本作の戦闘における重要なポイントと言えそうだ。

勝負結果:勝利

5戦目

慎重に攻めるつもりが仲間とはぐれてしまい……

【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_09
【動画あり】『バイオハザード アンブレラコア』試遊リポート! ワンライフの緊張感がたまらない!_10
▲アナログカバーや匍匐前進を駆使して、慎重に探索。単独で行動すると敵に狙われやすいので、つねに仲間の位置はマップで確認しておきたい。

 4戦目の勝因から、「できるだけ音を立てず、慎重に行動したほうがいいんじゃね?」と、少し移動してはアナログカバー、ときには下水道を匍匐前進で移動するというチキン戦法で攻めることに。だが、それぞれが自分の立てる音だけに注意するあまり、気がつくとパートナーとはぐれてしまうという緊急事態が発生! これはマズいと、慌てて移動しようとしたところ、あっという間に位置を特定されてしまい、あえなく背後から撃たれてしまった。

勝負結果:敗北

 結果的に2-3で負けてしまい、悔しい思いをすることになった今回の5本勝負。だが、緊張感溢れるプレイ感覚は十分楽しむことができた。ゾンビバイルを使って壁をよじ登ったり、ゾンビを盾代わりにするゾンビシールドなど、まだまだ試したい要素はあったものの、今回体験できたのは残念ながらここまで。ちなみに戦闘エリアは、今回遊べた研究所以外にも、過去作のステージを再現したエリアが続々追加されるという。製品版ではエリアごとに、まったく異なる戦略を練る楽しみも増えそうだ。覚えることは多いが、これらをしっかり把握し、極限のサバイバルを思う存分楽しみたい!


バイオハザード アンブレラコア
メーカー カプコン
対応機種 PS4プレイステーション4 / PCWindows
発売日 2016年初頭発売予定
価格 未定
ジャンル TPS / コンペティティブシューター
備考 オンラインプレイ専用