早くゲーム内で使ってみたい!
日本でも11月19日に発売される、エレクトロニックアーツのマルチプレイアクションシューティング『スター・ウォーズ バトルフロント』。先日βテストが行われ、全世界900万以上のプレイヤーが参加したという本作に登場するキャラクターとして、新たに3人のヒーロー/ヴィラン(悪役)の3Dモデルと詳細が発表された。
まずはハン・ソロ。一匹狼の攻撃型プレイヤーで、第1の能力“ラピッドファイア”は、数秒間彼の持つブラスターを高速に連射できるようになるというもの。オーバーヒートの心配はなく、敵の集団を相手にする際や、ダース・ベイダーなどの強力なヴィランに対峙する際にも役に立つという。
第2の能力は“ラッキーショット”。溜め撃ち型の能力で、ビークル(乗り物)やダース・ベイダーの防御を打ち砕く際にも有効。第3の能力は“ショルダーチャージ”。エピソード4でストームトルーパーの集団に突撃した時の戦い方を参考にしたもので、戦闘が行われている場所に飛び込む際だけでなく、離脱のために使うこともできるとのこと。
お次はレイア姫。周囲を助けつつ率いていくサポート型のキャラクターで、彼女の周囲で復活するプレイヤーはオルデラン儀仗兵として出撃することになる。
第1の能力“トルーパーベイン”は、彼女が作中で多くのストームトルーパーを一撃で仕留めていることから生まれた能力で、ストームトルーパーを一撃で倒し、ヴィランに対しても大ダメージ+麻痺を与えるという強力なブラスター攻撃。
一方、第2の能力“強化分隊シールド”は、通常の分隊シールドの強化版で、一部のフォースアビリティーも止めることが可能。しかもトルーパーベインを併用して内側から攻撃できるので、防衛戦などに役立つ。
最後の “サプライドロップ”は、パワーアップやHPブーストなどの強化アイテムを供給する補給系能力。前線でうまく立ちまわって戦力の底上げをしたいところ。
3人目はパルパティーン皇帝で、レイアの対になる帝国軍側のサポート系キャラクター。レイア同様に、パルパティーンの周囲で復活するキャラクターは通常のストームトルーパーよりも強いショック・トルーパーとして出撃できる。
第1の能力は攻撃範囲の歩兵に大ダメージを与える“フォース・ライトニング'”'。自分を中心に全方向に電撃を放つ“チェインライトニング”''という能力も存在する。
また、レイアと同じくサポート系の能力“インペリアルリソース”で周囲へパワーアップやブーストなどを補給することができるほか、もうひとつ移動系能力として“フォース・ダッシュ”を持つ。これは向いている方向に急加速して移動するというもので、ハン・ソロのショルダーチャージ同様、飛び込みにも離脱にも使える。急に出現した皇帝に電撃を食らうのはなかなか辛そうだ。
ヒーロー/ヴィランをメインに据えた小規模対戦モードも
公式サイトでは、彼らシリーズの象徴的なキャラクターをメインにフィーチャーした6対6の対戦モード“ヒーローVS.ヴィラン”についても公開されている。
試合は複数のラウンドで構成され、各陣営3人のプレイヤーがランダムにヒーローまたはヴィランとして選ばれる。ラウンド勝利条件は、相手のヒーロー/ヴィランをすべて倒すか、ラウンド終了時により多くのヒーロー/ヴィランが生き残っていること。ちなみにヒーロー/ヴィランとして出撃してやられたプレイヤーは、一般兵として再出撃できる。
さらに、小規模なモード“ヒーローバトル”と“バトル”についても詳細が掲載。オンライン経由の大人数バトルを基本としている本作だが、このふたつのモードでは1対1の対戦または自分対AIのソロプレイが可能。対人戦はスプリットスクリーン(画面分割)でもプレイでき、完全に1対1で戦うか、それぞれAI兵士を率いる形で戦う。
“ヒーローバトル”と“バトル”の勝敗は、敵を倒して入手する“トークン”を集めていき、どちらかが100ポイントに到達することで決定する。強力な敵はより大きなポイントのトークンを落とすので、数で稼ぐか、大物を狙うかのチョイスが重要。
ちなみに“ヒーローバトル”と“バトル”は、基本となる“バトル”に対して、“ヒーローバトル”だとヒーロー/ヴィランとして出撃できるというのが違い。もちろんヒーロー/ヴィランは強力だが、その分、倒した時のポイントも大きいという寸法だ。