美しくもきびしい雪山で、力の限り生存せよ!
本作は、極寒の雪山で生き延びることが目的のゲーム。外は寒すぎて探索もままならず、限りある資源でやりくりする“サバイバルの緊張感”はトップクラス。重要なのはストーブで、暖を取るだけでなく雪を溶かして飲み水を作ったり、缶詰を温めたりと役に立つ。それだけに、燃料となる薪を発見できたときの安堵感は筆舌に尽くしがたい。文明利器の偉大さを、改めて再確認させられるゲームなのだ。
なお本作は、まだ開発中の“早期アクセスゲーム”。生存記録に挑戦するモードしか遊べないが、現状でもサバイバルものが好きならプレイしないともったいない完成度。アップデートもこまめに行われており、今後に大きく期待できる作品だ。
<大自然の猛威に屈した先人たちの姿も……>
●多彩なエリアを見つけ出せ!
本作には、ハイウェイや岬など、さまざまなエリアが登場。ただし最初から選べるのは湖だけで、ゲーム中で新しいエリアにたどり着くと、次回のニューゲームから選択できる仕組みだ。また雪山といっても、管理小屋や水力発電ダムなど、人工の建造物も多数存在している。
◆生き残るために(1)
寒さから身を守れ!
雪山の気温は、マイナス20度を超えることもある。主人公は寒さにさらされると低体温症になり、最終的には凍死してしまう。雨風をしのげる屋内を探すのが、生き延びる第一歩となるのだ。ストーブにくべる薪は屋外の枝から作れるが、外では体温がすぐに奪われていくため、素早く作業するのがコツ。体感温度を上昇させる衣類を探すことも重要だ。
防寒具に身を包んでも……やっぱり寒い!
凍死しないよう薪ストーブで体を温めろ!
◆生き残るために(2)
食べることも大切!
凍死を避ける拠点を確保したら、つぎは食料を集めたい。廃墟にある机の引き出しや死体からは、缶詰やスナック、ドッグフードなどを入手できる。時間が経つと痛んでしまうので、消費期限が近くなったものから食べていこう。缶詰はストーブがあれば温められるので、寒さの上昇を抑えられる。また、雪はストーブで溶かして、さらに煮沸すれば安全な飲料水となる。
ガマの茎も貴重な食料に
ストーブで飲み水を作れ!
◆生き残るために(3)
資源を求めて探索せよ
安全な屋内に引きこもっていたいが、資源が枯渇してくるとそうもいかず、渋々ながら、外へ出るハメになる。凍えながらも周囲を探索してみると、狼が狩ったのだろうか、鹿の死体を発見し、肉や皮、腸を入手できた。本作は作業台でアイテムも作成可能なので、この腸をもとに小さな罠を作って仕掛けてみた。さて、獲物がかかるのと餓死、どちらが早いだろうか……。
鹿の死骸から腸を取り……
小さな罠を作ってみた!
The Long Dark -- E3 2015 Trailer -- Xbox One Reveal
The Long Dark
メーカー | Hinterland Studio Inc. |
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対応機種 | PCWindows |
発売日 | 配信中(早期アクセスゲーム) |
価格 | 1980円[税込] |
ジャンル | アドベンチャー |