妖しげな地下迷宮に挑む、魔女ノ旅団の物語
日本一ソフトウェアは、プレイステーション Vita用RPG『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』を、2016年1月28日に発売することを発表した。
[関連記事]日本一ソフトウェアがPS Vita用の新作『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』を発表、キャラクターデザインは原田たけひと氏
本作は、一人称視点でマップを進む、探索型のダンジョンRPG。プレイヤーは、魔女“ドロニア”が所有する“1冊の本”となり、彼女の命に従って、伝説の地下迷宮の攻略へと乗り出すこととなる。プレイヤーが引き連れるのは、“人”でもなく“動物”でもない、魔女が作り出した“人形兵”たち。物言わぬ彼らと、1冊の本からなる特異な集団“魔女ノ旅団”が迷宮に挑むとき、妖しげな都を舞台に、摩訶不思議な物語が幕を開ける!
本作ディレクターは、『魔女と百騎兵』を手掛けた泉達也氏。また、キャラクターデザインは『魔界戦記ディスガイア』シリーズでおなじみの原田たけひと氏が務め、音楽は同じく同シリーズを手掛ける佐藤天平氏が担当する。
物語
幽かに魔法が存在する不思議な世界、テネスの物語。
そこにある、妖しげな都、ルフラン市――寂れた辺境の街と揶揄される、その忘れられた街には前人未到の“地下迷宮”がありました。
いつ、誰が作ったものかはわかりません。
世界を統べる財宝があるとも、不死の秘宝があるとも、世界を滅ぼす魔王がいるとも伝えられますが、その真偽は何ひとつわかりません。
わかっていることは、迷宮の中は強い“呪いの瘴気”で満ちており、“人”は半時と生きていられないことくらい。
しかし、あるときそこにひとりの“魔女”がやってきて、迷宮の探索に名乗りを上げます。
魔女の名は“バーバ・ヤーガ”。
街の人々がいぶかしむ中、探索に乗り出す魔女の手には、“迷宮探索唯一の生き残り”といわれる男が残した伝説の書物、“妖路歴程”が握られていたのでした……。
登場人物
◆夕闇の魔女“ドロニア”
「――前人未踏の地下迷宮の謎を解き明かし、さらには未知なる魔法の品を持ち帰る……で、ございますね?」
黒い装束に身を包んだ、黒髪と美貌を持つ魔女。
王に仕える宮廷魔女で、その赤と青の目の色から夕闇の魔女と呼ばれおり、みずからを“バーバ・ヤーガ”と名乗っている。
片足は義足のため、いつも杖をついている。
街では魔女であることを隠すため、人形劇の一座の座長を装っている。
◆魔女の弟子“ルカ”
「うわぁうわぁ~。みてください、ドロニア様!蟹さんです!蟹さんがいますよ!」
夕闇の魔女ドロニアの弟子で一緒に旅をしている。
元気で明るく、泣いたり笑ったりと表情がくるくる変わる。
師匠であるドロニアの身の回りの世話を行っており、
幼いながらも炊事、洗濯、掃除にお使いと、なんでもこなす。
人形劇では広場に集まった子供達にお菓子を配るのが仕事。
【呪われた伝説の書“妖路歴程”】
地下迷宮の唯一の生還者であり、迷宮の奥底まで踏破、その秘密を解き明かしたと言い伝えられる男が残した伝説の書物。迷宮からの帰還後に憑かれたように書きあげたと言われており、その名を“妖路歴程”(ようろれきてい)と言う。
呪われた書物とも呼ばれているが、その後、所在が不明となったため、その真偽のほどは定かではない。
同時に、プレイヤーの魂が封じられている、プレイヤーの分身。自分で動くことができず、いつも魔女の弟子に持ってもらっている。意思の表明はできるが、しゃべったり感情を示すことはない。
世界観
◆古の地下迷宮を持つ都“ルフラン”市
物語の舞台となる辺境の都市。
王都から西の山脈を3つ越えたところに位置する忘れ去れた街で、ほかの都市との交流がほとんどない。
一時期は、地下迷宮の噂を聞きつけた者たちの来訪が後を絶たないこともあったが、あまりの難攻不落ぶりに、いまでは訪れるものもいなくなっているという。
◆地下迷宮
ルフラン市、西区の中央広場にある井戸の底に存在するという噂の迷宮。
さまざまな財宝が眠ると言われているが真偽のほどは定かではない。
また、地下は強い瘴気に満ちており、公式に挑んだ者だけでも、すでに568人の命が地下迷宮で失われており、唯一の生存者含めて、すべての人間がすでに死亡している。
◆魔女ノ旅団
魔女が作り出す“人形兵”。
その人形兵で構成された集団である“カヴン”が複数集まったものを“魔女ノ旅団”と呼ぶ。
人形兵は、魔法生物(マナニア)であり、魔力が豊富な地下空間でのみ、人の姿になることができる。



