幼い彼女は生まれて初めて、「死ぬこと」について考えました。
日本一ソフトウェアは、2015年10月29日発売予定のプレイステーション Vita用夜道探索アクションゲーム『夜廻』について、新たな探索場所や未公開のお化けなどに関する最新情報を公開した。
Story
幼い少女は飼い犬を連れ、赤く染まった夕暮れの道を散歩していました。
しかし、彼女の不注意によって犬は事故に合い、どこかへいなくなってしまいます。
空っぽのリードを引いて帰ってきた少女を見た姉は、犬を探しに外へ飛び出していきました。
ひとり残された少女も遅れて家を出ますが、そこに広がっていたのは、見知った昼間と違う顔をした、不気味な夜の街でした……。
ゲーム概要
少女は消えた愛犬と姉を探すため、懐中電灯を手に暗い夜の街へと踏み出すことに。夜の街には人気がなく、道沿いや道端にあるものは大半が闇に包まれている。懐中電灯の光を灯し、そこにあるものを照らしながら探索を進めていこう。
【探索場所をくまなく歩き、探索の手掛かりを見つける】
探索場所にはいろいろなものが落ちている。中には、拾って道具として使えるものもあれば、その詳細を確認することで探索のヒントが得られるものも。探索場所をくまなく歩き、探索の手掛りになるものを見つけよう。
【夜の闇に紛れ込んでいる、人ではない“何か”】
夜の闇には、人ではない“恐ろしいもの”が紛れ込んでおり、人のような姿をしたものから異形の姿をしたものまで、少女を見つけると襲いかかってくる。懐中電灯の“光”や“拾ったもの”をうまく利用して、彼らから身を遠ざけながら探索を進めよう。
【閉ざされた道を開放し、探索場所を広げる】
探索の道中には、何かによって道がふさがれていたり、鍵の掛かった門や扉によって道が閉ざされている場所がある。そうした場所は、探索中に入手したものや、ゲームの進行によって進めることが可能に。道を開放し、さまざまな場所まで探索範囲を広げていこう。
マップ
◆お寺
街外れの林を抜けた先にあるお寺。誰も住んでおらず、お寺はいまにも崩壊しそうな様相をしている。お寺のまわりには墓地が広がっており、夜な夜な“犬の鳴き声”が響き渡るという。
◆田園地帯
住宅地から少し離れた、田舎の雰囲気が残る地域。田んぼとあぜ道が続く。水辺が近く、昔溺れて行方不明になった者が水死体となって見つかることがある。
◆廃工場
封鎖された廃工場。人の気配はなく、いまは立ち入りが禁止された場所。固く閉ざされた門の先で、少女はこれまでにない恐怖と対面することになる。
お化け
◆首吊り霊
首を吊って死んだ人間の霊。生前の苦しみを忘れられず、悪霊と化して人を襲う。
◆咀嚼する影
霧のような姿で夜の街を漂う影。影に捕らえた者を咀嚼し、呑み込む。
◆巨大霊
たくさんの思念が集まってできた巨大なお化け。異形の姿で夜の街を徘徊する。
【お化けの回避と、探索ルート】
目的の場所に辿り着くための探索ルートは複数存在。進む道によって危険なお化けがたくさんいたり、逆にお化けがあまり出没しない道もある。進むルートが難しいと感じたら、別のルートを探してみるのもひとつの手だ。
物語の謎
【夜の闇の中に消えた愛犬と姉の行方】
探索を進めていくうちに、少女は“犬”や“行方不明の女性”に関わる様々な情報を入手する。街外れにある田んぼでは、最近血塗れの女性が出没するとの噂が。また、夜の学校や商店街など、街の至るところで、少女はたびたび犬の影を発見。果たして愛犬と姉の行方は……？
【誰かが残した探索の道標】
探索中、少女は誰かが残した“メモ”を見つける。それは時に、少女を導く道標のように、探索のヒントが書き記されていることも。誰がいつ、何のために書き残したものなのか？ 真実は闇の中だ。
【闇に潜む巨大な悪意】
夜を彷徨うお化けたちは、少なからず生きている者への“恨み”や“辛み”を持っている。しかし、少女が探索する夜の街には、何か別の“大きな悪意”が闇の中を漂っているようだ。愛犬や姉が帰ってこないのは、その大きな悪意と何か関係があるのかも……。
