俺はこの街で生き残ってみせるんだワン

 Kevin Cancienne氏が、Kickstarterで『Home Free』のクラウドファンディングを開始した。目標額は5万ドル(約600万円)で、日本時間の10月31日午前0時31分までに集まれば成立となる。

 本作は迷子犬になって自動生成された都市で生きる、オープンワールドサバイバルアクションゲーム。残飯を漁ったり人間から奪ったり、奇特な人間におねだりしてみたりして腹を満たし、公園なんかで他のワン公と交流するという、いわば犬のGTA。PCとMacで2016年秋のリリースを予定している。

 トレイラーを見ても三人称視点(三犬称視点?)の犬目線での探索が面白そう。街は自動生成されるだけに、「夕暮れ時にオイシイ残飯を漁れるのはどこか?」とか「日中に犬仲間と交流する公園はどこがいいか?」といったことを、自分でさまよいながら見つけていくのだ。なお出資が6万5000ドル以上集まった場合は港湾地区を追加予定。8万ドル集まった場合はNPCのネコを、10万ドル集まると脚が短い(モーションを独自に開発しなければならない)コーギーなどの犬種が追加される。

まったく、ストリートでサバイバルするのも楽じゃないワン。迷子犬としてオープンワールド都市を生きる犬GTA『Home Free』_01

 また『Home Free』はシングルプレイのオープンワールドゲームだが、最大4人でのローカルマルチプレイに対応した犬アクションゲーム『Dog Park』が付属する。こちらも同作者による作品で、Indiecadeなど数々のイベントに出展され、人気を集めてきた。公園で犬同士がじゃれあってポイントを稼ぐ、脱力系の平和な対戦が特徴だ。