若きララが遺跡の探索に挑む!

 2015年9月26日(土)に東京、10月4日(日)に大阪にて開催を予定している“Xbox One 大感謝祭 2015”。それに先立ち、25日にプレス向け事前体験会が行われた。一足先に『Rise of the Tomb Raider』の試遊台をプレイできたので、その模様をお伝えしよう。ちなみにブースはZ指定エリアなので、プレイできるのは18歳以上のみということにご注意。

『Rise of the Tomb Raider』先行体験リポート 若かりしララの冒険は、想像以上にダイナミック!【Xbox One 大感謝祭】 _01

 『Rise of the Tomb Raider』は、11月12日に発売予定のXbox One/Xbox 360用アクションアドベンチャー。『Tomb Raider』シリーズの最新作で、若き日のララ・クロフトが、初めて遺跡探索を行う物語が描かれる。

 試遊台では、ある遺跡のステージを楽しめた。ケミカルライトのような灯りで周囲を照らしつつ、せまい洞窟を進むララ。だが寿命が尽きたのか、すぐ灯りが消えて真っ暗闇になってしまう。新たなケミカルライトを使用したら、目の前にガイコツが!! いきなりのビックリ展開に心臓をバクバクさせながらも、壁を蹴り壊して先へ進むと、今度はトラバサミのような罠に足を取られてしまった。しかも、目の前からはトゲのついたトラップが迫り来る!

 これはもうダメだ……と思ったが、なかなか倒されない。本作では、このような絶体絶命の状況になると、時間の流れがスローになるようだ。そこでじっくり周囲を観察してみると、トラップを吊すロープのパーツが壊れそうなことを発見。いったん深呼吸し、ハンドガンで慎重に狙いを付けてパーツを撃ってみると……見事撃破! かくして、ララは窮地を脱することができたのだ。

『Rise of the Tomb Raider』先行体験リポート 若かりしララの冒険は、想像以上にダイナミック!【Xbox One 大感謝祭】 _02

 なんか序盤からクライマックスだなあ、なんて思いながら水路のような場所を先へ進むと、行き止まりにたどり着いた。大きな板が吊されていたので、ロープをつなぐパーツをハンドガンで壊すと、その板が水に浮かんで足場になった。さあこれで上へ行ける……と思ったが、ちょっと高さが足りない様子。

 仕方がないので周囲を探索してみると、なんだかボロボロの石壁を発見。ちょっとピッケルで崩してみると、奥から水が大量に流れてきて、水位が上昇した! このように、さまざまなナゾを解き明かして先に進んでいくという、『Tomb Raider』シリーズならではの探索要素は本作でもバッチリ健在だ。

 『Tomb Raider』と言えば、映画のようなアクションも大きな魅力だ。わずかな足場を頼りに壁を登ったり、遠くの足場にジャンプしてギリギリつかまる、といった手に汗握るダイナミックな展開をたっぷり楽しめる。今回の試遊台でも、後半のシーンでガイコツが飾られた棚のような壁をじっくり登っていったり、崩れ落ちる床を間一髪で飛び越えたりと、その醍醐味をたっぷり味わえる。

 なお、隠されたアイテムを捜し出す収集要素も、試遊台でいくつか発見できた。今作では、集めるとララの言語能力が上昇して新たなヒントを解読できるようになる、といった新要素も搭載されているとのこと。製品版ではぜひともコンプリートを目指したいところだ。

 そんな感じで謎解きを楽しみながら遺跡の奥へ進でいくと、ついにお目当ての棺を発見! 以降はネタバレになるからちょっと割愛するが、アレコレあって特殊部隊と銃撃をくり広げながら、崩れ落ちる遺跡から脱出するという熱いシーンに。映画なんかではお約束の展開だけど、優れているからよく使われるわけで、やっぱり盛り上がる! 華麗にヘッドショットをキメながら、崩れる足場をジャンプして進んでいくという、イメージ通りのララ・クロフトの活躍を体験できるわけだ。

 というわけで、試遊台で楽しめたのはここまで。用意されていたのは英語版だったので物語は雰囲気で判断するしかないが、謎解きとアクションという『Tomb Raider』の醍醐味をバッチリ楽しめる内容であった。ダイナミックすぎるララの冒険をいち早く楽しみたい人は、ぜひとも“Xbox One 大感謝祭 2015”会場へ足を運び、その手で体験していただきたい。

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