LJL 2016はファンとともに熱狂を生み出すシーズンに

 2015年9月17日から20日にかけて開催された東京ゲームショウ2015。

 9月20日のLogicool Gブースでは、『League of Legends』(以下、LoL)の日本一のアマチュアチームを決める大会“Logicool G CUP”の決勝戦を実施。決勝戦第1試合の終了後に株式会社SANKOの代表取締役・鈴木文雄氏が登壇し、“League of Legends Japan League 2016”(以下、LJL 2016)に関する発表を行った。

『League of Legends』パワーアップした“LJL”新シーズンが2016年1月に開幕、試合数は昨シーズンの倍以上!【TGS2015】_01
▲LJL 2016のテーマは“Excite with US!!”。これまで以上にファンとの時間的な距離、空間的な距離を縮め、ファンとともに熱狂を生み出したいと語る鈴木氏。

■試合の開催が毎週、水、金、土曜日の週3日に
■毎試合BO3(※1)。ファイナル、セミファイナルはBO5(※2)
■毎週土曜日はオフライン会場で対戦を行う。会場はe-sports SQUARE AKIHABARAか別スタジオのどちらか
■参戦チームを決める“CHALLENGER TOURNAMENT for LJL2016”の開催も決定。募集開始は2015年10月5日から
■LJL 2016の開幕戦は2016年1月中旬を予定。日程は後日、公式サイトで発表

※1……先に2勝したチームが勝利
※2……先に3勝したチームが勝利

『League of Legends』パワーアップした“LJL”新シーズンが2016年1月に開幕、試合数は昨シーズンの倍以上!【TGS2015】_02
▲開催日ごとに2チームがBO3の対戦を行う形式に。また、これまでと同様に2シーズン制で進行され、各シーズンで10週のリーグ戦とプレイオフが行われる。

 2シーズンのリーグ戦という点は変わらないが、大きな変更点は、各チームの対戦が毎試合BO3で行われるということ。各チームは昨シーズンの倍以上の試合数をこなすことになるという。これに対して鈴木氏は「世界に向けて、世界のどの舞台でも力強く活躍してもらうために、より選手に負荷をかけて競い合っていただければ」とコメントした。

 2014年に『LoL』の一大会からスタートし、昨シーズンでは世界大会の出場権を賭けたハイレベルな熱戦がくり広げられるなど、季節を重ねるごとに飛躍していったLJL。“ApeX R Gaming”の解散や、“Immortals 7th heaven”の大幅なメンバー変更など、強豪チーム事情にも大きな動きが見られ、どのような戦いが見られるか、まったく予想できない状態だ。日本の『LoL』シーンを支えるLJLの動向に、今後も期待したい。

 なお、Logicool G CUPの決勝では、“DeToNator”と“SCARZ”という、マルチゲーミングチームどうしの対戦が行われた。結果はDeToNatorが圧倒的な力を見せつけ、3連勝して優勝を決めた。今回、熱戦をくり広げた両チームも、LJLの参戦チームを決めるCHALLENGER TOURNAMENT for LJL2016に参加するかも!? ぜひ注目してほしい。