“赤髪のとも”さんが『ドラゴンクエストビルダーズ』をプレイ!

 2015年9月17日(木)から9月20日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2015(17 日・18日はビジネスデー)。同イベントの2日目となる18日、YouTubeブースのステージで『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』のデモを、人気YouTubeクリエイターの“赤髪のとも”さんがプレイしたので、その模様をお伝えしよう。

YouTubeブースで人気YouTubeクリエイター“赤髪のとも”が『ドラゴンクエストビルダーズ』を体験!【TGS2015】_02
YouTubeブースで人気YouTubeクリエイター“赤髪のとも”が『ドラゴンクエストビルダーズ』を体験!【TGS2015】_01
▲スクウェア・エニックスの藤本則義氏。
▲人気YouTubeクリエイター“赤髪のとも”さん。

 PS4/PS3/PS Vita向けのタイトルとして2016年1月28日に発売予定の『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』。この話題作を赤髪のともさんが、本作のプロデューサーであるスクウェア・エニックスの藤本則義氏をゲストに向かえて、実際にプレイした。ご存じの方も多いだろうが、赤髪のともさんと言えば、サンドボックスゲームに精通しているゲーム実況者。そんなともさんが本作をどのように楽しむのか、非常に気になるところだ。

 本作のシステムなどの詳細は、以下の関連記事をチェックしていただきたい。

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YouTubeブースで人気YouTubeクリエイター“赤髪のとも”が『ドラゴンクエストビルダーズ』を体験!【TGS2015】_03

 今回は時間が限られていることもあり、モノづくりの楽しさをお伝えしたいので、ストーリーは追いかけないとのこと。
 まず最初に、メルキドの跡地にある拠点で、部屋を完成させることに。土のブロックを欠けた場所に配置して、上下2段の壁をきれいに整える。ドアを設置する。たいまつなどで部屋の中に灯りをともす。これで最低限の部屋が認識されるという基本ルールを把握。さらに、この空き部屋にわらのベッドを置くことで、部屋が“わらベッドの部屋”にグレードアップする。と、村人の女の子が部屋にやってきて、ベッドですやすやと寝始めた。この様子に、ともさんも笑みがこぼれていたが、このように自分が作ったモノに、周囲が反応してくれるのも、本作のポイントだ。

 続いて“ピリンの設計図”をもとに作業台がある部屋を完成。これでひと通りの基本工程を体験したところで、藤本氏からお題が。それは「ともちん風『ドラゴンクエスト』っぽい宿屋を作ってほしい」と言うもの(ちなみに“ともちん”は藤本氏独特の呼び方らしい)。
 先ほど作成した空き部屋をベースに宿屋を作ることに決めたともさんは、さっそくさまざまな素材から石垣を選択。中世風の格調高い宿屋を作ることにしたと言う。L1とR1ボタンでブロックを掘る向きを上下に変えられる(PS4版)ので、土でできた床を壊して、床も壁も石垣に統一するようだ。さらに、隣接した作業部屋とつないで、より広い宿屋を作るために、土の壁を壊しては石のブロックを置いてサクサクと新しい壁を作り始める。壁に設置できるたいまつをセットし、わらのベッドをきれいに並べ直し、そのあいだに本棚を置く。外にも無造作に樽を置いたりと、さすが『ドラゴンクエスト』らしさをわかっていらっしゃる! 徐々に宿屋らしい体裁が整ってきたが、さらに2階にバルコニーを作るべく石のブロックを積み上げていく。宿屋の看板を付ければ、もう立派な宿屋の完成だ。
 と、ここで拠点のレベルがアップ! 新たに“料理用のたき火”のレシピを手に入れた。このように、拠点のレベルが上がるごとに、新しいモノが作れるレシピなどが入手できるようだ。さらに大きな木を伐り倒すと、今度は主人公が木材のレシピをひらめいた。これで本棚やこんぼうといった新しいアイテムがさらに作れるようになるそうだ。進めれば進めるほど新たな何かを手に入れ、創造できるモノが増えていく。このうれしくなる感覚は、『ドラゴンクエスト』のキャラクターがレベルアップして呪文や特技を覚えていくものに近い。
 「宿屋なら受付がないと」ということでドアを壊して通路にテーブルを置いてみたり、「バルコニーはくつろげなきゃ」と先ほど作ったバルコニーに椅子とテーブルを置いたり、「アプローチを作ろう」とドアまでつながる通路をブロックで外に作ってみたり……と、「どんどん作っているあいだにこだわりたくなる」とともさんも言っていたように、こだわり始めるとどこまでも突き詰めてしまうのが、本作のおもしろいところ。いくら時間があっても足りないくらいだ。

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 宿屋作りに夢中になっていたら、主人公のおなかもすっかりペコペコ状態に。そこで今度は趣向を変えて、フィールドに出てモンスターと戦いながら、手に入れた果物を食べて回復させつつ、探索の冒険に飛び出す。接地面があればブロックを置けるので、階段代わりにブロックを設置しながら石の山を乗り越えて、なんと“会心の一撃”が存在することもわかったところで、藤本氏が誘うほうへ向かうともさん。そこにいたのは……なんと、キラーマシン! 目を赤く光らせて徘徊するその姿は、どこからどう見ても危険極まりない。さすがのともさんも慎重に近づきつつ、いざ挑戦! しかし、おおきづきではほとんどダメージを与えられないうえに、溜め攻撃までくり出す強敵っぷりに、あっという間に倒されてしまった……。と、ここで残念ながら時間切れ。

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 ひと冒険を終えたともさんは、「まったく新しい『ドラゴンクエスト』で、わくわくします。直感的にプレイできるのでおもしろい」と太鼓判。プレイは短かったが、本作の魅力はYouTube視聴者の方々にも伝わったと思う。もちろん、この要素はほんの一部。もっと深く知りたくなった方は、2015年9月19日と20日にスクウェア・エニックスブースで開催されるイベント“ドラゴンクエストビルダーズ スクール”をチェックしよう。生配信もあるので、会場に行けない方はぜひ!