個性豊かな3ユニット10名の男性アイドルが発表!
MAGES.によるアイドルプロジェクト“B-Project(ビープロジェクト)”の制作発表会が、2015年9月4日、東京・ニコファーレにて開催。10キャラクター中7名の出演声優陣も駆け付け、本プロジェクトの概要や今後の展開など、数々の新情報が明かされた。
8月21日には本プロジェクトのキャラクターデザインを雪広うたこ氏が務めることや、“THRIVE(スライブ)”、“MooNs(ムーンズ)”、“キタコレ”という3つのユニットが公開された“B-Project”(関連記事はこちら)。報道陣や抽選で招待された100名の観覧者、ニコニコ生放送を通じて多くの視聴者からの注目が集まる中、制作発表会は大きな盛り上がりを見せた(制作発表会はニコニコ生放送のタイムシフト機能で視聴可能)。
おもな新情報は既報でお伝えした通りだが、ここでは発表会で明かされたキャラクターや世界観などの情報をまとめてお届け! “推し”を決める際に役立てよう。なお、以下の情報は、制作発表会で出演者などから明かされた情報をまとめたもの。一部実際の設定と異なる可能性もあるので、ご留意いただきたい。制作発表会後には豊永利行さん、加藤和樹さんによる囲み取材も実施。こちらの模様は、記事の後半でお届けする。
まずは改めて、公開されたばかりのPVをおさらいしておこう。本PVで使用されている楽曲は、志倉千代丸氏作詞・作曲による『永久パラダイス』。早くもアニメロミックスにて先行配信が開始されており、順次iTunesなどでも配信予定。
B-project プロモーションムービー
世界観
“B-project”のBには、BOYS、BIG、BEAT……など、さまざまな意味がこめられている。また、“THRIVE”、“MooNs”、“キタコレ”の3組はいずれも大手レコード会社“ガンダーラミュージック”所属という設定。3組中“THRIVE”だけ所属事務所が異なるが、これは事務所の社長どうしが兄弟で、“MooNs”&“キタコレ”が兄、“THRIVE”が弟の事務所に所属しているのだという。ちなみに兄は芸能界のしきたりなどを重視する方針だが、弟は“業界にひと波乱を起こそう!”という野望を抱いている様子。3組が所属するレコード会社に入社した主人公は、新人ディレクターながら、デビューを控えたこの3組を受け持つことになる。
THRIVE(スライブ)
◆左:金城剛士(かねしろごうし/声:豊永利行さん)
・キャッチコピーは“超絶自信家ロンリーウルフ”
・歌に自信を持つアーティスト志向の持ち主
・芝居も評価され、舞台やミュージカルなどでも活躍中
・帰国子女で英語を話すことができる
◆中:阿修悠太(あしゅうゆうた/声:花江夏樹さん)
・キャッチコピーは“無自覚エンジェル肉食ひつじ”
・女性を無意識に口説く、いわゆる“天然タラシ”で極度の方向音痴
・ムードメーカーで、金城や愛染のケンカの仲裁に入ることも
・怒らせると怖いらしい
◆右:愛染健十(あいぞめけんと/声:加藤和樹さん)
・キャッチコピーは“孤高のナルシーたらしフォックス”
・女性に対して手が早いが、相手が本気になると覚めてしまう、駆け引きを楽しむタイプ
・つねにミリ単位で前髪を気にしており、自分の前髪が世界を救うと思っている様子
【11月25日発売のCD『dreaming time』】
・表題曲の『dreaming time』はメンバー紹介曲のようなもの
・THRIVEはアーティスト志向が高いユニットだけに、大人っぽい曲が多い
・ほか、オリジナル楽曲1曲、『永久パラダイス』THRIVE Ver.、オリジナルミニドラマ収録
MooNs(ムーンズ)
◆左端:増長和南(ますながかずな/声:上村祐翔さん)
・キャッチコピーは“完全無欠のパーフェクトドッグ”
・劣等感の裏返しとして、つねに完璧を目指す性格
◆左から2番目:音済百太郎(おんざいももたろう/声:柿原徹也さん)
・キャッチコピーは“難攻不落の冷徹なハリネズミ”
・無口キャラで、クールなシティーボーイ
・霊感が強い
◆中:王茶利暉(おさりひかる/声:森久保祥太郎さん)
・キャッチコピーは“テンション常に前回!お調子者の珍パンジー”
・かなり賑やかなキャラクター
◆左から4番目:野目龍広(のめたつひろ/声:大河元気さん)
・キャッチコピーは“超純真、暴れん坊ベア”
・女性に弱く、ツンデレ気味
・ツッコミ体質で、釈村にツッコミを入れることが多い
◆右端:釈村帝人(せきむらみかど/声:増田俊樹さん)
・キャッチコピーは“頬袋に二次元を詰め込んだ変態紳士リス”
・アイドルは完璧にこなすが、内面は二次元が大好きな変態という飛び道具キャラ
【11月25日発売のCD『Glory Upper』】
・表題曲の『Glory Upper』は爽やかなMooNsならではの楽曲
・ほか、オリジナル楽曲1曲、『永久パラダイス』MooNs Ver.、オリジナルミニドラマ収録
キタコレ
◆左:是国竜持(これくにりゅうじ/声:岸尾だいすけさん)
・キャッチコピーは“完全計算高嶺のキャッツ”
◆右:北角倫毘沙(きたかどともひさ/声:小野大輔さん)
・キャッチコピーは“リアル白馬のライオン王子(キング)”
【11月25日発売のCD『恋セヨ乙女』】
・表題曲の『恋セヨ乙女』は西川貴教作詞曲
・ほか、オリジナル楽曲1曲、『永久パラダイス』キタコレVer.、オリジナルミニドラマ収録
今後の展開
【11月25日(水)、5pb.レーベルよりキャラクターCDが3種同時発売】
それぞれのCDには、表題曲のほか、『永久パラダイス』各ユニットバージョンやオリジナルドラマなどが収録。公式サイトで各表題曲を視聴することができる。西川貴教が総合プロデュースを務めただけあり、いずれもエッジの効いた盛り上がる楽曲ばかり! ぜひチェックしておこう。
【ニコニコ生放送にてレギュラーラジオ番組がスタート】
9月11日(火)22時より、ラジオ番組“ガンダーラBB”がスタート。パーソナリティーを豊永利行さん、加藤和樹さんが務め、月1回配信予定。ほかのキャストがゲストとしてやってくることもあるかも……とのこと。
※配信ページはこちら
「今日このときを待ちわびていました」
制作発表会後には、ラジオでMCを務める豊永利行さん、加藤和樹さんが囲み取材に出席した。
サンプルボイス&キャラクターイラストの先行公開後にキャストが発表されたことについて、加藤さんは「僕らもウズウズしていました。ここからいよいよ始動だなという感じ。楽しみにしてくださっている皆様がより期待できるものを、ここから打ち出していきたいです」と熱弁。笑いの絶えない賑やかな発表会となったが、豊永さんも「和気あいあいとした楽しい感じを、そのまま“Bプロ”の作品に投影できたら」と語っていた。
また豊永さんらキャスト陣は1年以上前から“B-Project”の企画を耳にしており、レコーディングも「結構前から」(豊永さん)行っていたそう。プロジェクト自体に対する印象では、豊永さんが「“やっときたか!”という気持ちが強かったです。お話をいただいたときから発表までの長さから、大きいコンテンツにしようというのを感じたので、モチベーションにつながりました。それから、“あの西川さんが!?”というちょっとしたミーハー心もあって(笑)。この企画中に、ご本人にお会いできる機会を楽しみにしています(笑)」と語れば、アーティストの顔を持つ加藤さんも「アーティストとしてウズウズする部分がありました。アーティストの部分と声で演じると役者の部分が両方出せる場所が“B-Project”。長い年月をかけているので、今日このときを、お客さんよりも僕らのほうが待ちわびていたと思います。大きなプロジェクトなんだなという実感が、いまようやく湧いてきました」と、キャストにとっても念願の発表であったことを明かした。
さらにふたりがMCを務めるラジオに関して、「(西川貴教を始め)制作陣の顔ぶれが豪華なので、アニメや声優が好きな方々以外にもプラスな情報をお届けできるラジオにしたいです。僕と和樹くんふたりのラジオなので、おそらくバラエティー色豊かな感じになるのではないかな、と(笑)」(豊永さん)、「“B-Project”はまだまだどうなっていくのか未知数。僕たちふたりだけではなくほかのキャストの皆さんなども巻き込んで、もっともっと広く、“B-Project”が一大ムーブメントになるように、ラジオから発信していければ」(加藤さん)とアピールした。
次元・性別を超えて、二次元男性アイドルにも波及しつつある“アイドル戦国時代”。豪華スタッフ陣が手掛ける10名のアイドルたちは、CDデビュー以降、どのような活躍を見せるのか。アニメやゲームなど、さらなるメディアミックスは展開されるのだろうか? 引き続き、“B-Project”の動向に注目しよう。