【ファミキャリ!会社探訪(28)】豊富なIP(知的財産)を活かして、多彩なコンテンツを生み出すバンダイナムコスタジオを訪問_08

ファミキャリ!会社探訪第28回はバンダイナムコスタジオ!

 ファミ通ドットコム内にある、ゲーム業界専門の求人サイト“ファミキャリ!”。その“ファミキャリ!”が、ゲーム業界の最前線で活躍している、各ゲームメーカーの経営陣やクリエイターの方々からお話をうかがうこのコーナー。今回はバンダイナムコスタジオ。
 バンダイナムコグループの一角を成すバンダイナムコスタジオは、2012年4月にバンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)の開発部門を分社化し、設立された。家庭用ゲーム機、業務用ゲーム機、オンライン・モバイルを中心に、さまざまなゲームタイトルの開発・制作を行っている。今回は、おもにスマートフォン向けコンテンツの開発を手掛けている部署に所属しているサーバーエンジニアの齊藤啓太氏と塚本沙耶香氏両名に話を聞いた。


バンダイナムコグループは、魅力あるIP(知的財産)の宝庫

【ファミキャリ!会社探訪(28)】豊富なIP(知的財産)を活かして、多彩なコンテンツを生み出すバンダイナムコスタジオを訪問_05
バンダイナムコスタジオ
NE開発統括本部 NE開発本部
NE開発部 NE開発2課
齊藤啓太氏

――最初に、おふたりの経歴から簡単に教えてください。
齊藤啓太氏(以下、齊藤) 以前は、業務用のWebアプリを開発している会社に勤めていました。それまでも、ゲーム関連の仕事をやってみたいという願望はあったのですが、就職活動をしていた5、6年前はゲーム業界への門がとても狭かったのです。その後、ソーシャルゲームが流行ってきて、Webの技術を使ったゲームが作れるようになり、自分でもゲーム業界を目指せるのではないかと思いました。それで、3年ほど前にゲーム業界に入り、昨年バンダイナムコスタジオへと転職しました。
塚本沙耶香氏(以下、塚本) 私の場合は、とくにゲーム業界を志望していたわけではなく、大学卒業後、IT企業に入社しました。その会社では業務用のWebアプリの開発をしていたのですが、だんだんと転職を考えるようになり、転職エージェントさんにバンダイナムコスタジオを紹介してもらいました。ただ、“記念受験”のような気持ちでした(笑)。

――転職するにあたり、バンダイナムコスタジオを選んだいちばんの理由は何ですか?
齊藤 家庭用ゲームなど、もろもろ含めたゲームの中で、“愛するコンテンツ”がもっとも多かったのがバンダイナムコグループでした。そして、そのグループの中で自分の技術や能力を活かせると感じたのが、バンダイナムコスタジオでした。
塚本 最初に入った会社は、社員数が20名ほどの小さな会社だったので、自社独自のコンテンツを持っていませんでした。やがて、仕事をしていく中で、自社開発をしたい、自分で作ったコンテンツを自分の会社のものとして世に送り出して、お客様に楽しんでいただいたり、使ってもらうという体験をしたいと思ったのがきっかけです。それから、自分のIT業界でのスキルレベルが、どのくらい評価されるものなのかを確かめたいという思いもありました。

――サーバーエンジニアという職種のおもな仕事内容を教えてください。また、仕事上でやりがいを感じるのはどういったときですか?
齊藤 私の場合は、App StoreやGoogle Playで配信しているネイティブアプリのサーバー側のプログラミングやサーバーの運営保守を行っています。開発時にはサーバーのスペックアップや環境設定、運用する段階になってからは、ユーザー数やそのときのトラフィックに合わせてサーバーのスペックを調節したり、障害が起きたときはプログラムを修正するといった仕事です。
塚本 私は、アーケードとの連動サイトの開発がおもな仕事です。部署としては、サーバーのインフラ周り、サーバーの選定から構築、開発、運用、保守まですべてを行います。弊社には、アプリケーションを開発できるエンジニアは多いのですが、インフラ周りを支えるエンジニアが少ないので、私の部署でそういったインフラ関連業務を一手に管理しています。
齊藤 同じ部署に所属している人数は、20~30人くらいになると思います。

――会社の雰囲気はどのような感じですか? また、スタッフにはどのような特徴がありますか?
齊藤 入社する前は、とても大きいグループ会社なので、ひとりひとりの仕事がセクションごとにきっちりと区分けされているのではないかと思っていました。ただ、実際にはいろいろなことをやらせてもらえる環境で、我々サーバーエンジニアでも、希望を出せばクライアントエンジニアと話をしたり、ほかの部署の方に随伴するということもできます。
塚本 仕事内容でのギャップは感じませんでしたが、上司や同僚のスキルレベルの高さに驚きました。上司は尊敬できるスキルを持っていますし、同じ部署のメンバーも信頼できるので、働きやすい職場だと感じています。また、勉強会やセミナーなどにも積極的に参加する人が多いです。自分が気になる新技術を調べていると、すでにその研究会に参加している同僚がいたり、個人的に参加した研究会やセミナーに、社内からたくさんのスタッフが参加していたこともありました。

――CEDECなど、セミナーへの参加も積極的だそうですね。
齊藤 まだ実際に講演したことはないのですが、AWS SummitやCEDECなど、我々も今後いろいろなことを学んで、いずれ講演してみたいですね。
塚本 私も講演をしたことはまだないのですが、そういった講演に参加すると、会社のネームバリューもあってか(笑)、いろいろな人とお話させてもらう機会が多いです。そういう機会は貴重ですし、おもしろいお話が聞けますし、得るものも大きいです。