2016年にSoftLayerのインフラを利用したオンラインゲームの運用を開始予定
マーベラスと日本アイ・ビー・エムは、マーベラスが開発を進めるオンラインゲームの新タイトルのインフラとして、IBMのクラウド“SoftLayer”を採用し、2015年7月より日本IBMの技術協力のもと、実証実験を開始したことを発表した。
以下、リリースより。
マーベラスと日本IBM
IBM クラウド「SoftLayer」を基盤としたオンラインゲーム・インフラの実証実験開始のお知らせ
株式会社マーベラス(代表取締役会長 兼 社長 CEO:中山 晴喜/所在地:東京都品川区、以下マーベラス)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下日本IBM)は、マーベラスが開発を進めるオンラインゲームの新タイトルのインフラとして、IBMのクラウド「SoftLayer」を採用し、7月より日本IBMの技術協力のもと、実証実験を開始いたしましたのでお知らせいたします。
IBMの「SoftLayer」は、高品質かつ高速な専用ネットワークを提供しているため、必要な時に必要なIT資源を柔軟かつ迅速に利用できるハイパフォーマンス・クラウドサービスです。今回、実証実験を行うオンラインゲームのインフラは、IBMの「SoftLayer東京データセンター」を利用し、即時対応が求められるゲーム開発において効率的な開発環境の構築を目的としています。更に、「SoftLayer」上でネットワークエンジン「Photon Server」(GMO)を採用することで、リアルタイム、マルチプレイヤー、マッチメイキングに対応したオンラインゲームの開発がより柔軟なサーバー構成で可能となります。
マーベラスは、IBMが保有するベアメタル・サーバー、仮想サーバー、ストレージ、ネットワークなど「SoftLayer」のクラウド基盤の全サービスを享受し、「SoftLayer+Photon」のサーバーインフラにより安定した高パフォーマンスのインフラ構築に取り組んでいきます。
また、世界20カ所以上あるIBMのデータセンターをグローバルなネットワークで利用でき、オンラインゲームの海外展開においても柔軟に迅速に対応することが可能となります。また、サーバー費用などコスト面においても非常に大きなメリットがあり、オンラインゲームの運用コストを大きく削減することができます。
マーベラスは、当実証実験をもとに2016年にリリース予定のタイトルで本格的に「SoftLayer」のインフラを利用したオンラインゲームの運用を開始する予定です。