撮影秘話も飛び出して大盛り上がり！
アイディアファクトリーの人気女性向けゲームを原作にしたテレビドラマ『薄桜鬼SSL ～sweet school life～』が、2015年9月24日（木）よりTOKYO MX2にて放送スタート！ ファミ通.comでは本作のメインキャスト6名にインタビューを実施し、ドラマ版の見どころや撮影中のエピソードなどを直撃。撮り下ろしカットとともに、その模様を大ボリュームでお届けしよう。
なお既報の通り、『薄桜鬼SSL ～sweet school life～』は12月11日（金）～20日（日）、東京・シアターサンモールで舞台作品として上演されることも決定。ドラマ版のメインキャストが舞台にも出演予定なので、ぜひチェックしておこう（詳細は公式サイトへ）。
インタビューには、中村優一さん（土方歳三役）、染谷俊之さん（斎藤一役）、木村敦さん（沖田総司役）、石渡真修さん（藤堂平助役）、稲垣成弥さん（原田左之助役）、井深克彦さん（風間千景役）が登場。口を揃えてチームの強みを「仲のよさ」と語る通り、アツい役者魂が見え隠れしながらも、笑いの絶えない賑やかなインタビューとなった。
原作ゲームでキャラクターを研究
――まずは、本作への出演が決まったときの感想を教えてください。
中村優一（以下、中村） ゲームに疎い僕でも『薄桜鬼』という名前は知っていましたから、最初は単純にうれしかったです。原作で土方歳三を演じている声優の三木眞一郎さんと共演したことがあったので、「三木さんが演じるこんなにもかっこいい人物を実写で演じるのか……」という不安もありましたね。
染谷俊之（以下、染谷） 僕は『薄桜鬼』がもともと好きで、アニメも全部見ていたんですよ。それこそミュージカルも観に行ってました！ だから今回「『薄桜鬼SSL』の斎藤一役が決まった」と言われたときは、『SSL』を知らなかったので「あの『薄桜鬼』の斎藤一が学生だったらどうなるんだろう!?」と、正直うれしさよりも戸惑いの方が大きかったです。『薄桜鬼』のストーリーは、“超ハッピーエンド”というわけではないですよね。それが魅力だと思うんですけど、今回台本を読んでいるうちに、彼らが現代に生きていて、学生生活を送っていたら……と想像して、「幸せな感じがいいな」と。だんだん『薄桜鬼SSL』の斎藤一を演じるうれしさが大きくなりました。
木村敦さん（以下、木村） 僕も『SSL』は知らなかったので、役が決まって初めて『SSL』をプレイしました。沖田総司が『薄桜鬼』の中でも人気のキャラクターであることは知っていたので、役が決まったときは本当にビックリして、信じられなかったんですよ。でもだんだん嬉しさがこみ上げてきました。
石渡真修さん（以下、石渡） じつはオーディションの時点では、どの役を演じるかの指定がなかったんですが、初めて台本を読んだときに「この明るくてヤンチャ感じだと、平助かな？」と感じてはいました（笑）。最終オーディションでどの役を演じたいのかを聞かれて、「合いそうな役は藤堂平助だけど、やりたい役は斎藤一」と答えたら、平助になりました。プレッシャーというよりは、平助を演じられる楽しみのほうが大きかったです。
稲垣成弥さん（以下、稲垣） 僕がいままで演じてきた役のなかでもここまでカッコイイ人物はあまりいなかったので、すごく楽しみでワクワクしました！ 役が決まったときに初めて『薄桜鬼SSL』のゲームをやったんですけど、めちゃくちゃ難しいんですよ！ 自分の力で攻略したかったので何回か挑戦しましたが、誰ともハッピーエンドになれなかったので、攻略法を読んでがんばりました（笑）。
井深克彦さん（以下、井深） 僕が演じる風間千景は、オレ様な感じと言いますか……ほかのメインキャラクターとはちょっと違って、マイペースで、自分の世界があるキャラクターです。魅力的なキャラクターだからこそ、ファンの方もたくさんいるので、最初はものすごくプレッシャーでしたね。そんな彼を僕が演じきれるのか不安もありましたが、監督と相談しながら撮影して行くうちに、人間味のある風間千景になったかなと思っています。
――皆さん原作のゲームをプレイされているんですね。
稲垣 クリアーするのがマジで難しかったです！ 誰からも告白されずに終わったのが2回くらいあって（笑）。
中村 難しいよね。僕も全然わからなくて、攻略法を調べました。ミニゲームが全然できなくて！
稲垣 ミニゲームをちゃんとクリアーできなかったら、ちゃんとエンディングに行かないんですよ。いちばん最初にやったときは、最後まで行ったら全員から告白してくれると思ったので、めっちゃ愛想を振りまいてたんです（笑）。そしたら誰からも告白されなくて！ ひとりしか選んじゃダメなんですね。
中村 僕は土方がしゃべっているときはイヤホンをして、どういう風にセリフを言ってるのかというところまで参考にしました。
木村 僕もゲームをやりました。攻略法を知らないままやっていたら、稲垣くんが「こうやったら攻略できるんだよ」と教えてくれて。でも難しかったです。水鉄砲のミニゲームがとくに難しかったです……。
石渡 ゲームの平助は幼なじみの千鶴ちゃんといっしょのシーンが多く、友だちみたいな雰囲気だったので、それを参考にしました。ひざまくらとか、キュンキュンするシーンは「これを僕もやれるんだ」と思いました（笑）。
――ちなみに、皆さんふだんはゲームをされますか？
石渡 僕はけっこうやります。プレイステーション4の『Destiny（デスティニー）』がめっちゃ好きで。ガチです（笑）。オンラインでプレイするFPSなんですけど、すごく楽しい。
木村 僕はしょっちゅうアプリをダウンロードするんですけど、すぐアンインストールしちゃいます（笑）。
稲垣 僕は『ウイニングイレブン』をやってましたね、ずっと。サッカー少年ではなかったんですけど（笑）。
中村 男どうしが集まると『ウイニングイレブン』やるよね。
染谷 『スマブラ』とかね。
稲垣 俺『スマブラ』めっちゃ弱い（笑）！
井深 わかる。僕もめっちゃ弱い（笑）。とりあえずカービィを使えばなんとかなる（笑）！
