投票は9月1日まで。結果は8日に発表。

 Microsoft Studiosに所属するデンマークのゲームスタジオPress Playが、次に開発するタイトルをファンに投票して決めてもらうというプロジェクトをスタート。3タイトルのプロトタイプを提示し、意見を募っている。投票にはXboxアカウントでのログインが必要で、締め切りは9月1日を予定。結果は8日に発表される。

 Press PlayはXbox Oneのローンチタイトルのひとつだったアドベンチャーゲーム『Max: The Curse of Brotherhood』などを開発したスタジオなのだが、提示している3つのプロトタイプは、ややファンシーなイメージに反し、どれもアグレッシブでファンキーな出来! というわけで3タイトルを紹介していこう。

■俺の最強乗り物で荒野をかっ飛ばすぜ!“Project: Karoo”

 まず最初の候補Project: Karooは、オープンワールドのマルチプレイなカーアクションゲーム。プレイヤーはブロックを組み合わせて自由自在に各種乗り物を作成し、それに飛び乗って世界を探索することができる。
 乗り物はクルマ、飛行機、ロボとアイデア次第でいろいろ作れるが、物理エンジンを無視した無茶な作りをするとヘロッヘロの代物が出来上がる寸法。だがそれもまたよし!

■一人称視点の自動生成ダンジョン探索ゲーム“Project: Dwarka”

 お次の候補は“Project: Dwarka”。ドワーフになって自動生成された地下世界を掘り進み、お宝ゲットを狙うダンジョン探索ゲーム。Co-op(協力プレイ)ベースで、RPGのようなレベル制やアビリティなどのアップグレードも存在。キャンペーンモードだけでなく、どこまで進めるか挑戦する“スカーミッシュ”モードなども予定しているとのこと。

■協力が重要な(協力するとは言ってない)サバイバルゲーム“Project: Knoxville”

 3つ目の候補は“Project: Knoxville”。3人称視点のマルチプレイのサバイバルアクションゲームで、プレイヤーたちは映画「バトルランナー」のような生存ショーのチャレンジャーとして過酷な環境に叩き込まれる。
 生き残るには協力が不可欠だが、裏切られる可能性もあるというジレンマをどう乗り越えるか? 死亡したプレイヤーは単に退場するわけではなく、狼として復活するといった形で死亡後も干渉できるので、恨みを買ったプレイヤーは散々な目にあうかもしれない。

 また一般的なサバイバル系のゲームと異なり、飢えの概念やアイテムのクラフト要素などは排除し、10分から20分程度でワンサイクルになるようなサクッとプレイできるシンプルなスタイルを提案。さらに生存ショーということで観戦者モードもあり、チャレンジャーのスポンサーになったり、誰が生き残るか賭ける要素なども検討している。