映画化権はウィザーズ・オブ・ザ・コーストに復帰
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが展開するファンタジーテーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。RPGジャンルそのものに大きな影響を与え、数々の傑作ビデオゲームを生み出してもいる本作の新たな映画化が発表された。
発表を行ったのは、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ。すでにデヴィッド・レスリー・ジョンソン氏(「タイタンの逆襲」ほか)による脚本も完成しているとのこと。
本作の映画化権については、2001年公開の映画「ダンジョン&ドラゴン」などを手掛けたSweetpea Entertainmentがワーナーと組んだ新作を企画する一方、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの親会社であるハズブローはSweetpeaが持つ映画化権の無効を主張し、ユニバーサル・ピクチャーズへのライセンスを計画。ハズブローとSweetpea間で2013年より法廷闘争が行われていた。
今回の発表はそれが和解合意に至ったことによるもので、映画化権はウィザーズ・オブ・ザ・コーストに復帰する方向で決着。一方でSweetpea Entertainmentのコートニー・ソロモン氏とアラン・ゼーマン氏が、ハズブローのCEOブライアン・ゴールドナー氏らとともに共同プロデュースの形でプロジェクトに加わることが発表されている。