売上高、営業利益ともに前年同期を上回る

 2015年7月30日、カプコンが平成28年(2016年)3月期 第1四半期の連結業績(2015年4月1日~2015年6月30日)を発表。売上高は145億41百万円(前年同期比51.9%増)、営業利益は20億26百万円(前年同期比59.8%増)、経常利益は21億35百万円(前年同期比74.5%増)、四半期純利益は15億69百万円(前年同期104.9%増)となった。

 デジタルコンテンツ事業においては、『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』が底堅く推移したほか、前期に発売したタイトルのリピート販売やダウンロード版も、海外を中心に健闘したとのこと。一方、オンラインゲームは、訴求タイトルの不足などにより、苦戦したようだ。

 アミューズメント機器事業では、新規パチスロ機『バイオハザード6』が1.9万台を販売。収益向上のけん引役を果たした。

 2016年3月期の業績予想については、2015年5月7日決算発表時の業績予想からの変更はない。