もっとも得票を集めているのは……
E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2015の会期に合わせて行われたマイクロソフト主催による“Xbox E3 2015 Briefing”にて発表され、大きな反響を集めたXbox Oneの後方互換の実現。
マイクロソフトの関係者の話によると、後方互換はエミュレーターで対応しており、サービスが本格的に実施される年末までにはXbox 360用ソフト100タイトルがプレイ可能になるとのこと。今後どのタイトルがラインアップされるかに関しては、「ファンの皆さんからのご意見を参考にしつつ、パートナーさんの要望も判断して決めていきたい」とのことで、今後いったいどんなタイトルが対応されるのかが気になるところだが、米マイクロサイトの公式サイトにて興味深い調査が実施されている。こちら、ユーザーが希望するXbox Oneの後方互換を実現するXbox 360用ソフトを投票により選んでもらうというものだ。調査は、ユーザーから直接フィードバックをもらい、開発やサービス改善の参考にすることを目的に行なったもので、必ずしもこの結果が反映されるというわけではなさそうだが、北米のゲームファンの嗜好を知るひとつの目安にはなるかも。
現在もっとも得票を集めているのは、『コール オブ デューティ ブラックオプス II』。全世界で屈指の人気を誇る『コール オブ デューティ』シリーズだが、今年は最新作である『コール オブ デューティ ブラックオプス III』が発売されるということもあり、「前作を遊んでみたい」というファンが多かったようだ。僅差で『レッド・デッド・リデンプション』や『ジ・エルダースクロールズV:スカイリム』など、ゲームファンの評価も高い歯応えのあるタイトルが続いている。ランキングを見ると、総じて『コール オブ デューティ』シリーズの人気が高いようだ(上位10タイトル中5本!)。
マイクロソフトきってのIP『Halo』シリーズは、2014年に発売された『Halo: The Master Chief Collection』に収録されていない、『Halo: Reach』が全体で5番目に票を集めている。国内開発タイトルでは、37番目に『Dark Souls(ダークソウル』が入っているのが目を引くところだ。
以下、上位10タイトルを紹介する。
・『コール オブ デューティ ブラックオプス II』
・『レッド・デッド・リデンプション』
・『ジ・エルダースクロールズV:スカイリム』
・『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』
・『Halo: Reach』
・『コール オブ デューティ ブラックオプス』
・『Gears of War 3』
・『Fallout 3』
・『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』
・『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』
日本のユーザーに同種に投票を実施すれば、当然違った結果がになるわけで、日本のファンのご意見も、ぜひともうかがってみたいところではある。