CMキャスティングに「異議あり!」 ゲームは「異議なし!」
週刊ファミ通のニュースページ“エクスプレス”にて連載中の、ゲームに関連した著名人へのインタビューコーナー“Face”。今回のゲストは、カプコンより発売中のニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』のテレビCMなどに出演しているお笑い芸人、山崎弘也さん(アンタッチャブル)と、カンニング竹山さんです。
『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』
ニンテンドー3DS/カプコン/7月9日発売
5800円[税抜](6264円[税込])、ダウンロード版は5546円[税抜] (5990円[税込])、『特別装丁版』は7300円[税抜] (7884円[税込])
『逆転裁判』シリーズの新プロジェクト。19世紀末の日本と倫敦(ロンドン)を舞台に、新たな“法廷バトル”がくり広げられる。新米弁護士・成歩堂龍ノ介となって、絶体絶命のピンチから逆転無罪を勝ち取るのだ。
山崎弘也(写真左)
1976年生まれ。埼玉県出身。通称“ザキヤマ”。お笑いコンビ“アンタッチャブル”のボケ担当で、多数のバラエティー番組などに出演している。
カンニング竹山(写真右)
本名、竹山隆範。1971年生まれ。福岡県出身。バラエティー番組に出演するかたわら、ドラマや映画、テレビCMなどで俳優業もこなしている。
ニンテンドー3DS『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』TVCM 犯人じゃないって篇
ニンテンドー3DS『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』TVCM 異議あり篇
『大逆転裁判』は、新米弁護士・成歩堂龍ノ介と大探偵シャーロック・ホームズが“共同推理”などで協力し、名コンビで事件を解決していくアドベンチャーゲーム。本作のCMキャラクターを務め、成歩堂とホームズにも負けないくらい名コンビぶりを発揮している山崎弘也さん(アンタッチャブル)とカンニング竹山さんに、撮影時のエピソードなどをうかがった。
——CMでの共演は、今回が初めてだったそうですね。
山崎弘也(以下、山崎) うれしかったですね。CMってだけでもうれしい話なのに、憧れの竹山さんといっしょだなんて!
カンニング竹山(以下、竹山) 何言ってんだよ(笑)。テレビでの共演はたくさんありましたけどね。テレビに出始めたのが大体同じ時期で、当時を考えると、CMで共演するというのは、なかなか考えられないことでしたよ。
——CM撮影はいかがでしたか?
山崎 竹山さんのプロフェッショナル感と言いますか、「あ、アマチュアじゃないな、プロだな」と、ひしひしと感じましたね。
竹山 何のプロだよ……。ザキヤマね、本番直前までずっとうるさいんですよ。そのくせ、なんだかんだでセリフ噛むし忘れるし。
山崎 いやー、僕はまだ不慣れな部分が多いんですが、竹山さんはね、プロですから。喉の調子も完璧に仕上げてきていたしね。
竹山 いや仕上げてないよ、ふつうだよ! あ、ザキヤマの目を見ながら何かをするというのは変な感じでしたね。バラエティーではあまりないシチュエーションですから。
——撮影時に苦労した点は?
竹山 こいつが本番中に地味に足踏んでくるとか、ずっと後ろから服引っ張ってくるとか、そういうことは多々ありましたね。こいつ飽き性なんですよ。撮影って同じことを何度もくり返すので、そういうのが苦手だから何かしら遊びを見つけようとするんです。
山崎 苦労なんか少しも感じさせない、すばらしい現場でしたねー。
竹山 苦労とかしたことないだろ、どの現場でも!
——ズバリ、CMの出来栄えは?
山崎 ゲームの世界観も、衣装を着た僕たちもバッチリですよ!
竹山 俺らはバッチリじゃないよ! 完全に僕とザキヤマそのままのイメージです(笑)。モノマネできるわけがないカッコいいキャラクターたちを無理やりモノマネやってみた、って感じですね。イメージで言うとお互い、ぜんぜん違うし、完全にコントですよこれ。
——本作の印象はいかがですか?
竹山 撮影の合間に少し触らせてもらいまして、“陪審バトル”かな? いろいろな人が一斉にいろいろなことを話すから、「けっこう奥の深い作りになっているのでは」と思いましたね。
山崎 早くプレイしたいですね! なんと言ってもシャーロック・ホームズは俺がモデルですから。
竹山 モデルじゃないよ、やらせてもらってるだけだよ! 俺もザキヤマも『逆転』シリーズ作品はプレイしていて、芸人仲間もけっこうプレイしているので、そんな作品の新プロジェクトのCMに出演させてもらえるというのは、すごく光栄なことだと思いましたね。
——ところで、最近、「異議あり!」なエピソードはありましたか?
山崎 今日の朝、竹山さんに迎えに来てほしかったのに電話に出てくれなかったんですよ。で、もう僕が諦めて家を出てるだろうなっていうタイミングで折り返ししてくる。この件に「異議あり!」。
竹山 異議ないよ、そんなの。先輩に迎えに来いって電話してくるお前に異議ありだよ!
山崎 あと、あれも貼ってくれてないですよね、“ザキヤマが乗ってます”っていうシール。それも「異議あり!」だな。
竹山 絶対買わないよ! っていうか売ってないし!
——それでは、最後に読者の方へメッセージをお願いします。
竹山 待望の新プロジェクトということで、皆さんお待ちかねでしょう。CMはあくまでパロディーみたいなもので、ゲームはしっかりしていますので、この夏、ぜひ『大逆転裁判』を楽しんでください。
山崎 僕たちのソフトだと言っても過言ではない。それくらい気合が入ってますので、ぜひプレイしていただきたいですね。そして僕とシャーロック・ホームズを見比べて、「ホームズ的なところがあるな」とか、「ないな」とか……。
竹山 いやパッケージ見りゃわかるよ(笑)。ゲームの合間にでも、僕たちのCMのことを思い出してニヤニヤしてほしいですね。
山崎 皆さん言いたがると思うんですよ。「山崎とザキヤマのキャスティングに異議あり!」と。
竹山 どっちもお前じゃねーか! それに異議ありだよ! CM見ながら、この記事を読みながら「異議あり!」と、ファンの方々に言ってもらえたら成功だと思います(笑)。
大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-
メーカー | カプコン |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS |
発売日 | 2015年7月9日 |
価格 | 5800円[税抜](6264円[税込])、ダウンロード版は5546円[税抜] (5990円[税込])、『特別装丁版』は7300円[税抜] (7884円[税込]) |
ジャンル | 大法廷バトル |