声優みんなが「ユカノの胸は豊満である」のナレーションがお気に入り!?

 アニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』の劇場先行上映イベント“ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン~シネマ・サンダーボルト~”が、2015年7月19日にTOHOシネマズ六本木にて行われた。ここでは、その模様をお届けしよう。

『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』森川智之さんらが作品へのツッコミやトリビアを披露!? 劇場先行上映イベントをリポート_05
『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』森川智之さんらが作品へのツッコミやトリビアを披露!? 劇場先行上映イベントをリポート_06

 『ニンジャスレイヤー』は2010年よりTwitter上で連載が始まった小説で、書籍化、オーディオドラマ化、コミカライズなどのメディアミックスがされてきた人気作。そのアニメ版となる『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』も大きな話題となり、来週7月23日には15回目の放送を迎えようとしている。

【記事修正 15:55】
記事初稿時に15回目の放送が6月23日としておりましたが、正しくは7月23日となります。お詫びして、訂正をいたします。

 先行上映イベントには、以下の出演者が登場した。

【出演者(敬称略)】
森川智之(ニンジャスレイヤー役)、速水奨(ダークニンジャ役)、種田梨沙(ユカノ役)、水島大宙(スキャッター役)、上田燿司(アーソン役)、てらそままさき(ビホルダー役)白熊寛嗣(アースクエイク役)、小野健一(MC)、1/1スケール可動式ニンジャスレイヤー人間

『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』森川智之さんらが作品へのツッコミやトリビアを披露!? 劇場先行上映イベントをリポート_04

■コメントの多くが“ ツッコミどころに”!?

 イベントでは、まず第1話と第2話の英語吹き替え版の上映が、スキャッター役の水島大宙さんと、アーソン役の上田燿司さんのふたりによる“ 生オーディオコメンタリ―”つきで行われた。

 水島さんと上田さんのコメントの多くは、 “紫色の寿司は何の魚を使っているのか”、“ニンジャスレイヤーのタクシー運転手への変装が完璧すぎるためにバレない(実際は変装していない)”などの、“ 作品に対するツッコミ”だった。ほかにも、水島さんが英語吹き替えの声優の演技を聞いて、上田さんと似ていたことをはやしたてたり、おふたりが英語吹き替えならではの格好いい発音を復唱する一幕も。また、上田さんは第1話でのラオモト・カン のセリフ「捨て置けい!」が、英語吹き替えの音声では「Kill Him」と正反対の意味になっているのではないかと、気になってしょうがなかったそうだ。

 その後にTwitterで募集された質問におふたりが答えていくコーナーでは、『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』第1話のニコニコ動画での再生回数が160万回を超えたというアナウンスがあったため、水島さんは「ウワーッ!」「グワーッ!」が480万回くらいは再生されたのではないかと概算していた。また、MCの小野健一さんからは、英語吹き替え版のニンジャスレイヤー役の声優は、じつは『ドラゴンボール』のベジータ役と同じ人なのだという情報も寄せられていた。

■森川智之さんからはたくさんのトリビアが披露

 続いて、第5話と第6話の上映では、ニンジャスレイヤー役の森川智之さん、ビホルダー役のてらそままさきさん、アースクエイク役の白熊寛嗣さんが生オーディオコメンタリ―を行うことになった。

 上映中、森川さんからは『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』にまつわるトリビアがつぎつぎに披露。それは、たとえば “第5話では、ほかの回にあるフラッシュアニメが一切使われていない” 、“第5話は、たったひとりが原画を担当している”、 “第6話で指を折るシーンは、原作では3本までだったのに、アニメでは1本多く折っている”、“エンディングでは、死んだ人物が灰色で描かれている”などだった。また、森川さんは第6話にあるナレーション「ユカノの胸は豊満である」がお気に入りのようで、この後の質問においてもたびたび口にして、ファンから大きな笑いをもらっていた。

 質問コーナーでは、てらそままさきさんがお寿司が苦手な理由を告白することも。また、白熊さんは台本に書かれている「グワーッ!」の叫び声をそのままの音で演じることに抵抗があったなど、収録現場での裏話も披露された。

■シルエットだけでも「ユカノの胸は豊満」!?

 第11話の上映では、ダークニンジャ役の速水奨さん、ユカノ役の種田梨沙さん、森川智之さんが生オーディオコメンタリ―を行った。

 種田さんも、(自身が演じている)ユカノの胸が豊満であることはシルエットだけでわかると、森川さんと同じく胸の大きさを気にしていたようだ。また第11話で大いに盛り上がったのは、ニンジャスレイヤーとダークニンジャが「イヤーッ!」「グワーッ!」と言い合うやりとりが何回もくり返されるシーンだった。種田さんはそのシーンを観て、視聴者がテレビが壊れてしまったと思うのではないかと、心配をしていたいう。

 質問コーナーでは、森川さんと速水さんが「イヤーッ!」「グワーッ!」と言い合うシーンを再現したり、速水さんまでもが「ユカノの胸は豊満である」を独特のトーンで言うこともあった。

■“ニンジャスレイヤー人間”の正体は?

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 先行上映となった第15話では、“TK from 凛として時雨”の楽曲“Fantastic Magic”がエンディング曲として流れた。この楽曲は、TK from 凛として時雨の2枚目のソロアルバムからの提供となる。

 ここで、会場に“ 1/1スケール可動式ニンジャスレイヤー人間”が登場。彼の正体は第5話でバンディットを演じていた声優の広瀬淳さんだ。広瀬さんはまだまだ自分が新人だと自称しており、その生真面目さが先輩声優かたちからとても気に入られていたようだ。

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▲声優たちがファンといっしょにグッズ情報を観ることも。

 イベントは、声優たちの「豊満どすえ!」の声とともに締めくくられた。

 なお、現在『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』のBlu-rayおよびDVDの第1巻が発売中。サウンドトラック『ニンジャスレイヤー フロムコンピレイシヨン 「忍」』は7月22日に発売となり、タワーレコード渋谷店B1F“ CUT UP STUDIO”では8月1日より発売記念イベントが行われている。そのほかの情報も、ぜひ公式サイトでチェックしておこう。

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▲ “忍殺メンポ”(マスク)をつけて記念撮影